こんばんは。アロームです。
先週の通信トラブル以降、掲載が追いつかない状態が続いていましたが、ようやく追いつきつつあります！
本日はカリフォルニアとサンフランシスコより上陸のブルワリーをご紹介します。
2016年設立のサンフランシスコのブリュワリー。ホップフォワードなビールを中心に、革新的なビールを数多く生み出しています。
ユニコーンダストを昨日飲みましたが、白ぶどう・メロン系の華やかでフレッシュなホップアロマに、甘味を抑えたややドライな味わいで、最後まで飲み疲れしないバランスに仕上がっていました。
・ザ・グレイト・ゴールド・ハイスト (West Coast IPA)
昨年のAQ11周年ツアーで日本に遊びに来てくれたマジック・ジョンが、Barebottleを卒業前に造ったウエストコーストIPA。ビタリングも香り付けも人気のStrataホップのみを贅沢に使用。IBU 75.9のガツンとした苦味と爆発的なホップのアロマ。
・ユニコーンダスト (Hazy IPA)
Barebottleの大人気定番ヘイジーIPA。レシピは昨年のAQ11周年ツアーで日本に遊びに来てくれた、Barebottleオーナーのレスター・コガ。口当たりは非常に軽くてスムースでありながら、アロマは濃厚。クラシカルなMosaicとCitraホップに、AzaccaとHuel Melonを加えることで香りは飛躍的に変化。そこにほんの少し投入したラクトースが、トロピカルホップスの特徴をより一層引き立たせる。
・ニュー・ジム・メンバーシップ (Hazy IPA)
年に一度、Barebottleチームが前年お気に入りだった原材料を使って仕込むヘイジーIPA。オーツ麦や小麦をたっぷりと使用し、ホップスにはEl Dorado、Idaho、新種ホップのHBC 586 Cryo。これらの材料で作った麦汁を Imperial A38 Juiceイーストで醸すことで、トロピカルフルーツのアロマがたまらない、ジューシーで柔らかい口当たりの絶品ビール。
・ジュースサイエンス (Hazy Double IPA)
Barebottleの準定番。ラガーからトリプルIPAまで幅広く使えると言う万能ホップ、Altusにスポットライトを当てたジューシーすぎるヘイジーダブルIPA。オレンジジュースやパイナップルの弾ける香り。
2019年設立のカリフォルニアのブリュワリー。創業者の2人は民話や神話が好きで、そこからインスピレーションを受けたビールを造っており、ネーミングのオゴポゴも、北米先住民の伝説に登場するネッシーのような生き物にちなんでいます。
ブーマンを早速飲んでみましたが、中庸という表現がぴったりの味わいで、何杯でも飲めそうなバランスの良さでした。
・ブーマン (Belgian White Ale)
オランダのおとぎ話、「ブギーマン」からのインスピレーション。ブルワリー設立初年の2019年、初めてのチャレンジにも関わらずThe Great American Beer Festivalで銀賞に輝いたOgopogoを代表するビール。コリアンダーとオレンジピールを使った素朴で伝統に忠実な仕上がり。
・ナハトクラップ (Schwarzbier)
ドイツ南部の民話、「夜のカラス」からのインスピレーション。漆黒の液体に乗る真っ白な美しい泡。チョコレートやコーヒーを想わせる、ロースト麦芽の香ばしいアロマから始まり、口に含むとほろ苦さに交わる優しいコク。基本に忠実で、見た目とは裏腹にすっきりとした何杯でも飲める味わい。
・ベキ (West Coast IPA)
古代インド・サンスクリット神話のカエル、「ベキ」からのインスピレーション。Ogopogoの定番IPAで、Mosaic、Cryo Mosaic、Idaho 7、Citraでダブルドライホップを施しており、松や柑橘のパンチのあるアロマと、シャープな苦味が特徴的なクラシカルなウエストコーストタイプ。
・シャーリー (Hazy IPA)
アイダホ州に伝わる民話のネッシー的生物、「シャーリー」からのインスピレーション。OgopogoのフラッグシップのヘイジーIPAで、Idaho 7、Mosaic、Citraの3種のホップを用い、ジューシーでありながら比較的ドライで、甘さは少ない仕上がり。Ogopogoらしい優しくドリンカビリティの高い味わい。
