こんにちは

 
「戦う男のストレスをアロマで癒す専門家」
【ミスターアロマ】の星野知子です。
 
先日
「白砂糖」の過剰摂取の危険について
ご紹介しました。
 
 
今日は
「お塩」ついて
ご紹介しますね。
 
 
 
 

塩の摂りすぎは

高血圧になるので

体に悪い。

 

 

聞いたことがあると思います。

 

 

これ
実は間違いです。
 
 
本当は
 
“精製塩”
摂りすぎると
高血圧になるので
体に悪い。
 

 

 

 
写真出典
 
この赤いキャップの「お塩」
 
見たことあると
思います。
 
これは
“精製塩”になります。
 
 

食塩食卓塩として

スーパーで売っているこのタイプの

「お塩」や

 
コンビニ弁当
ファミレスや
チェーン店の安価な飲食店
などで
調理に使われている「お塩」は
 
ほぼほぼ
この“精製塩”と呼ばれる
「お塩」になります。
 
更に
問題なのは
 
学校給食や
病院食
などの調理に使われているのも
 
この“”精製塩”
と言われる
「お塩」になります。
 
 
 
なぜなら
 
 
1番
安価だから。。。
 
 
コンビニ弁当も
チェーン店の飲食店も
給食も病院食も
 
どこも
健康よりコスパ重視
だからです。
 
 
 
 
“精製塩”
塩化ナトリウムが99.5%以上
ミネラルはほとんどゼロの
 
「お塩」。
 
 

99.5%以上がナトリウムの

“精製塩”を摂取すれば

 

体内の

ミネラルバランスが崩れ

血圧が上昇します。

 


塩が体に悪いのではなくて
“精製塩”の摂りすぎ
体に悪いのです。
 

 

また

ナトリウムが

身体に悪いわけではありません。

 

不自然に

ナトリウム純度の高い塩を

摂取することが

高血圧を引き起こす原因になる

というだけです。


 

ナトリウムも体にとって必要です。


ナトリウム以外にも

ミネラルが豊富に含まれているお塩だと

バランスが崩れず

 

むしろ

血圧の上昇を防止する

働きがあり


 

血液をサラサラにし

身体のさびをとってくれる

効果もある

と言われています。

 

 

ミネラルの大切さについては

以前ご紹介しました。

 

「ミネラル不足」の危険!

 

 

人間は
塩を摂取しないと
生きていけません。

人間の体の3分の2は
水分でできています。
 
そして細胞は
塩分で包まれているそうです。
 
これは
生命にとって
塩が欠かせないことを
意味していますよね。

海で誕生し
陸へ上陸した生物は
 
細胞の中に
海を抱えながら生きてるのだと
思います。

【塩の働き】
 
●胃の消化の働きを助けます。
 
●体内の塩から胃酸が作られ殺菌効果を発揮します。
 
●小腸で養分の分解と吸収の働きをします。

●同じく体内の塩から消化液が作られます。
 
●消化液によって栄養分が細かく分解されてのちに吸収されます。

●細胞を健康に保ちます。

●細胞の外と細胞の中にある体液の濃さを一定にする役割を持ちます。

●体の水分量を保ちます。

●体内の水分量と体液の濃度を保つ際に
腎臓によって尿の排出量が決められます。
その働きに関わるのが塩です。

●神経に命令を送ります。
食べ物の味や湿度を感じられるのは
神経が脳へ信号を送るからです。
信号を送る役割を持つのが塩です。

このように

体の機能を果たすために
驚くほど
塩は活躍しています。
 
生きていく上で
欠かせないものなのです。
 

また塩は料理の際にも
様々な効果を発揮します。


●臭いをとります。
野菜の青臭さをとってくれます。

●煮崩れを防止します。
魚が煮崩れしにくくなります。

●ふっくらとお米をたきます
お米を炊く際に塩を入れると効果的です。

●うまみを閉じ込めます 
魚や肉を焼く前に塩を振ることで
うまみが閉じ込められます。

●食材を柔らかくします
例えばいもや豆などを
柔らかく煮ることができます。

●色を綺麗にします
野菜を塩と一緒に茹でることで
野菜の色が綺麗に仕上がります。
 
 
やみくもに
「減塩」するのではなく
 
大切なのは
どんな塩を摂るか?
 
ちゃんと
ミネラルをバランスよく
含有している「お塩」を
摂ることが大切なんです。
 
 
その昔
日本では
 
“天然塩”(自然塩)といわれる
“海の塩”=天日塩
塩田から作っていました。
 
この天日塩には
塩化ナトリウムのほかに
 
カルシウムやマグネシウムや
体に良い
ミネラルがまだ含まれていました。
 
 
しかし

日本では昭和46年に

「塩業近代化臨時処置法」という

法律ができ 

塩田が無くなりました。

 
 

“精製塩”は 

海水が原料になっている点では

天然塩と変わりませんが

 

電気分解によって

ナトリウムイオンを抽出して

濃い塩水を作ります。

 

その後

濃い塩水を煮詰めて

塩の結晶を取り出したものが

“精製塩”となります。

 

イオン交換膜透析法という手法です。

 

 

塩の主成分は塩化ナトリウムなので

その塩化ナトリウムの純度が高いほど

“品質のいい塩”

と言われる時代もあったそう。

 

この手法は

大量生産が可能で

安価に作れるため

 

塩を安定供給するのに

普及しました。

 

専売法で

塩の売買も自由にできない時代が

92年間も続き

 

2002年に

やっと法律が変わり

 

自由に

塩の製造、販売、輸入が

できるようになったそうです。

 

 
【精製塩の見極め方】
 

パッケージの表示に

【イオン膜】と記載されているものは

“精製塩”です。

 

“精製塩”は舐めると
ピリッと舌を刺すような
しょっぱさがあります。
 
ミネラルも入ってる「お塩」
苦くて、ちょっぴり甘いです。
 
 

“精製塩”“天然塩”

中間的な立ち位置に

“再製加工塩”というものも

存在します

 

これは“精製塩”海外の安価な天日塩

にがりを添付することで

ミネラルを追加したものです。

 

天然塩ではありませんが

ミネラルは含まれています。

 

よく「○○の塩」という

名前が付けられた塩がありますよね?

 

その多くがこの

“再製加工塩”になると思います。

 

製法は 

作っている会社によってさまざまですが

 

天然塩に比べると

製造コストが安くつくので

 

天然塩より安価で販売されています。

 

 

 

写真出典

 

代表的な「伯方の塩」

 

スーパーでも気軽に買えますよね。

 

ミネラルは

“精製塩”のゼロと違い

含有するのはしてるのですが

 

海水汚染のことを考えると

あまりお薦めできない

かもしれません。

 

 

以前ご紹介したとおり

現在

日本では

 

ほとんどの農業が

大量の農薬を散布してます。

 

「残留農薬」の怖いお話


農薬をコップ1杯飲めば

人間は簡単に死んでしまいます。

 

その農薬が

河川、地下水を通して

多量に海に流れ込んでいます。 


海に流れ込んだ農薬は

大量のプランクトンを汚染します。


次に

汚染されたプランクトンを摂取する

小魚達が汚染されます。


その小魚を中ぐらいの魚が食べます。


こうやって次々に汚染の輪が広がり

魚の体内で

「農薬」が濃縮されます。

 

これを「生物濃縮」といいます。

 

有害な汚染物質が体内に蓄積され

小さな生物から

大きな生き物の中で

数千倍から数万倍に濃縮されます。


食物連鎖の中で

生態系の頂点に近い生物ほど

汚染の度合いが高くなるのです。

 

そして最終的に

濃縮された汚染物質を

食べるのは

人間ということになります。

 

熊本県の水俣病も

生物濃縮が原因です。

 

採れたての新鮮な魚介類から

発病したのです。

 

新潟県でも同様のことが引き起こりました。

 

魚介類からの「生物濃縮」

原因です。 

 

海からの塩も

海水を濃縮しています。

 

 

そういう意味では

 

“どこの海からとれた塩”

 

かが

とても重要になると

思います。

 

 

海水汚染まで気にならない

という方は

 

“精製塩”よりは

絶対

“再製加工塩”

のほうがまだいいと思います。

 

 

海水汚染は気になる!

そんな方に


海水から作る「お塩」で

お薦めなのは

こちらの「ぬちまーす」です。

 

 

 
 
 
 
 
「ぬちまーす」は
沖縄にある宮城島の
大平洋側の海水のみを原料とし
 
細かい霧を発生させて塩を作る
特許の製法で作られた
「お塩」になります。
 
 
ミネラルが21種類も含まれ
マグネシウムの量は
なんと
“精製塩”の200倍
 
ミネラル含有量は
ギネス認定されているんだとか。
 
 
 
 
 
 
 
上の表を
みてもらうと
わかると思いますが
 
実は
“岩塩”のなかには
ほとんどミネラルを
含有してないものがあります。
 

 

“岩塩”は正真正銘

“天然塩”(自然塩)ではあります、

 

1000万年以上前の地球の地殻変動で

海水が陸に閉じ込められ

水分が蒸発し

 

長い年月をかけて結晶化した

 

いわば「海水の化石」

といえる“岩塩”

 

ですが

化石化する長い間に

大切なミネラル分は

分離されてしまうことが

多いようです。

 

塩は長時間かけて結晶化されると

純度が高くなります。


つまり

塩化ナトリウムの純度が

限りなく100%に

近くなってくるのです。


ゆっくりと時間をかけた結晶化は

不純物である

様々なミネラル分を

排除する特性があり

 

そのため

“精製塩”のような

純度の高い

塩化ナトリウムの結晶

になっているものが

あります。

 

 

日本では一般的に

“岩塩”

高級な塩=ミネラルも豊富に含有

と思われがちですが

 

“岩塩”といっても

どこでとれた“岩塩”か?

 

でかなり差があるので

成分量をよく確かめて

ご購入ください。




 出典



岩塩は

純粋な塩化ナトリウムだけの地層で

千数百メートルにもなるものがあります。 


また

各種のミネラル分も別々に

各地層になっています。

 

ですので

数十種類にも及ぶミネラル分を

バランス良く採掘することが

とても難しいようです。








 出典


同じ「ヒマラヤ岩塩」でも

こんなに含有量が違うのです。

 


お肉との相性がよかったり

その食感や見た目から

お料理に

アクセント的に使うのは

お薦めします。

 

すべてのお料理の

調理に使うのは 

あまりお薦めいたしません。

 

 

 

波動が高いということ

人気の「お塩」が

あるので

ご紹介します。

 

 

 

 

皇帝塩公式ホームページ

 

Amazon

 

楽天

 

以前

周波数について

ご紹介しました。

 

「精油」の驚くべき周波数!

 

「周波数」のあげ方

 

「皇帝塩」は

周波数が高いことが

こちらの本で

紹介されているようです。

 

参照

 

 

 

Amazon

 

 

お値段は高めなのですが

食用としてだけでなく

“浄化用”としても人気です。

 

そのため

「まがい物」も出回っています。

 

ネットで購入なさる時は

気をつけてくださいね。

 


「浄化用」なら

こちらのお塩もお薦めです。


あの斎藤一人さんの商品に

使われている「お塩」だそう。


伊豆大島の深層地下海水を

原料とした

「ハマネ」さん





ハマネ公式ホームページ


アマゾン


楽天

 

 

 自然塩・天然塩とは

本来何も加工をしない

添加しない塩のことです。

 

また

“天然塩”(自然塩)といっても

 

海水から作る“天日塩”(自然海塩)

塩の鉱床からとる“岩塩”

 そして湖

“湖塩”呼ばれるものがあります

 

 一般的に

“湖塩”とは

大昔に陸にとじ込められた海水が

濃縮されています。

 

特に、乾期のときに

厚い塩の結晶となって湖底が現れます。

 

 「死海」や

「ウユニ塩湖」は有名ですよね。

 

海の沿岸に近いところに

海がせき止められて

塩湖になったところもあります。

 

 

 

 

ミネラルハーヴェスト塩公式ホームページ

 

Amazon

 

楽天

 
「ミネラルハーヴェスト塩」は
オーストラリアの奥地にある
「塩湖」で収穫される
自然のままの“湖塩”です。

500万年前の
「Pliocene鮮新世
(政府調査機関CSIROによる調査)」から
ミネラル分を含んだ塩の飛沫が
堆積してできた
世界的にも非常に珍しい塩湖です。

塩湖からミネラル分が
多量に湧き上がる時期に限定して
収穫される塩は
 
「甘み・酸味・苦味」のバランスに優れ
食材の旨みを引き出してくれます。


こちらのお塩も
お薦めです!


 
 
ミネラルを豊富に含有したお塩は
 

どうしても

“精製塩”よりは

少しお値段の高い「お塩」に

なってしまいます。

 

 

しかし

お料理で使う「お塩」の量は

他の調味料に比べて

しれてますよね??

 
ご紹介した「お塩」以外にも
素晴らしい「お塩」があると思います。

健康のために
是非
ミネラルを豊富に含有した「お塩」
取り入れてみてくださいね。



ではその「お塩」の
摂取量についてですが

【塩は1日
どのくらい摂取すれば
良いのでしょうか?】
 
日本人の
1日当たりの塩分摂取量は

男性が平均で1日11.3g
女性が9.6g

と言われています。
 
WHOが発表した基準では
人間が
1日に摂取していい食塩の量は
5g
 
ですが

塩分不足のリスク

について

このような意見もあります。

 


白澤抗加齢医学研究所所長

白澤卓二氏は


「塩の主成分であるナトリウムは

血圧を維持するために必要な栄養素です。


また、高齢者ほど血圧を気にして

塩分を控えがちですが

塩分不足により

喉の渇きを感じにくくなって

脱水症状に陥るケースがある。


塩分摂取量の不足で

認知機能が低下するという報告もあります。


“減塩すれば元気で長生き”

という風潮は

改めるべきでしょう」


2014年に

アメリカ高血圧学会誌に

ニールス・グラウダル博士が

発表した論文によれば


最も好ましい

健康結果が出た塩分摂取量は

米国の推奨基準を大きく上回る

6.7~12.6グラム。


摂りすぎはよくないが

無理に

塩分を控える必要は

ないのである

 

とあります。


この研究では

10万人以上の人々を3~7年追跡し

食塩の摂りすぎ

(この報告の場合は約15g以上

によって

疾患のリスクは増大するけれど


それと同時に

「減塩」

(この報告の場合は約7.5g以下

の場合にも心血管疾患の

リスクが増えたそうです



ただし厚労省が目標とするレベル

(男性8グラム)の減塩を

実施したほうがいい場合もあるそうです


糖尿病患者やその予備軍

肥満の人がそれに当たります。


慢性腎不全など腎臓病患者は

特に塩分を体内に

溜め込みやすくなっているので

注意が必要となります。


「塩分を摂取しても

血圧が上がる人と

上がらない人がいる」


という点にも注意が必要です。


塩分を摂ると血圧が上昇する

「食塩感受性」

有する人がいるそうです。


本来

体外に塩分を排出する働きの

腎臓が

塩分を再吸収してしまうために

尿として排出しづらい体質です。


これまでの研究で

日本人の約20%

「食塩感受性」の

遺伝子を持つことが

判明しています。


現代の医学では

「食塩感受性」

なぜ発生するのか?


そのメカニズムは

わかっていません。


遺伝する可能性が高いと

推測されているので


血縁者に

高血圧患者がいる人は

「減塩」をしたほうが

よいかもしれません。

 
 
コンビニ弁当や
加工食品
チェーン店の
安価な飲食店の
外食を減らすことで

自然と「減塩」
できると思います。

また

若い女性に

多いケースとして


健康や美容のためと

野菜の食べ過ぎによる塩分不足

からくる

体の冷えも問題になっています。


野菜に多く含まれるカリウムは

ナトリウムの排出を促します。


塩分は

体に熱を発生させる

働きがあります


体内で塩が不足すると

体が

冷えてしまうのです。


特に夏野菜は

体を冷やすものも多いです。


朝食に

冷たいスムージーや

酵素ジュースを飲む人や


野菜中心の食生活で


野菜をたくさん食べる人は

むしろちょっと

塩分多めを摂ることを

心がけたほうが

いいかもしれません。


カリウムとナトリウムは

バランスよく摂取しないと


かえって冷えやむくみ

疲れの原因

なるのです。



なんでもバランスが

大切なんですね。




「お塩」について

調べてみました。


参考になると嬉しいです。