最近「気」の力が弱くなっています。
アロマ&カウンセリング講師がホームページ制作もセラピーする アロマシオンの島田さつきです。
東京 調布 AEAJアロマテラピーアドバイザー資格認定教室主宰&カウンセリング講座講師
AEAJインストラクター・アロマセラピスト学科試験対策講座(1コマ2時間4,000円~)承ります。
ITが苦手なセラピストやカウンセラーのためにコンサル付きホームページ制作もしています。
「気」とか「氣」と呼ばれるものを知ったのは9才くらいだったと思います。
子供の頃から便秘と下痢を繰り返し、おなかの弱かった私は、
それまでも知らず知らずに「自己手当て」で痛みをちらしていました。
「氣」が粒子なんだろうと思い始めたのは、量子論などが一般に語られるようになってからですが、
目に見えないモノでヒーリングをしていた歴史は、私の中では40年くらいになります。
昨今、スピリチュアルという言葉も一般に知られていますね。
この言葉、私はあまり好きではないのです。
使われ方が好きじゃないって言った方が合っているかな…
このあたりの考え方は、近年ではニューエイジと呼ばれるものから始まったと思われます。
ニューエイジを平たくいってしまえば、西洋の人たちが東洋の精神世界を、
何か魔法かなにかのように歪曲した思考のような感じと、私は捉えています。
なんというか…オカルティックなんですよね。
スピリチュアル的な思考の類に、ある種、道徳的観念の入り込んだ、
引き寄せの法則とか、ポジティブシンキングといったものがあります。
私、あれも嫌いなんです(笑)
催眠だなぁ…って感じを受けます。
自分で考えたり判断することをせず、
良いプラスの思考であれば、何でも上手くいくみたいな…
信じる者は救われると、ある種、宗教じみているような印象を受けます。
そういう私の思考を上手く表現しているブログを見つけました。
ワクワク、キラキラ、リア充…SNSの世界を見ていると、
なんだかげんなりしてくる私はやっぱり変人なんでしょうか。
この物質界は、プラスとマイナスがあります。
その電荷のバランスを保つことで成り立っています。
昨今の精神世界的な風潮は、プラスのことばかりに焦点を当て、
そちらに引っ張ろうひっぱろうという妙な力があるような気がします。
そもそも、プラスのことが「善きこと」のような扱いですが、
物質界は、マイナスもプラスも、陰も陽もあるのが正常なんです。
陽が神で、陰が悪魔ですか?
(この二元論の考え方は、非常に西洋的ですけれど…)
陰の世界が拡大しすぎているから、陽に引っ張ろうとしているのかもしれません。
でも、それって本当に正しい方、私たちが知っている神聖な方向なんでしょうか?
真実は逆かもしれないのですよ。
怒と哀は阻害されて、喜と楽ばかりの世界だとしたらどうなるでしょう?
ゆったりまったり、セロトニンばかり脳内に増えたらどうなりますか?
脳内がお花畑だらけですけれど…それが本当に幸せなんでしょうか?
全てはバランスなんです。
マイナスのことも「在る」そして、プラスのことも「在る」
両方ともなくてはならないもの。
その引き合いのバランスが崩れることが問題の根源なのだと思います。
身体の不調も、心の不調も、天候も環境も、社会的問題も。
光も影も同じように尊いものなのだという意識。
そして、それをバランスよく保とうとすることこそ、本当に必要なことではないでしょうか。