和顔愛語で被災地ボラバスツアー　その５

こんばんわ、ごきげんいかがですか

　
心身若返らせお元気サロン、アロマヒーリングルーム花音の坊垣です。

被災地ボラバスツアーの続編ですが、前を読んでいない方はこちら

和顔愛語で被災地ボラバスツアー　その１
和顔愛語で被災地ボラバスツアー　その２
和顔愛語で被災地ボラバスツアー　その３
和顔愛語で被災地ボラバスツアー　その４

心の温度差　つぶやきです

さて、私たちの宿泊先はニュー泊崎荘

男性陣は宴会部屋、女性は６名と７名に分かれました。

男性部屋では翌日のリハーサルや練習です。

前に布団がたたんでいるところが・・・

音楽班もまさか金屏風の前でリハをするとは思ってなかったでしょう。

こちらはアロママッサージ班の練習。
アロマもマッサージもやったことのない素人さんたちに
ハンドマッサージのレクチャーです。

「うまくしようと思うより、話を聴くこと、
コミュニケーションに意識をおいてね」

とお願いしました。

短い時間の講習だったけど、本番うまく出来てたと思うよ

翌日はメイン会場である集会所で
音楽班によるライブと歌声喫茶、
ランチ班によるわかめうどん、
アロママッサージ班によるフットorハンドマッサージ

そして別にアロママッサージ班のうちの４名は、
メインの集会場ではなく車で３箇所の仮設住宅へ。

はなれた場所にある小さな仮設住宅です。
私は仮設住宅訪問班。

とある仮設住宅の談話室
写真のところは、住宅のひとつを談話室にしていたので、
すんでいるところもこんな感じだと思います。

３箇所まわって思ったこと…。

雨のせいもあったかもしれないけど、静か

明るく施術を受ける方もおられましたが、
実際、目を合わせずさっと家へ入ってしまう方、
話しかけても答えてくれない方、

少なくはありませんでした

でもそんな中でも

「大阪からきたの。遠いとこ悪いね～」
と気遣ってくださったり、

「大阪の人は、元気だね！」とおっしゃってくださったので
「それが大阪人の得意技だからね」と笑顔でかえしました。

笑顔は笑顔を生み出す。

そんな笑顔と笑い声の場面もありました。

そして
「脚がかるくなった！」
「脚が細くなったわ！　すごいね！」
と喜んでいただけてよかった

仮設住宅以外に、実は１軒だけ津波にあっていないおうちで
施術をさせていただきました。

ボランティアの活動場所を貸してくれてる地主さんです。

「うちは畑は津波にやられたけど、家は無事だったから
本当に申し訳ない。」と。

家が残ってる人は残ってる人で、手放しに喜べないですよね…。

そして施術をしながら、なぜか梅干の話。

「私、あまい梅干じゃなくて、家でつけたスッパイのが好きなんですよ」

と言ってたら帰り際に、「もって帰って！」と
自家製の梅干とわかめをいただいてしまいました

梅干、美味しくいただいています