これぞ元祖 アロマテラピーだっ! | アロマ&心理カウンセリング 心とからだのセルフケア @東京 調布

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心とからだの健康はセルフケアから。セルフ・カウンセリング、AEAJアロマテラピーアドバイザー・アロマハンドセラピスト資格認定教室 アロマシオン主宰
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3日にもぎったくちなしの花…こんなにヨボヨボしおしお…なのに まだ香りを放っています。

AEAJ認定教室 調布アロマシオンを主宰し、アロマテラピー研究室でも活動中の島田さつきです。

 

アロマテラピー研究室は、故・髙山林太郎氏が創設しました。
髙山氏は、多くの書籍によってアロマテラピーを日本に広く紹介した日本アロマの火付け役でした。

ロバート・ティスランドの本、ジャン・バルネの本、アロマテラピー界のバイブル「アロマテラピー大全」を翻訳したのも髙山氏でした。アロマテラピー研究室では、髙山氏から後継人指名をされた林琳さんとともに、髙山氏の思いを引き継ぎ、髙山氏のアロマ遺産管理とアロマテラピー啓蒙活動をしております。

 

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アロマテラピーは、日本語では芳香療法と訳されます。

アロマ(aroma)=香り・芳香

テラピー(英語風読みだとセラピー)(therapy)=療法 

テラピーの語源はギリシア語 テラピア(therapiea)

 

1985年に、アロマテラピー研究室を創設した高山林太郎氏が翻訳した本によって、
日本にアロマテラピーは紹介されたわけですが、その時「芳香療法」と訳されました。

 

香りを使う療法 と言う意味では、広義に捉えると、生の花の香りでも、

香水でも、合成香料でも、それは芳香療法になります。

 

精油の成分だけに注目して、成分利用が目的だったら、精油療法でよかったのだと思いますけれど。

 

私自身、香水好きが高じてアロマテラピーの世界に入ったので、

香水による気分の高揚(心理作用)は、十分に芳香療法だと思っていますし、

アロマテラピーを知るまでは、実際にそのように利用していました。

知らずしらず香水をアロマテラピーとして利用していた話題はこちら↓

 

香水は、香りを創る文化圏や地域によって違いがあります。

原料が調達しやすかったかどうか?や宗教儀式に用いられていた文化素養ももちろんですが、

何よりもの違いは気候風土です。

 

香りといえばフランス…を思い浮かべる人は多いかと思います。

ロシアやアラブの香りというのも独特なのですが、日本に入ってくるのは、フランス香水が多いです。

ロシアやアラブよりフランス産なのは、おそらく、昔から文化交流が盛んだったからではないかと思います。

 

そのフランスの気候は、乾燥地域です。

香りという「気体」は、空気中にあるその成分分子が鼻の中に入ってくるから匂うのです。

乾燥している空気では、大気中に長い間漂っていないため、早くに香りを感じなくなります。

空間にスプレーしても香り方が低いのです。

ですからフランスで利用するには、その濃度は濃くないと香らない。

 

けれど、湿気の多い日本でそれを使うと、いつまでも空気中に漂っており高濃度です。

日本で香水が「臭い」と言われてしまうのは、このためです。

ですから、気候が違う国で作られた香水は、使い方に工夫が必要になってくるのですね。

 

さて、くちなしの花は三大香木といわれるほど、良い香りです。

春は沈丁花、夏はくちなし、秋は金木犀。

これに冬までつけると蝋梅で四大香木になるようです。

 

どれもこれも良い香りで好きですが、一番好きなのは金木犀かなぁ…2番目はくちなしです。

 

くちなし(梔子、巵子、支子、ガーデニア)

くちなしは、果実が熟しても裂けない(口を開けない)ことから、「口無し」と名付けられた説があるらしい。

一重の花と八重の花が出回っています。

冒頭写真は八重咲の花ですね。いわゆるガーデニアと呼ばれているものだと思います。

一重よりも、八重の方が芳香が強いとも言われます。

まあ、そもそも花びらの数が違うしね(笑)

 

くちなしの実は、食品の着色に使われますよね。

正月の栗きんとんの黄色、たくわんの黄色。

また、生薬として日本薬局方にも山梔子(さんしし)として登録され、もちろん漢方でも利用されます。

 

学名:Gardenia jasminoides 

なんと、ジャスミン風 のような学名つけられてる。。。💦

ということは、ジャスミンよりあとに認識されているってこと?

 

ジャスミンみたい…と言われてるのは、ジャスミンの花の香気成分「酢酸ベンジル」がくちなしにも入っているためでしょうね。

香気成分の一例…酢酸ベンジル、リナロール、酢酸リナリル、ターピネオール、アントラニル酸メチル、ジャスミンラクトン、cis-3-ヘキセノール、cis-オシメンなど

 

花の香りの多くに、リナロール、酢酸リナリルは入っていますが、これらの成分に弱い…

とにかく、リナ系が好きです。

 

幸せを運ぶ香りです。

その香りが漂っているだけで、

ああよい香りだなぁ…甘くてシアワセ…気分が上がる。

 

そう、これが香りによる心理作用です。

 

香りで気分が変わる。

幸せ、気持ち良い、優しい気持ち、ゆったり、にこやかに、癒される…

 

心地よい感情が湧くことで、緊張が緩みます。

すると、身体のメンテナンスで働く副交感神経のスイッチが入ります。

ピリピリしていた心や身体は、このように香りだけで変化させることができる。

 

これこそが、芳香療法です。

 

香りだけで、簡単に変化を起こす健康法。

それこそがアロマテラピーなのです。

 

精油を使って行うアロマテラピーは香りだけでも注意が必要なものもあります。

正しい使い方はこちらをご参考にどうぞ