チェリッシュアロマの会では、ボランティアに入る前に、「アロマ・ボランティア養成講座」の受講をお願いしています。

 

 メディカルアロマやアロマトリートメントの実技などを学び、ボランティアに参加していただいています。

 

 チェリッシュアロマの会で活動している方に、ボランティアの体験談を語っていただく2回目。

 

 ボランティアに興味のある方、また、ご自身やご家族、大切な方のためにアロマを活用したい方のご参考になれば嬉しく思います。

 

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お名前 かおるさん

活動場所 千葉県我孫子市(ディサービス)

 

チェリッシュアロマの会に入会して約1年になります。

私は元々香りが好きで、アロマトリートメントを受けた時に気持ち良かったという経験があります。
別の団体のアロマテラピーの講座を受講後、身近な場所で何か活動したいと思っていたところ、チェリッシュアロマの会のHPを見つけ、現在に至っています。

「デイサービスゆいま~る」は小規模な高齢者施設で、私は1、2ヶ月に1回活動しています。
対象者が少人数のため、会話しながらゆっくりハンドトリートメントを行うことができ、利用者の方だけでなく、職員の方ともトリートメントをしながらコミュニケーションを取ることができるのが、この施設での活動の特徴で、皆さんと距離が近い感覚があります。
私は経験が浅いため、うまくトリートメントできているかなと思うこともありますが、
「気持ち良かった。」 「眠くなった。」などと言ってもらえると、私のトリートメントでも良い効果を体験してもらえているのかな…と思い、こちらも嬉しくなります。
ハンドトリートメント後に肩や首、背中などをさすったり、軽く手を当てたりするのですが、それだけでも「気持ち良かった。」「効いた。」と言ってもらえることが多いように思います。
また、私は手足先が冷えやすいのですが、トリートメントを行っていると、私も発汗するほど体温が上がり、末端まで温かくなっているのが実感できます。

現在、新型コロナウイルスの感染が拡がっているため、活動が中止となっています。
様々なことが自粛となり、ホッとできるひとときが欲しい時に、ハンドトリートメントの活動ができないのは残念ですが、活動再開後もハンドトリートメントを通して、利用者や職員の皆さんと関わっていけたら良いなあと思っています。
 

 

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 かおるさん、ありがとうございます。

1日も早く、安心してアロマハンドトリートメントができるようになることを願います。

 

アロマボランティアにご興味を持った方、また、ご自身やご家族、周りの方をアロマで癒したい方、

是非、養成講座をご受講ください。

 

☆アロマ・ボランティア養成講座
日時  (2回完結 合計8時間 途中休憩が入ります)
 8月 5日(水)13~17時【基礎】
 8月28日(金)13~17時【応用】
 

会場 東京ボランティア・市民活動センター

 

お申込
https://forms.gle/B2hGi6C1ARFap7Fj8

詳細については、チェリッシュアロマの会HPをご覧ください。

https://cherish-aromanokai.jimdo.com/

 

 チェリッシュアロマの会では、ボランティアに入る前に、「アロマ・ボランティア養成講座」の受講をお願いしています。

 

 メディカルアロマやアロマトリートメントの実技などを学び、ボランティアに参加していただいています。

 

 チェリッシュアロマの会では、高齢者施設や子ども食堂などでアロマハンドトリートメントをさせていただいてますが、

2020年2月ごろから徐々に、感染予防のため、また国、自治体の要請により活動を見合わせる施設が出始め、4月は活動ができない状態になりました。

 

 活動休止中の施設では可能な限り設置しているアロマオイルで香りを楽しんでいただいています。

また、メンバーもアロマでご自身やご家族を癒して過ごしているようです。

 

 このシリーズは、チェリッシュアロマの会で活動している方に、ボランティアの体験談を語っていただいています。

 思いを共有しながら、また活動が再開できることを待ち望んでいます。

 

 ボランティアに興味のある方、また、ご自身やご家族、大切な方のためにアロマを活用したい方のご参考になれば嬉しく思います。

 

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お名前 みゆきさん

活動場所 東京都足立区(サービス付き高齢者住宅)

 

私がチェリッシュアロマの会を知ったのは、友人がチェリッシュアロマの会のボランティア講座受講したことがきっかけでした。

 

もともとアロマセラピーに興味があって、通信教育でアロマのことを学んだり、

リフレクソロジーやアロマトリートメントなども、体験したことがありました。

 

講座を受けた友人に、アロマボランティア講座の事を聞くと、長谷川先生の講義が面白いという話。

 

アロマの基礎知識の講義を実際に、受けたことがなかったので、友人の話から、ボランティア講座を受講したのでした。

 

受講してみると、長谷川先生の講義も面白く、そして、長谷川先生のボランティアの関わり方の考え(自分に無理しないでボランティアに関わるということ)に共感を覚えて、ボランティア活動をやってみたいと思ったのでした。

 

そして、亀有で実際にアロマハンドマッサージのボランティアに参加することになり、高齢の方々にアロマハンドマッサージを体験してもらっています。

 

亀有は、サービス付高齢者住宅。

比較的元気な人もいれば、認知症の人もいます。

 

アロマハンドマッサージのいいところは、会話ができなくても、肌に触れること、香りを嗅ぐことで、お互いがリラックス出来ること。

 

普段は無表情な方でも、香りや触れられることで、表情が生まれてきます。

 

マッサージ中に寝てしまうひと、おしゃべりになる人、アロマハンドマッサージを楽しみにしてくれる人。

 

今はコロナの影響で、活動も自粛となっていますが、また再開して、ご利用者さまたちと共にアロマハンドマッサージを楽しみたいと思います。

 

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 みゆきさん、ありがとうございます。

アロマハンドトリートメントができる日を待ちわびています。

 

アロマボランティアにご興味を持った方、また、ご自身やご家族、周りの方をアロマで癒したい方、

是非、養成講座をご受講ください。

 

☆アロマ・ボランティア養成講座
日時  (2回完結 合計8時間 途中休憩が入ります)
 8月 5日(水)13~17時【基礎】
 8月28日(金)13~17時【応用】
 

会場 東京ボランティア・市民活動センター

 

HP   https://cherish-aromanokai.jimdo.com/

 

詳細については、チェリッシュアロマの会HPをご覧ください。

  https://cherish-aromanokai.jimdo.com/

 

 現在、新型コロナウィルスが流行中ですが、 中世ヨーロッパでペストが流行した時には、ウィルスという考えはなく、悪い空気を吸い込むことで病気にかかると考えられていました。
 
 疫病除けとして、ハーブや樹脂などを焚いたり、また、「ポマンダー」として持ち歩きました。
 
 ポマンダーとはフランス語の「ポム・ダンブル」、琥珀のリンゴという意味です。
もともとは、琥珀(アンバーグリス)※ を粉末にしてボール状に整形したものでした。
その後、金銀などで装飾された穴の開いた容器に、ハーブやスパイスなど香りを詰めたものを香水、疫病除け、また厄除けのお守りとして、首やベルト、ガードルなどに吊り下げて、アクセサリーのように携帯していました。


ティツィアーノ・ヴェチェッリオ作
クラリッサ・ストロッツィの肖像

 貴族の少女が腰からポマンダーを下げている

 

 ※琥珀(アンバーグリス)
 アンバーグリス または 龍涎香(リュウゼンコウ)
 マッコウクジラの腸内に発生する結石で、全てのマッコウクジラにあるわけではありません。主に口から吐き出されたもので、発見されるのは、海を漂う、海岸に打ち寄せられるなど、とても希少な固体です。

 バニラのような香り。
 天然樹脂の琥珀とは別物です。

 研究によると、目の前の人との親密性を高め、ストレスを軽減させるなど、リラックス作用があるということです。
(株式会社カネボウ化粧品 2013年)

 

 ここから発展し、庶民にも広がったものが、「フルーツポマンダー」です。
リンゴ、オレンジなどのフルーツにクローブを挿します。
現代では、クリスマスに幸せをもたらす飾りとして作り継がれています。
小さいものなら、クリスマスツリーのオーナメントとしても使用できます。
 

 

【フルーツポマンダーの作り方】
 用意するもの 今回はスーパーで手に入りやすいもので作りましょう!

 オレンジ(他にはレモン、ユズ、カボスなど)
 クローブ(ホール)
 シナモン(パウダー)
  他には オールスパイス、カルダモンなどをブレンドしても可
 つまようじ(他には竹串などとがったものならOK)
 マスキングテープ(セロテープなどでも可)
 ポリ袋
 キッチンペーパー

1.フルーツとクローブを用意
  ポマンダー由来のリンゴ(ポム)も良いのですが、日本のリンゴは大きいので
 小さめのものが作りやすいと思います。

 ユズ、スダチ、レモンなどでも作るとこができます。

 今回は小さめオレンジを使います。

 

 2.マスキングテープを巻く
  十字にマスキングテープを巻きます。
  ここはクローブを挿さないところで、吊り下げるためにリボンをかける位置になります。

  少し縮むことも考え、使う予定のリボンより、やや広めにイメージします。

 

 3.クローブを挿す
  つまようじの尖った方で穴をあけ、つまようじの後ろで穴を広げると挿しやすくなります。
  乾燥すると、フルーツが少し縮むので、間隔を詰めすぎないように。
  穴をあけて、クローブを挿します。

  頭の部分だけ出して、奥まで差し込んでいきます。

 

 4.シナモンをまぶす
   マスキングテープは外します。

 ポリ袋にクローブを挿したフルーツを入れ、シナモンパウダー(他にブレンドしても可)を全体にまぶします。

 

 

 5.乾燥させる

 キッチンペーパー、ガーゼなどに包んで風通しの良いところで乾燥させます。

 1カ月ほどで、一回り小さくなり、水分が抜けて軽くなりました。

 

 あけておいたところにリボンをかけて装飾します。

 クローブの挿し方をデザインして、星形やハート型、斜めなどにしてもステキです。

 

 

 本来なら、クリスマスに向けて温度が低く、乾燥する季節に作るのが良いのですが、新型コロナウィルスが流行しているので、今作り方をご紹介しました。

 秋になったら、クリスマス用に是非作ってみてください。