それはキンカンから始まっていた…ムシな日記を書いてみる | アロマ&心理カウンセリング 心とからだのセルフケア @東京 調布

アロマ&心理カウンセリング 心とからだのセルフケア @東京 調布

心とからだの健康はセルフケアから。セルフ・カウンセリング、AEAJアロマテラピーアドバイザー・アロマハンドセラピスト資格認定教室 アロマシオン主宰
セラピストのためのweb制作も承ります。アロマ、カウンセリング、自然療法、Web制作のこと語ります

渋谷地下通路、毎度変わるCM通路だが、虫刺されにキンカンが金冠堂という会社で世田谷の若林が本社と知ってびつくりポーン。。。

AEAJ認定教室 調布アロマシオンを主宰し、アロマテラピー研究室でも活動中の島田さつきです。

AEAJ認定教室&カウンセリングスクールアロマシオン主宰の傍ら、アロマテラピー研究室でも活動中。アロマテラピー研究室は、故・髙山林太郎氏が創設しました。
髙山氏は、多くの書籍によってアロマテラピーを日本に広く紹介した日本アロマの火付け役でした。

ロバート・ティスランドの本、ジャン・バルネの本、アロマテラピー界のバイブル「アロマテラピー大全」を翻訳したのも髙山氏でした。アロマテラピー研究室では、髙山氏から後継人指名をされた林琳さんとともに、髙山氏の思いを引き継ぎ、髙山氏のアロマ遺産管理とアロマテラピー啓蒙活動をしております。

 

私は自分の話をあまりしない。
公共電波で話すようなことではないからか?
日記をしたためても仕方ないと思うからか?

友人にさえ、そんなに話すことはない。

まあ、特別にそういう話題を互いにぶちまける友人はいるが…

あまり、日記のような話題をすることがない。

 

なので、突然ふと思いついたので、日記をしたためてみようかと。。。

************************************
土曜、母宅へ行く。
家族で持ち回りで要介護である母のとこへ泊りがけで家事をしにいく。

介護のことをご存知の方は知っていると思うが、ヘルパーに入ってもらっても、

全ての家事を肩代わりしてくれるわけではない。

 

父の時、それはイヤと言うほどわかった。

当時、喘息のある父がヘルパーさんに掃除を頼んでおり、

棚などのほこりをはらって掃除して欲しいと頼んだが、床だけしか掃除してもらえなかった。

棚への雑巾がけやはたきがけは「介護保険の範囲じゃないから」というのが理由だ。

 

自分で行うのが困難だからの介護サービスなのに、そこは範囲じゃないからNGというわけ。

現実に即していない何のための介護なのかわからない。これが国の仕事である。

しかし、人によってはやってくれる人もいる。範囲じゃなくてもね。

それはもう、そのヘルパーさんの気遣いでしかない。

国の制度が見合っていないとわかっているからの、本当のサービスになっちゃっている。

 

今、母宅に来ている介護サービスの人たちは、本当に親身にやってくれる。

がしかし、こういった制度上の問題で全て手放しで任せられるものではない。

例えば、大掃除みたいなことは、介護サービスの範囲ではない。

(田舎にぽつんと一人暮らしの高齢者なんかどうしているのだろう…と常々考える。)

 

だから、そういうことは家族がやらなければならない。

昨年、手違いで週末に誰も母宅へ行かない週があった。

そうしたら、ケアマネから電話があり、家にウジが湧いて大変なことになっていると、

ヘルパーから連絡がきたという。

 

「何それ?」

その後の当番は、私だったが、行ってみると確かにハエの死骸がたくさんの台所。

で、よく見るとゴミの周りの床にサナギらしきものがたくさん落ちている。

??

たった1週間、家族が抜けただけでどうしてこうなるの?

この時、担当していたヘルパーは、どうにも信用ならなかったが…

(どこを掃除してどこを掃除してなかったら、そんなことになるんだ?)

とにかく、この荒れ具合を始末しなければならない。

念のため写真とか撮って、家族lineにも上げなければ…

ゴミ回り、流しの下、冷蔵庫…もうあらゆるとこにムシが入っていて、背中が痒くなる恐ろしさ…笑い泣き

 

まあ、そういうのを経ての今年、また、ショウジョウバエが出だしたのだ…

で、ここからが日記だ。(いつものことだが前振り長っ!!)

 

*************************:******

土曜日、渋谷でキンカンCMに出会い、18時に母宅へ着くと母は夕寝していた。

誰? まるでSFでも見ているかのような顔で私を見て、やっと識別できたらしい。

明日、選挙に行くと、たぶん雨天なので、歩かせていくのは大変だから今日のうちに行こうと促す。

歩行車で歩かせながら、大人の足なら3分くらいの道を途中休みながら20分以上かけて歩く。

投票所につくとトイレに行きたいといい、トイレへ。子どものトイレより遅い。

投票を済ませ帰る前にも、座らせて脚をさすったりして休憩させる。

 

リンパ浮腫の脚のため長距離歩くのは支障がある。

リンパ浮腫でない脚の方に負担がかかりふくらはぎがパンパンになる。

歩行車の手も疲れるくらい…つまり、筋力がもうヤバイ高齢者だ。

 

帰路では、私の大好きなくちなしの花の通りを歩き、花を一輪もぎってきた。

帰路途中も休憩すると、2年くらい前の老健施設でのむかついたババアの話を聞かされる。

いつものことだ。ひとしきりそのババアの悪態をつく。「あの人、ボケてたからね…」と母。

イヤ、あんただって認知症とはちと違うけど、十分ボケの人と変わらんくらい他の人にも迷惑もかけてるよ。

そう言ったとしても、何の意味もないので口にはしない。

 

帰宅し、くちなしの花の虫を散らすため水攻めにし、花を洗いまくる。

ここに居る2日だけ香りを楽しめれば良いから…

溜まった食器を洗い、片づけるとハエがかなり出ていることに気づく。

はぁ…今年もヤバイじゃん。

 

買ってきた食料品を冷蔵庫へ入れ、干してある洗濯ものをみてみる…乾いているから取り込まないと…

もう、20時を回っている。投票所出たのは19時過ぎだったよな…

 

高齢者見守りを兼ねた宅配弁当は、前日のものが冷蔵庫に入っている。

どうして前日分がいつもあるんだ…もうどうやって食事しているのか想像がつかない。

昼寝すると、頭の中は次の日になる母なので、日にちを聞いてもとんちんかんだから確かめようがない。

一日1食しか頼んでないのに、2回来てるわよと言ってみたり…

 

仕方なく前日の弁当を夕飯として私が食べる。

こういうのでお腹壊したくないんだが…

 

みると炊飯器にもご飯が半分以上入ってる。いつ炊いたのか聞くと昨日だという…

床にカピカピのご飯粒がこびりついて落ちている。明日、まとめて床掃除しないと…

 

溜まりに溜まったDMのチェック。各介護サービスの連絡帳に目を通し返信を書く。投薬済みの薬空袋をチェックし次週の薬をセットする。目薬が切れていないか、塗り薬はまだあるか?来週の当番は通院もしてもらうから、薬の状況の引継ぎをしておかないと…おむつは足りてるか?そんな作業でだいたい2時間くらいかかる。

 

叔母が写メで送ってきた大昔の母方の家族写真をスマホで見せる。

そんなことをしていたら、開けていたベランダから虫が入ってきた!!

ひぇ~カナブンブんだぁーーーっ!! デカっ!

 

レースのカーテンにしがみついてどんどん上にのぼってくるよ…

うわっー虫、嫌いなんだよね。。。どうやって外に出そうか…母がうちわで叩こうとすると、

飛んでいってタンスの影に行ってしまった。電気を消して、懐中電灯でおびき出そうとするが失敗。

仕方なく、もう寝ようと電気を消した。

夜中にゴソゴソ出てきたらコワイよぉ…ゴキじゃないからまだましだが…

なんて思ってたら、いつもつけっ放しで寝ている台所の蛍光灯に向かって飛んでいく音がっ!!

 

うぉ~出てきたね。まずは居場所を確認。洗いかごの脇を登っている。

虫などものともしない母がうちわで一撃!! はぁーーー脳震盪起こしてひっくり返ったよ!!

今のうちに、キャンディ巻(私の虫取り必勝法でターゲットを飴をくるむようにして捕える)にして外に出そう。

しかし、これカナブンか?デカいし緑だけど…コガネムシかな?

ティッシュでくるんだ虫は、ベランダにティッシュごと放置。そのうち息を吹き返すだろう。

これで心置きなく寝られる。

 

翌朝、ティッシュだけがそこに取り残されて虫はもぬけの殻だった。

朝、ごはんの支度をする。トーストとサラダ、アメリカンチェリー。

母は、自分でもできるものの、トロくさいからもうほとんどやらせない。

というか、私がくると自分でまったく食事のしたくをしない。

ティファールでお湯のスイッチを入れさせるとか、コーヒーをセットするとかそんなことくらい。

 

私が色々指示して「●●は何々してね」…と、いうと母は「はい!」

学校の先生に返事でもするかのような良い返事だ。

<このババア…こんな人じゃなかったけどな。やけに返事だけ良いんだよね最近。>

私の心の声。

 

朝食を食べてダラダラとデジモンやら子どもアニメTVに興じる母を尻目に、洗濯機を回す。

一日雨だけど、回さないと溜まり過ぎるよな…合間に母の投薬と目薬を促す。

 

ご飯の後片付けと洗濯干し。少し休んで先週、先々週の当番の人が買ったレシートチェック。

7月のカレンダーへ介護サービスと当番の人の名前をカキコミ。ゴミカレンダーも7月に変更。

昼ごはんの準備。夕方に行く買物のために冷蔵庫内と食品ストッカーの残量チェック。

 

昼食の後片付けをし、冷蔵庫内を全部掃除。また虫が入り込んでいる…

はぁ…どうして他の人たちはもっと注意深く見ていないんだ…どこみて家事やってんだろ。

とブーブー言っていると、母のとこに弟から電話。

母は弟と話していて私のことを聞かれると「いるよ、文句言いながらなんかやってる」だって。

先週の当番は弟だ。

 

母と電話を替わりひとしきり、虫(ハエ)のことを話す。

先々週の姉も冷蔵庫のチェックができてないと弟談。

あの人は片づけられない人だから仕方ないショボーン

とにかく、何のための家族当番か、本人ができない&ヘルパーがやらないことをやらにゃ意味ないだろう…

弟からは先週、5000円くらいする大そうなハチミツを買っておいてあるから食べさせて…とか言われる。

高級品はともかく、年寄りでご飯もボロボロこぼすような人にビンのはちみつはダメ。

スプーンですくったって、そのあとベタベタこぼしちゃうんだからチューブじゃないと、あちこち汚しまくるよ。

それでなくても敷物は食べかすだらけなんだから!

私の小言は続く。。。

 

しかし、どうしてそういうことも気づかないだろうか?

老人の箸の上げ下げがどんな様子か、歩くときの歩幅とか姿勢とか、立っている時とか、

観察していれば、どこでどうやってなにをどうするのかわかるだろうに…

というようなことをグチると、ある友人は「そういうの、誰もがわかるわけじゃないんだよ」と言われる。

わからないことのほうが「バカなの?」と思ってしまうのは、いけないことだろうか?

 

弟との電話を切ってから、冷蔵庫の掃除に戻る。

ムシ排除のため冷凍庫、ドアポケット、ガラス板、全て解体して大掃除並みに掃除しまくる。

私以外、やったためしがない。使えねぇ家族だ。

続けて台所の床掃除、ゴミ周辺の家具を移動しての掃除、ついでに電子レンジ内の掃除。

やりだすと止まらない。

シンク周りを掃除してたが、木べらがあまりに汚いので、漂白剤につける。

その間にふきんを洗いたくて、洗面台に行ったついでに洗面台も掃除する。

 

そういえば子供の頃、洗面台掃除しろと言われて、ツマ楊枝とか使いながら2時間とか平気で掃除してたな…と思い出してたら、母がトイレに入るために洗面所にやってきた。

 

予定外の掃除をしていたら16時を回っていた。急いでスーパーに買い物に行く。雨降り。

自分の家のものも買い、母宅へ帰宅。また夕寝してるよ母。

 

もう過眠ぎみだから、超高齢者に入ってるよな。ちびまる子ちゃんつけて、なにげなく起こす。

買ってきたコバエホイホイをセッティングしてみる。

しばらくすると寄ってきて容器に止まるが、中には入らない…

ええええっーーー止まっているとこに消毒用エタノール照射したいわぁ~

自宅ではそうやって倒してるがこの家には無い。

 

乾くわけもない洗濯物を家の中に入れてから夕食の支度。

危ない高齢者宅は、1コンロのIHしかない。だから料理が遅いし作る順番も考える。

レンジ、IHとか油断して電気使うとヒューズが飛ぶ。あっ!今どき、ヒューズなんて無いか。

 

夕飯後は最後の仕事。

食器洗いし、できる限り器を食器棚へ。要介護になってから出したものをほぼ食器棚へ片づけないから、母に任せておくといつも流し周りが渋滞している。

生ごみとおむつごみ、プラスティックゴミなど、ゴミのまとめ。

そして、いつ出すかゴミ袋に日付を書いた紙を貼る。これは何曜日にだしてね。毎回同じことの繰り返し。

 

日にち、曜日感覚が他のことより著しく悪い母は、出来事自体は覚えていても、

それがいつか、いつのことなのかがはっきりしない。

 

あっ!もう一つ仕事があった!母の足の爪が異様に伸びていたのだ。

先月、切ろうと思って切るの忘れて帰った。今日切っておかないとまた誰もやらないわ。

すごい巻き爪。歩くのが減るとどれだけ巻くようになるんだろう…使わないと退化ってあっという間だ。

 

自分の荷物をまとめて、じゃあ、ゴミ忘れないでね。冷蔵庫の残りも明日の昼に食べてね。

くれぐれもコバエホイホイの周りには、食料品おかないでね。そこに寄ってっちゃうから。

それから倒したりして食べ物と混ざるようなことの無いように。劇薬だからね。

 

帰る私に、高齢者熱中症対策向けに区が配布した夏用マスクを持ってけと言われた。

あぁ、ありがとう。

じゃあ、ご苦労さま、ありがとうね。気を付けてねと母。

ちょっと前まで、帰るわと言っても見送りもせずTV見てた母が、最近はやたらに良い子で気持ち悪い。

 

良い返事の母、まるで良い子の母。

親らしさというのとはかけ離れ、子どもたちにお礼というのを教育しなかったような母が、

こんなふうになったのは超老人になったからだろうか。

帰る道々、バッグに忍ばせたヨボヨボのくちなしは優しい香りを放っていた。

 

東京 調布 アロマテラピー ・ カウンセリング ・ ホームページ制作 by maysion.com
日本アロマ環境協会(AEAJ)アロマテラピーアドバイザー・アロマハンドセラピスト資格認定教室

1コマから希望学科のみ可 AEAJインストラクター・アロマセラピスト学科対策講座

書いて読む 自分でできるカウンセリングセルフ・カウンセリングR講座

セラピストのためのホームページ相談・制作 ホームページセラピー

お問い合わせ