物質界の人間だから仕方ないのか…二元論の落とし穴 | アロマ&心理カウンセリング 心とからだのセルフケア @東京 調布

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アロマ&カウンセリング 心とからだのセルフ・ケアをあなたに、アロマシオンの島田さつきです。

 

アロマテラピーの正しい使い方 知ってますか?

クローバー 自然のものだから安全 → バツレッド
クローバー 原液のまま肌に使っている → バツレッド
クローバー 芳香器に何滴も入れて1日中使っている → バツレッド
クローバー 乳幼児に使用している → バツレッド
クローバー マッサージだけだと思っている → バツレッド
クローバー 食品添加物の精油は安全と毎日使い続けている → バツレッド
クローバー フランス式アロマでは医者による治療飲用が常識 → バツレッド

続きは 資格だけじゃないアロマを伝えるアロマシオン

 

自然療法とか植物療法とか呼ばれているアロマテラピーや、

ハーブ療法、エネルギー療法を支持しています。

 

それでいて、それらが研究段階では発展途上のものであり、

研究者のいうことを少しの懐疑を持ってもいます。
懐疑の元は被験者の少なさであったり、

研究対象が精油なら、どこ産のどんな成分比率のものかとか明示されていなかったり…

そして、実感をともなって「わかった」と言い切れないからです。

 

医師でありホメオパスとしてデビュー間もないドクターがいます。

この方

https://ameblo.jp/emkanayoshi/entry-12415685938.html

 

私は単なる読者の一人にすぎませんが、

この方は、医療界の大縄跳びから抜けた一人だと思っています。

最近、こういう方が増えているのだと実感します。

大きな波に絡めとられることなく、自分を偽らず生きようとしたあらわれではないかと、

喜ばしい流れだと思っています。

このドクターの発言にはいつも概ね賛成しています。

 

しかしながら上のブログ記事で私は二つのヒトのサガを思いました。

一つ目は、実体のない世間様の論を採用し、二元論に留まろうとする。

二つ目は、証明のために無意識に権威を持ち出してしまうこと。

 

上のブログの一部を引用します。

少し前のテレビ番組で医者がこのような発言をしていました。

「代替療法はエビデンスがないからね。全く勧めません。だってそうでしょ、効果があると証明できるのだったら保険診療が下りない筈はないから。保険診療ができないということは、効果の保証がないからですよ」そう。これ、私も普通の医者時代に使っていたフレーズなんですよ。ご都合主義なんです。はい。

 

このブログは、エビデンスがないと言われているホメオパシーを擁護する内容です。

擁護といっていいのか…ご本人は実感を伴っているので、「これは善いものなんだよ」と、

言いたいわけですね。そして医療界の問題も指摘しています。

 

上の引用では、TVの医師はその立場から「現代(西洋)医療は善くてホメオパシーはダメなもの」と、その根拠を述べているわけですが、エビデンス云々言っている割に根拠に矛盾を感じます。

ホメオパシーのことを「効果があると証明できるのだったら保険診療が下りない筈はないから。」

 

保険診療って誰が許可しているんですか?

国が許可しているものは、絶対的に良いものですか?全て信用に値するものですか?

じゃあね、原発はどうですか?安全安全ってうそぶいて大事故起こしてますよね?

そして、その責任も取っちゃいない。

 

保険のおりる医療の全てが矛盾しているわけじゃない。

けれど、ヒトのやること、ヒトの決めた事なんて絶対の保証なんてないんです。

特にね、自己責任のない「国家」のやることほどご都合主義です。

 

では、この医師にNGを突きつけるかといえば、それもまた違うのかな。

だってね、誰でも自分が信じていることが覆るのがイヤなんです。

そりゃそうですよ、どんな人間だって覆っちゃったら自己肯定が揺らぎますからね。

でもね、この医師だって医療が万能だと思っちゃいないと思うんです。

現場にいれば、どうにもできない無力さを経験しているはずですから。

だから肯定する材料をやはり探してしまうでしょう。

 

そして、こうなってしまう心の働きが見え隠れする。

どうにもわからないことがあると、ヒトはYESかNOかで考えようとする。

二元論に逃げ込もうとするのです。

これは良い、これは悪いって。その方が悩まず簡単だからです。

ここでは、ホメオパシーの価値を下げて、現代医療の方が優れているとする医師の心です。

私が感じる問題は、このことにヒトは容易に気づけないということ。

 

そして、二つ目に持った違和感は、ブログ主であるDr.田中が、
ホメオパシーは代替医療なのだという根拠に、英国王室を引き合いにだしたこと。

 

現代科学では測れていないエネルギー療法であるホメオパシーは、ヨーロッパでは普及しているようですが、わからないがゆえに一般でも偽医療と揶揄の対象になっています。

以前、英国のTVバラエティショウでそんな扱いを受けていました。

そうなるのは、医療界からのネガティブキャンペーンのせいかもしれませんが。

 

では、英国王室が採用しているからそれが必ずしも善いものといえるのか?

先ほど述べた保険診療の許可とどう違うのでしょう?

なので英国王室が価値を見出して採用しているから善しとするのも、説得力には欠けます。

これもまた、その根拠を証明するものには成りえないと。

 

ホメオパシーはインチキではないことを証明しようと、

引き合いに出すには、あまり良い例ではなかったように感じます。

 

ウソかマコトかわかりませんが、巷では米国の金持ちは医者にかかるよりホメオパシーを利用して、薬を飲んだりしていないなんて情報も飛び交います。

英国王室が認めている、金持ちの多くが採用している…

すると、それがあたかも良いように見えてきてしまう。

 

私たちはそういうところに無意識に基準を置き、誘導されがちな心があるということです。

 

みんながやってるから安心。

みんなが言っているから…これは良い。あれはダメ。

研究数値の結果が出ているからこれは良い、あれはダメ。

スゴイ人が、エラい人がやってるからあれは良い、あれはダメ。

 

この世は物質界なので目に見えているもので判断してしまう。

それを指針にしてしまう。仕方ないのかもしれないけれど…

じっくり洞察して、嗅ぎわける能力もたまには使ったほうよくないかな。

 

私の国語能力のせいでしょうか、時々、誤解を生むようなので付け加えておきます。

この記事は、ホメオパシーを否定するものでも、引用したブログ主を否定するものでもありません。

 

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