2024年、都知事選挙が前代未聞なことになっている。
AEAJ認定教室 調布アロマシオン主宰、アロマテラピー研究室でも活動し、
セラピストのためのホームページ制作も承ってます島田さつきです。
マスコミは「現職有利」とか「小池氏 優勢」などの報道もしており、また、いつもの誘導(洗脳)ですか!? と「政治利権がらみの怪しさ」をそこに見る。
今回の都知事選は、その立候補者数がとんでもない数であること、(ほぼNHK党のせいだが…)また、顔ぶれもニュースバリューが高い。
この選挙を前にして、私は青島元都知事のことを思い出していた。
長年にわたる鈴木都知事にNOを突き付けた都民の選挙だった。
私は鈴木都知事時代は子どもだったし、どうしてあんなに長くできたのか…は理解していない。
青島氏は、世界都市博の中止公約を実現した。が、しかし、その後の補償などで批判を受ける。議員としてのキャリアもある人物だったが、大した仕事もできないまま(「しない」じゃなくて「できない」)1期で引退する。
私はここに、都民がいくらその人物を支持し、仕事ぶりを期待しても、共に都政に従事するブレーンや官僚らの協力を得られなければ、何もさせてもらえないのだろう。と、そうみている。
つい近年、そういったことを想起させる事例があった。
首相の任期がわずか50日間だった英国のリズ・トラス氏の例だ。
次の記事で彼女は以下のように語っている。(訳は自動翻訳にて)
「2022年に立候補したのは、英国が成長せず、政府が成果を上げておらず、もっとやる必要があったからだ」
「私は減税し、行政国家を縮小し、EU離脱の国民投票で話題になったように、権力を取り戻したいと思った。私が直面したのは、体制側からの大きな反発で、その多くは実際には政府自身から来たものだった」
「過去30年間にイギリスで起こったことは、かつて政治家が握っていた権力が準政府や官僚、弁護士に移され、民主的に選ばれた政府が実際には政策を施行できない状態になっていることだ。」
「経済体制派と呼んでいる人たちは、現状を変えたくないという根本的な考えを持っています。現状のままで十分うまくやっているからです。彼らはイギリスの平均的な人々の将来など気にしていませんし、状況を変えたくもなければ、権力を奪われたくもありません。」
「それが保守派として我々が直面している問題だと思う。保守的な政策を主張し、国境を管理したいとか、税金を減らしたいとか、福祉制度を改革したいと言うだけでは十分ではない。なぜなら、英国には現状維持に既得権益を持つ、実際に大きな権力を持つ人々がいるからだ。」
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「現状維持に既得権益を持つ、実際に大きな権力を持つ人々」
日本も全く同様だ。政治家や官僚、マスコミ、大企業を中心として、互いに自分たちの利益を貪るだけ。そういった経済、つまり金、金、金だけで動き、国民置いてけぼりの世界になっているわけだ。
この国、日本は、世界的な地震大災害を出したにも関わらず、のど元過ぎれば…と原発の問題も棚上げしたまま。いざ関東に大地震がきたならば、津波・浸水は必至といわれる臨海部等に、相も変わらず高層ビル群を建て、繁華街のビル群の規制すらしない。
災害が起きたとき渋谷にいて、地下に居たら閉じ込められて死に、地上に居たらビル倒壊や地盤沈下で死にと、まず生き残れないだろうと通り過ぎるたびに思う。
そんな施策しかしていないくせに、災害が起きたら自分で生き残れる準備をしろという。その前に、高層ビルなど立てさせるなと言いたい。
コロナなんかでさえ医療ひっ迫とか言ってたくせに、医療関係者も確保できないまま、生き残れるはずの人もみんな死ぬわ。
話がそれてしまったが💦
いくら最もなことを述べたり実行したりできる人が選ばれたとしても、同じ方向を向いて共に仕事してくれる人が周りに居なければ、何の役にも立たないのが現実なのだと思う。
もし自民に「No」と言うにしても、将棋のようにその後のシナリオを考えなければならない選挙なのだと思うが。
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