チャオ!【ドッグライフデザイン アプリシエ】


アロマ&ドッグマッサージセラピストの櫻井裕子です。

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基礎コースに飼い主さんと通ってくれているワンちゃんたちの変化がすごいので、今日はその事例をひとつご紹介します。
 
 
愛知のメンテナンスドッグマッサージ®基礎コースに通ってくれている黒シュナの龍(ろん)くんは
受講日の5日前に右腕の神経痛があると診断されたワンちゃんです。

龍くんは先日このブログで書かせていただいた

「足が震えるのはだビビリからだと思われていた蓮(れん)くん」の兄弟犬で、

彼も性格がビビりだと思われていました。

 

(とてもやさしい性格でいい子なのですが、私から見るとビビリ犬ではないと思います)

 

 

龍くんの飼い主さんは、私がペットマッサージ協会でセミナーをやっていた時の記念すべきお申込み第1号生。

つまり、私のドッグマッサージ人生においても初めての生徒さん。

彼女と愛犬のシュナちゃんたちとは長いお付き合いがあります。

 

 

私のメンテナンスドッグマッサージ®を習いたいと長年受講のチャンスを伺って、やっと受けることができ、

はじめは「骨とか筋肉とか名前が全然頭に入ってこーーーん、どうしよう!」

 

と焦っていた彼女。

 

 

それがいつの間にか龍くんの前肢を交互に持って

「あれ?左右の力の入り方がちがう!」と気が付けるようになり、

獣医さんにそれを実演して伝えて診療していただいたところ、

 

「この飼い主、いったい何者~??」と思われた表情をされたそうです。

 

 

メンテナンスドッグマッサージ®スクールでは骨と筋肉の解剖学(アナトミー)は細かく勉強しますので、

はじめは新しい名称が身に付くまで時間がかかりますが、

 

「あれ~?いつの間にか愛犬の診療の時に獣医さんと共通言語でしゃべってる~!」

 

という人が増えています。

 

ミニチュアシュナウザーは筋肉が硬くなって、皮膚がつまめないほどになってしまうことがとっても多い犬種で

龍くんも皮膚がつまめませんでした。

 

動画で筋肉がパツパツで指で皮膚がつまめないほどだった様子をポチッと再生どうぞ~。

 

 

 

受講前と受講後の頚部の皮膚の

Before&After

 

 

なんと!首のマッサージの単元を終わったときには、

マッサージ前は筋肉がパッツパツでつまめなかった皮膚が

マッサージ後は柔らかくなって4倍くらい伸びるようになりました。

 
 
動画の方がよくわかるので、
再生ボタンをポチッと押して見てみてください。

 

 


首や腕周りの筋肉を一気にゆるめられる「副神経のマッサージ」中。
 
このマッサージすごいんですよ。
首の横側をこちょこちょ~~っとくすぐるだけで
パツパツの複数の筋肉が
あっという間にゆるんじゃいます。
 
 
 
 
ミニチュアシュナウザーは腰やお尻やしっぽの付け根のあたり筋肉が硬くなりすぎて
カッチカチの子がものすごく多いのですが
「背中と腰のマッサージ」の単元が終わるころには
やっぱり筋肉がゆるんだところは
皮膚が4倍くらいに伸びるようになりました。
 
 

 
筋肉のコリが和らいで楽になってきたようで、

だんだん龍くんが「でへへ~~!」な笑顔になってきました。

 

 
 
一番初めにご覧いただいた動画でも話題になっていた通り、
胸椎の9番目あたりの背骨にトラブルがあるようで、特に背骨の右サイドをさわると痛みが出ている様子でした。
その部分をさわると痛みをかばって筋肉が硬くなっていて、筋肉の反射が出てからだがよじれたり、後肢が胴体を掻くように動いてしまう症状が出ました。
これを「ビビリだから」と思っていたそうです。


 
また、そこを気にしてなめているようで、毛の色がそこだけ濃くなっていて、
「どうしてそこをなめるのかな~?」と思っていたそうですが、
この時、違和感があったからなめていたんだということがわかりました。
 
 
 
筋肉の反射が起きて身がよじれたり、
後肢が勝手に動いてしまったりする様子を動画でご覧ください。

 


ワンちゃんからの痛みのサインを

「●●な性格だから~」と解釈している方が実は多い気がします。
まずは、そこの先入観を外して「もしかして痛いところがあるのかな~?」という視点で愛犬ちゃんを見る習慣をつけてほしいと思います。
 
 
今回の龍くんの事例では
私は獣医師ではないので、断定はできませんが
今回の龍くんの場合は、背中の痛みをかばっているうちに前肢に体重をかけるようになり、
一番負担がかかっていた右の前肢の筋肉が硬くなってしまい、神経痛を起こしていたのではないかと推測しました。
 
神経は筋肉の隙間を縫うように分布しているので、
筋肉がぎゅーっと硬くなって神経を締め付けてしまうと、神経痛が起きることがあります。
 
 
一番わかりやすい例で話すと
「坐骨神経痛」です。
 
でも、実は「坐骨神経痛」という病名は通称で、正しくは「梨状筋症候群」と言います。
その名の通り、お尻のインナーマッスルの梨状筋(りじょうきん)という筋肉が硬くなって坐骨神経を締め上げるために足のしびれや痛みなどが出ます。
 
 
今回の龍くんの腕の神経痛もそれと同じ原因だったのではないかと思いました。
獣医さんからの説明でも脇の下から出ている腕を動かす神経に何らかのトラブルが出ているということだったので、おそらく私の推論は間違っていないと思います。
 
 
それを証拠に、右腕と左腕が均等に力が入るようになり、
来るときには車に自分からひょい!っと乗れなかったのに
帰りは軽々と自分から車に乗れるほど身軽になったので、
腕を動かす神経が集まっている後頚部、脇の下の筋肉がゆるんで神経痛の痛みが和らいだのではないかと思います。
 
 
前肢や後肢を動かす神経の分布(支配神経)のお勉強をすると、
背骨のトラブルが出た時、神経のトラブルが出た時におうちでケアできる幅が広がります。
また、「あら~?なんでこんなに速く筋肉がゆるんじゃうの~?」という神ワザ的なマッサージができるようになります。
 
 
前肢&後肢の支配神経のお勉強は
メンテナンスドッグマッサージ®基礎コース受講後、セラピストベーシックコースに進むと後半で出てきます。
 
 
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