なかなか今年は行ける日がなくて、やっと行けた日は満開の日が少し過ぎました。。。
去年に引き続き、吉野@奈良です~
近鉄吉野駅下車、そこから今年はバスで、できるだけ上へ登ってしまいます~~
(ちなみに↑は吉野駅夕方の写真)
若干本格的に混む前に到着できたので、そんなに並ばずにバスに乗れました。
しかも座れました、ラッキー
私達が乗り込んだ後すぐに、バス待ちの列が長くなってました。
駅前からバスで下千本を通り越し、中千本辺りまで来ました。
ここからバスを乗り換えて、上千本を通り越し奥千本を目指します。
が!ご覧の通り↑、奥千本行きのバス、なんと90分待ちでした
(私が帰る頃には120分待ちになってました)
「そんなの待ってられるかー!」と歩いて行かれる方もいましたが、約2時間弱とGoogleマップセンセーがおっしゃるので、山道をそんなに歩ける自信も無く、待ちました。
4台のマイクロバスがシャトルしています。
なんだかんだ、しゃべりながら待っていたら早いものです。
待っている間、係のおじさんがいろんな事を話してくれます。
とても細い山道なのに、この観桜期に遠方・他府県ナンバーの車、おじいちゃんおばあちゃんの車、わけわからん若者の車がこの道を行くのだそうで、そんな細い山道になれていない人達がたくさん紛れ込むものだから、謎の渋滞が起こったりしてスイスイ行くはずのシャトルバスもスムーズには行かない!
結果、バス待ち90分なんて事になる!
この時期、吉野に車で来るのは無謀ですから。。。
迷惑ですから。。。
どうぞ、公共交通機関を皆さん利用して下さいね。
さて、バスは奥千本口に到着。
到着すると、金峯神社(金峯山寺じゃないよ)の鳥居が目の前。
ご覧の通り、ここは大峰奥崖道、修験道の修行のお山です。
ここの鳥居の扁額には、「修行門」と書かれています。
なんとか~
奥千本まで来たら、桜がたくさん残ってました。
私が行った日の3日ほど前が、満開日でした。
でもまだなんとか綺麗でしょ?
ちなみに~
↑の写真の所は、今後の桜の生育・保護のため、立ち入り禁止区域。
私はその立ち入り禁止のロープの外から写真を撮らせていただきましたが、皆そのロープ潜って入る入る。
写真は奇跡的に人がほとんどいないときに撮りましたが、四方八方から人がここへ登ってきて人だかりになってました
この中でお弁当まで食べちゃってる人もいました。
せっかくのすばらしい吉野の桜、未来にも残していって欲しい。
私達が出来ること、やっていきましょうよ。
結構高くまで登ってきているにもかかわらず、結構暑い日で汗ばみました。
金峯神社が見えてきました。
とても古く趣のある社殿。
そこに向かって伸びる階段に、参拝の人が並びました。
金山彦命を御祭神として祀る神社さん、お詣りするの初めてのような気がするー。
この日ここにお詣りに来れた感謝を伝えます
この神社さんからぐるっと遺跡巡りのハイキングコース、上り下りあわせて約40分コースもあったのですが、パスしてしまいました。
おそらく普段は無人なのであろう金峯神社の授与所が開いていて、御朱印やお札にお守りがいただけます。
御朱印帳は持ってきていなかったのですが、めったにいただけない気がして、そう思うといただいておきたくなって、書き置きを求めました。
するとですねぇ、書き置きがあるわけではなく、その場で書いて下さり、その後朱印を下さるのですよ!
なんて丁寧なのでしょう!
ありがたくありがたく頂きました
さて、帰りは金峯神社から歩いて下っていきます。
山を下るって、結構足に応えますよね・・・
だけど、あの90分待ちのバスを諦めて登ってこられる方の方が、相当キツいはず。
途中で足の付け根がつっていらっしゃったのかな?な方も・・・
いつかお詣りしたい、お会いしたいと思っていた閼伽井不動明王(あかいふどうみょうおう)さんがいらっしゃいました!
私は奥千本からまだもっと登らないと出会えないと思い込んでいたので、こんな所にいらっしゃるとは思わず。
歩いて下ってきたからこそ出会えたと言うことで、感動
修験道の修行をする方々をいろんなことから守る、ものすごーーく強力なお力のあるお不動さんだそうです。
ついているどんな悪いもの、魔、もズバッと切って取って下さるそうですよ。
分る人にはきっと、すごーいパワーが放出されているのが前を歩くだけでも分るようです。
どうですか、写真からも伝わりますか?
このお不動さんの後ろ、木々がばったばた倒れていたのですが、遠くから見るとその倒木が宙に浮いて見える物もあってびっくり。
こちらのお不動さんが、それらの木々や土砂が道路にまで落ちてこないように、まるで遮って支えてくれてるみたいだなぁと思いました。
牛頭天王さんがいらしたのね~
でも明治時代の神仏分離でなくなってしまったのね・・・
その昔はとても栄えていて、盆踊りなんかも行われていたんですってよー
どんどん下っていったところで、吉野水分(みくまり)神社に到着。
こちらは「子守宮(こもりのみや)」と呼ばれ、子授け・安産・子供の守護神として信仰されている神社。
主祭神は、水の分配を司る天水分大神(あめのみくまりのおおかみ)
とても風情のある境内でね。
見事な桜の木が美しく
優しい空気が漂っていました。
こちらには西行さんの像もあって、なんとなく皆さん気になるのか立ち止まってじっと見ている方が多かったです。
ものすごーく古い、何時代だったかしら?の御神輿も展示されていました。
古くてすばらしいものがたくさん残っている神社さんでした。
御朱印は書き置き分をいただきましたが、御朱印帳があれば書いてもらえます。
普段はこの吉野水分神社にて、金峯神社の御朱印やお札、お守りがいただけるようです。
時間があれば、しばらくぼーっと座って御神氣をいっぱい浴びていたいなぁ~と思うくらい、桜が美しくて癒やしな神社さんでした。
↓後で読みたいと思って取っておいたのですが、読みにくいかも~~
まだまだ所々に残る桜を愛でながら、どんどん下ります。
途中のお店でみたらし団子が美味しそうだったので、いただきましたよ
去年は行くのを諦めた、花矢倉の看板発見!
下千本・中千本の桜が一面に見えるところですが・・・
既に葉桜、桜が、ない、全くない・・・
もっと早くに来てたら、見事な景色だったと思います~
真ん中辺りに見えるお堂が、金峯山寺。
そこ目指して歩いています。
絶景が見れる特等席で、お食事やスイーツがいただけるので、葛とフルーツのポンチを頂きました
さて、金峯山寺の蔵王堂に到着。
いつもとは逆の入り口から入ります。
観桜期は毎年、ご本尊御開帳の時期なのです~
と、本堂へ進む前に気がついたのは、後醍醐天皇さん縁のお稲荷さん
本当は吉野神宮へ後醍醐天皇に会いに行きたかったのですが、時間的に無理で残念に思っていました。
こんなところで縁のお稲荷さんにお会いできるとは、ご縁を感じます。
毎日後醍醐天皇に、「もうすぐ吉野に行きます」とお話ししていた私。
桜の時期に今年も来れたお礼と、吉野神宮に行けなくてごめんなさいと
狛狐さんがカラフルで、とてもお可愛らしい~
本堂拝観料を納めて、お久しぶりの青の蔵王大権現さん3体と大好きな木像蔵王大権現立像さんに、ご挨拶。
最後にこの時期だけ設けられる、青の蔵王大権現さんの真ん前に仕切られた小部屋で、1人1人個別に蔵王大権現さんと対話が出来る、この時期特別なきかくがありまして、今年もしっかりお話ししてきました。
(参拝者が多いときは、複数人でになります)
とてもありがたい~~
さて、どんどん下っていきます。
参道のいろんなお店を見ながら下るのは、楽しい~
あちこちワープできる道もあるので、どんどんワープして下ります。
黒門を出たら、もうすぐ駅までのロープウェイ乗り場。
ちょっと疲れたので、今年はロープウェイで駅まで行っちゃいます。
乗車予定の電車が来る1時間前には駅に戻って来れました。
夜桜ライトアップもあるためか、今から来る人も。
駅前では様々なソフトクリームが売られているんですが、今年は黒蜜葛餅ソフトにしました~
やっぱ吉野は葛でしょ
行きも帰りも、近鉄さくらライナーです。
快適に行き来できました
お土産の萬松堂さんのお団子
草餅、桜餅、絶品です
ああ、堪能した
来年もまた行けると良いなぁ~
読んで下さってありがとうございます~
ちなみに去年はこんな感じでした↓