うつ病に奪われた青春時代 | うつ病、クスリに頼らずどんどん元気になるカウンセリング

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うつ病に奪われた青春時代

こんにちは、柏智香です。

前回の続きです。

父の酒乱は、相変わらずで毎日のように母はDVを受け続けていました。

いつも酒を飲んで暴れていた父の姿しか記憶がなく、母をかばうと、「お前は母親そっくりだ!」と、私も父に殴られました。

中学生の頃の私の日記には、「父キチ、死ね!」と書きなぐってあります。

父親を憎んでいた私は、父の誕生日や命日も覚えていません。何度聞いても記憶に残らないのです。

酒乱の父は、よく仕事を休んでたので家計はいつも苦しかったです。

高校の授業料も払うのも大変だったので、家庭教師のアルバイトをしながら、奨学金をもらいながら高校に通学しました。

私が生まれる前から、永遠と繰り返される母へのDVは、どんどんエスカレートしていきました。

普通のDVじゃないです!!地獄絵巻を見るような恐ろしい喧嘩でした。

例えて言うなら、遊郭から逃げ出して連れ戻されて激しい折檻をされる遊女の様でした。

母は、この時に殴られた傷からバイ菌が入り、生死をさまよったことがありました。

父が、「母ちゃん、死なないでくれ、ワシが悪かった」と、手を取って号泣していたのを覚えています。

でも、退院して母が元気になると元の木阿弥でした。

母の写真を2Lサイズに引き伸ばし「次はここを殴る」と、マジックでバツ印をつけていたのを見せられました。

私たちが高校生になった頃、母はひとりで家出し、県内を13回くらいは引っ越しをしていたと思います。

でも、外面の良かった父は、仕事仲間の情報を頼りに、ひつこく母の居場所を見つけ出し、酒を飲んでは転居先のアパートに押し入り、金づちで家具をガンガン叩いて壊して、また引っ越しの繰り返しでした。

いつも父の暴力に怯え、家庭が安らぎの場所でない私は、長年のストレスからうつ病を発症しました。

コートのボタンが、ボタン穴に止められなくなり、何もかもが嫌になり、外出出来なくなり、不登校になりました。

うつ病の知識がなかった母に、小児科、手相の鑑定士、霊能者、宗教など、連日あらゆるところへ連れて行かれました。

最後は、メンタルクリニックへ連れて行かれ、うつ病との診断で抗うつ剤を処方されました。

初めて、うつ病と診断されたのは高校2年生のときでした。

抗うつ剤は、意欲をあげるために食欲も増し、便秘はするしで、17キロも太ってしまいました。

顔はバスケットボールのように腫れ上がり、歩くと、太ももの内側が擦れ合い、真っ赤になって痛かったです。

そんな醜い自分の姿を鏡で見て、さらに落ち込み、他人前に出るのが、ますます苦痛になりました。

うつ病がひどい時は、1日中、雨戸を閉めてテレビもラジオも電話の音も遮断し、寝たきりになり、自分の部屋から出て来れなくなりました。

病状が、ましな日に入浴しようとすると、脱衣所で泡を吹いて倒れたこともあったと母に聞かされました。

毎日死にたい、死にたいと叫んでいたので、あの世の人が見えて来たこともあります。

寝たきりの私を世話していた母は、私の抗うつ剤を飲んで、手首を切ったこともありました。

うつ病は本人だけでなく、家族をも、うつ病地獄に巻き込みます。

高校3年生になって、うつ病の薬を飲んで、たまに登校出来る様にはなりました。

当時は、うつ病に対する知識はなく、薬の副作用で17キロも太り、目が潤んだ私を同級生は、白い目で見てバイキン扱いされました。

私が同級生の肩を触っただけで、明くる日に学校を休まれたり、他校の同級生に電話したら、本人が出て居留守を使われたりしました。

そして、再び高校を休むことが多くなりました。

幸い、高校2年生まで成績が良かったので、なんとか高校は卒業させてもらい、卒業後、出席日数を補填するために保健室登校ならぬ生物室登校をしました。

生物の先生には、とても可愛がっていただき、社会人になって亡くなるまで、ずっと交流がありました。

17歳から24歳頃まで、うつ病を何度も再発して、就職、退職を繰り返し、家で引きこもる生活を送っていました。

うつ病の薬を7年近く飲み続けましたが、うつ病は完治するどころか、何度も再発し副作用に苦しみました。

私の青春時代は、うつ病に奪われました。

こんなひどいうつ病を、どうやって克服していったのかを、後日思い出しながら続きを書こうと思います。
        
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