フェイシャル用保湿クリームの試作
私の手作りのみつろうクリームを愛用してくれている友人が、最近顔の乾燥が気になるとのこと。
うん、わかる。私も最近目の周りや頬の乾燥が気になる。
市販の乾燥肌用の化粧品を使ってもイマイチらしい。
みつろうクリームを顔にも使っていいかと聞かれ、まあ薄めに伸ばして使ってもいいよとは言ったものの、一応ボディ用に作ったものだからおススメする自信はない。
みつろうクリームをアレンジして、フェイシャル用のクリームが作れないかなーと思っていたところ、「アロマダーマトロジー 」に、保湿クリームのレシピが載っていたので、ためしに作ってみることににしました。
使用する基材は
・ビーズワックス(みつろう)8g
・カカオバターまたはシアバター10g
・キャリアオイル40ml
・ハイドロゾルまたは精製水42ml
ココアバターは固いので、スプーンで削り取ってフレーク状にして使いました
みつろうに、ホホバオイルに、ラベンダー芳香蒸留水。レシピの通りの分量だと、ちょっと多いので半分量で試作することに。
しかし、この本には材料は紹介されているけど、肝心の作り方までは紹介されていない。
みつろうクリームの作り方を参考に、みつろうを湯煎で溶かして、キャリアオイルやカカオバターを投入し、最後にハイドロゾルを入れてみることにしました。かなり自己流です。
みつろうは、他の材料を入れるたびに温度が下がると固まるので、とろ火にかけながら混ぜてみました。
最後に香りづけにネロリの精油を1滴追加(レシピにはなかったけど)して完成。
手触りは柔らかくスゴクよくのびます。保湿効果もバッチリ。
ただちょっと塗った直後は、テカってしまいます(*^.^*)
テカる割には使用感が軽くて、毛穴を詰まらせる感じではないのが天然素材の良さかな![]()
その数日後・・・作った直後は混ざっていたハイドロゾルが、時間とともに分離してきた。
まだまだ改善の余地ありそう。
それぞれの分量を調整して、またトライしたいと思います。
アロマダーマトロジー
アロマセラピーのトリートメントは、直接皮膚に塗布して、精油成分を皮膚からの吸収されるようにトリートメントするため、皮膚にトラブルがある場合は慎重に行わなければなりません。
今のところ、アトピー性皮膚炎やアレルギー体質の方の施術はしたことがないのですが、やはり皮膚については、もっと勉強しなければならないなと思っていました。
ということで、さまざまな皮膚疾患に対するアロマセラピーのケア&トリートメントの本を購入し勉強中。
かなり専門的な内容です。
ちょっと眠くなってしまいます(^▽^;)なかなか読み進めない私・・。
精油名はラテン語で書かれているし
試験の時、あんなに勉強して覚えたラテン語名をすでに忘れていることにもショック![]()
巻末の付録で学名を確認しつつ、勉強している今日この頃です。
みつろうクリームの作り方
寒くなり空気も乾燥してきました。
手足がカサカサしてきます。
そんな時は、みつろうクリームを試してみませんか?
肌がしっとりするし、香りもオリジナルで、クリームを塗るたびにワクワク気分![]()
材料は
・みつろうビーズワックス(私は未精製、無漂白のものを使用しています)
・ホホバオイルなどのキャリアオイル
・エッセンシャルオイル
使用する器具
・鍋
・湯煎用のボウル
・ビーカー
・保存容器
作り方(60ml分)
・ボウルにみつろうを小さじ2杯入れ、湯煎で溶かす。
・みつろうが完全に溶けたら、キャリアオイル60mlを少しずつ入れる。
・みつろうとオイルが液状に溶けたら、ボウルを湯煎から取り出す。
・少し待って、ボウルの周囲からオイルが白濁してきたらエッセンシャルオイルを入れる。
・よくかき混ぜて、容器に移す。
※季節にもよりますが、熱がさめると意外とみつろうが固まるのは早いので、手際よく準備してから作りましょう。
最初の頃は、私も何度が失敗しましたが、慣れてくると火加減やオイルを入れるタイミングなどわかってくるものです。
私の場合は、エッセンシャルオイルは、4,5種類で、合計15~17滴くらい(キャリアオイル60mlに対して)入れています。
オイルのブレンドは、季節や気分に合わせて変える楽しさがあるし、作業工程は実験みたいで面白いのです。
手作りのみつろうクリームは友人に好評で、かれこれ3年くらいリピートしてくれています。
今回のブレンドは、
●キャリアオイル) ホホバオイル、アプリコットカーネルオイルのブレンド
●エッセンシャルオイル) レモン、プチグレン、ラベンダー、パルマローザ
爽やかでやさしい香り
いい感じに仕上がりました。









