IFAの設立のきっかけを知る 『誰も言わなかったアロマテラピーの本質』ご感想 | アロマ&心理カウンセリング 心とからだのセルフケア @東京 調布

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心とからだの健康はセルフケアから。セルフ・カウンセリング、AEAJアロマテラピーアドバイザー・アロマハンドセラピスト資格認定教室 アロマシオン主宰
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2022年2月に『誰も言わなかったアロマテラピーの本質』読解セミナーVol.4を開催しました。

AEAJ認定教室 調布アロマシオン主宰、アロマテラピー研究室でも活動し、web制作する島田さつきです

 

    

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2022年2月に『誰も言わなかったアロマテラピーの本質』読解セミナーVol.4を開催しました。
この記事では、Vol.4を受講された方のご感想を掲載いたします。
 
『誰も言わなかったアロマテラピーの本質』とは…
翻訳によって日本にアロマテラピー広めた髙山林太郎氏の最後の著書にして、たった10日で回収・発売禁止となった幻の書籍です。このセミナーは、2020年から始めましたが書籍まるごと取り上げるため、全7回を予定しております。

既に終わった回は、リクエストをいただき2名以上になれば開催しています。

 

  読解セミナーVol.5 2022年6月開催

ただいま、『誰も言わなかったアロマテラピーの本質』読解セミナーVol.5の参加者を募集中です。2022年6月開催分になります。

 

  『誰も言わなかったアロマテラピーの本質』セミナーVol.4ご感想

今回もあらゆるところで、高山林太郎さんのスタンスがしっかりとはっきりと感じられました。
本でもブログでもSNSでも、その発信者のスタンスが分かったうえで(了解したうえで)、その発信内容を読むということは、私は大切なことだと思います。
それこそ「全体像」がなんとなく感じられるから。
ふわりとした全体像、それはおそらく文字や言葉に明確に変換することのできないエネルギー的なことも含んでいます。
高山林太郎さんにピシャリと一言言われてしまうかもしれませんが・・・。


この回では、英国IFAの設立のきっかけを知ることができたことが興味深いことでした。
(私自身はIFA資格はないが、周囲に資格保持者達がいることと、資格取得までの大変さを聞いているので)
そのことと関連して、それぞれの人の役割や得意分野のようなことについても、おもしろいなと感じました。
例えばロバートティスランドさんなら、彼が感じていた自分なりのアロマテラピーの世界があり、それを世に発信したことでそこに共鳴した人々と、共鳴しない人々がいたり、感情的なきっかけにより連盟が設立されたり。

なにかの知識や知恵などを世に発表することが、金儲け目的だったか、自己表現だったか等、それは本人のみぞ知ることですが、とにかくそれをきっかけとして、国を超えて広がることになった情報。

この回の最後の方で、すこしホッとしたことがあります。高山林太郎さんは、“新しいものの見方や知識などを徹底的にいろいろな方面から探求する” というような姿勢がある方なのだと知ったからです。
特にこの “新しいものの見方” というところで、この方が自分の枠外のものも知ろうとする心を持っているのだと。
そんなことを思っていた自分に対して「あ、私はすっかり高山林太郎さんに対して、ある固定イメージを抱いていたのだな」と気づいたりもしました笑。

 

  知るで広がる自分の世界

英国IFAの設立のきっかけを知ることができたことが興味深いことでした。

IFAの話題は、私も面白いなぁ~と思いながらこの物語をみていました。

英国のアロマテラピーを語るうえで、外せないマルグリット・モーリー女史は、この物語をどのように眺めていたでしょうね…自分の思い描いていたアロマとは違うものだったでしょうか。

 

ガットフォセや、バルネ博士など、あらゆる元祖と呼ばれる人々がいる中、時にそれは歪曲され伝わります。

それは故意であったり、理解不足であったり…

それが知られると困る業界からの弾圧というのもありますし、商品としてあたかも魔法の道具のように、違うもののようにすり替えられたりもします。

 

もちろん、新たな知見による発展的なものもありますが。

 

特にアロマテラピーの世界は、他の植物療法と異なり、歴史的には浅いと言われています。

つまり、噂の域を超えないわからないことがだらけということです。

 

“新しいものの見方や知識などを徹底的にいろいろな方面から探求する”

これは何だろう?と思うと、とにかく知りたくて思いつくあらゆる手を使っていたようです。

この高山先生の探究心は、既に幼少期からあったようです。

 

実は、この4月に高山先生の遺作が刊行されました。

娘さんが遺稿を発見され、葬儀の時、先生の弟さんが紹介されていました。

数年の時を経て、弟さんの手で書籍となりました。

 

副題『疎開少年の戦中戦後メモリー』のとおり、アロマテラピーとは関連のない幼少期の体験記です。そこには、小学校に上がる前から、家の本を読み漁る林太郎少年の姿がありました。

 

 

「知りたい」という欲求は、ヒトならではだと思います。

そして、それは生きているからこそ、遂げられるものではないでしょうか。

 

歴史をみると、知識を得られるのは、一部の人間に限られていた時代があります。

しかし、現代は先人たちが探求してくれたものを、余すことなく知る権利を持っています。

私たちには、まだまだ知らないことだらけです。

 

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アロマテラピー研究室は、翻訳によって日本にアロマテラピー広めた故・髙山林太郎氏が創設。

髙山氏から後継人指名をされた林さんとともに、髙山氏の思いを引き継ぎ、髙山氏のアロマ遺産管理とアロマテラピー啓蒙活動をしております。