2018年のリブログします~「カウンセリング系」記事です。
AEAJ認定教室 調布アロマシオンを主宰し、アロマテラピー研究室でも活動中の島田です。
2018年にあげたブログです。
変わってしまった人に がっかりするわけ
https://ameblo.jp/aromasion/entry-12370476237.html
この記事の中で私は、
なんであの人が、あんな風に変わってしまったの?
と、もやもやしてがっかりしています。
そして、その方に対して「憤り」すら感じています。
その心の奥には、その人が好きだから という感情があったりします。
好感をもっていた人が、好感を持てなくなるように変わってしまった。
それが、憤りに繋がっていたんですね。
期待を持つこと。
こうであって欲しいと願うこと。
人を「認める」のは、自分の価値観に沿っている前提があります。
その価値観は、他の人も同じとは限らず、もし似ていたとしても、自分独自のものです。
独自な価値観だと、言葉づらではわかっているのに、心では腑に落ちていない。
心のどこかで「他の人も、私と同じように感じているはずだ…」といった具合に。
ヒトはだいたいが、このような矛盾に陥ります。
自分の価値観で他人を測って、勝手に期待して、勝手にがっかりしてる。
ヒトは、しばしば、この価値観に縛られることで苦しい人生を送ってしまいます。
セルフ・カウンセリング®では、自分の価値観を自分で気づいていくことができます。
ああ、私はあの人が好きだったんだなぁ…
そんなことに気づいたのでした。
その人に好感を持っていたからこそ、がっかり感が大きかったのだと。
さて、この気づきに至って、だからその先どうした?
と、問われるかもしれません。
日本人の一番のマズさは、1+1=2である。
という「解」だけを欲するところです。
じゃあどうすればいいの?
簡潔に言うとその答えは「自分で考えろ」ってことなのです。
じゃあ"どうすれば?" という方法論ばかり追い求める慣習があるからこそ、
いつまで経っても自分で腑に落ちる答え「解」にたどり着けないのですね。
そうできない人がいけないと言っているのではありません。
私たちは、そのように教育されちゃっているのだということを、実感してほしいのです。
そういう教育に洗脳されているんだとわかっていて、心に起きた問題を解いていかないと、
いつまでも、ハウツーを買いあさり、カウンセラーに頼ったり、
占い師に依存したり、あやしい宗教にハマったりしてしまいます。
そして、この自分の新たな気づきに出会ったとき、
大抵は、「じゃあ期待しなければいいんだね」とか、
「勝手に期待してた私はバカだから、そういうことを止めなきゃ」とか、
そんな答えを導き出そうとします。
でも、セルフ・カウンセリング®では、そういうことをしません。
心にとって、そういうことは愚問です。
もし、そうやって律して解決するのならば、同じことで何度も悩んだりしません。
例えば、期待とは、意識的にしているでしょうか?
しようと思ってしているわけじゃありません。
また、愚かだから止めよう…と思って、全てのことは止められるものでしょうか?
「ありのままの私を受け容れる」
カビが生えそうなこの言葉の真髄がここにあります。
じゃあどうすれば?
と解を求める前に、自分のありのままの感情を十分に味わい尽くすこと。
どうして、そんなにも期待していたのか、そのような自分と向き合い、
自分の心の奥底に隠された欲求とじっくりと対話すること。
すると、自ずと答えが浮かび上がってくるのです。
その「解」が、「多大なる期待をしない」にたどり着いたとしても、
それは、自分の中から湧きあがった「解」、答えとして腑に落ちて、その後も活かされます。
どこかから借りてきた「解」では、また、同じことを繰り返してしまうのです。
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