以下、どこかで拾った記事ですが…
その家庭で夫は「縦の物を横にもしない」ような人だった。
妻は、夫に不満を持ちつつも、ことを荒立てないよう容認していた。
息子には、そんな男にならないでほしい。
将来、家事ができる夫になるよう、子どもの頃から躾けてきた。
その甲斐もあり料理や洗濯、掃除など一通りのことはよくできる子に育った。
息子が結婚後、ほどなくして嫁から「もう離婚したい…」と相談があった。
よくよく聞くと家事のかの字はおろか「縦の物を横にもしない」とのこと。
あれほど躾けてできるようにしたのに…
母親は愕然とした。
息子に聞いてみると…
「家事を躾けられたのは、自分が子どもだからだと思っていた。
自分が育った家では、父は家のことは一つもしない。
でも仲が良かったので、夫婦とはそういうものが理想なのだと思っていた」と。
自分の子育ては、どこかで間違ったのだ。
母親は、息子に家事を躾けた意味を諭したそうだ。
それ以降、息子は家事もするようになり、息子夫婦は離婚を回避できたとか。
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このストーリーは、ネット上に落ちているネタかもしれないけれど…
子は親を見て育つ。
それが良い手本か悪い手本かは関係なく、
親のやっていることを、無意識にそのままを真似る習性がある。
真似るが極端になると、同じものになろうとする。
家庭がこの世の全てな幼少期の子にとって、親は無条件に憧れの存在だから。
この刷り込みは、無意識下にずっとあって、ぼんやりとそれを引き継いでしまう。
そして、それに支配されることを意識できない。
親の背中をみて育つとは、そういうこと。
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