こんにちは
 
「戦う男のストレスをアロマで癒す専門家」
【ミスターアロマ】の星野知子です。
 
この1ヶ月くらい
お誕生日会続きで
 
白砂糖を使ったケーキも
「解禁」
しておりましたが
 
 
昨年
「乳がん」になってから
 
白砂糖は
基本
制限しております。
 
 
それまでが
摂りすぎてたんですけどね。
 
毎日
甘いお菓子パン
ケーキやアイスクリームを
欠かさず食べていました。
 
 
甘くておいしいお菓子を食べだすと
止まらない!
 
毎日食べないと
気が済まない!
 
という
かっての私のような皆さん
 
それって
ただのスイーツ好きではなく

「砂糖依存症」かもしれません。
 
 
 
スイーツは
私たちを
 
“幸せにしてくれる”
“心を豊かにしてくれる”
 
ものでもあります。
 
 
疲れている時
イライラしている時
 
甘いものを食べると
happyな気分になったり
イライラがおさまったり
 
そういう経験がある方も
多いと思います。
 
ですが
 
“甘いものがないと生きていけない!”
 
そういう方は
一度「砂糖依存症」ではないか?
 
チェックしてみたほうが
いいかもしれません。
 
 
「砂糖依存症」とは
下記のような状態が続いている人
のことを言います。
 
★甘いものを食べないとイライラする
★ストレスを感じると甘いものが必ず欲しくなる
★甘いものが手放せない

★食事代わりにお菓子をたべることがある
★甘いものをしばらく食べないと冷や汗をかきやすくフラフラする
★空腹ではないのに口寂しくなりついつい何か食べてしまう
★一口だけのつもりでつまんだお菓子が止まらない
★年々甘いものを食べる量が増えてきている

★甘いものを食べるとすっきりする
★食後のスイーツが習慣化している



2つ以上

当てはまる方は

「砂糖依存症」

の可能性があります!


 
甘いものは
疲れた時に食べたくなるものですが
 
砂糖の過剰摂取
 
逆に心身を疲れさせてしまいます。
 
【砂糖依存症の症状】
 
イライラ、頭痛、疲れやすい、めまい・立ちくらみ、集中力がない、落ち込みやすい、怒りっぽい、手足が冷える、朝起きるのが辛い、寝ても寝ても眠い、アレルギー反応がでやすい
 
これら
ある意味“禁断症状”とも呼べる症状は
 
砂糖を過剰摂取し続けることで
低血糖ビタミンB1不足
なってしまい
 
そのせいで引き起こされるものです。
 
 
お菓子の量を減らして
頭痛が治った方も
いらっしゃいます。
 
 
 
砂糖の過剰摂取は
よくありません。
 
ですが
砂糖を全く食べてはいけないか?!
 
というと
そういう訳では
ないと思います。

 
過剰な「糖質制限」は
逆に
デメリットがあることも
いわれています。
 
 
 
 
賛否両論ありますが
「砂糖=すべて悪」ではないと
思います。
 
ただし
人工甘味料については
「百害あって一利なし」です!
 
 


あとは
清涼飲料水などに含まれる
ブドウ糖果糖液糖

 これも 
「百害あって一利なし」
といえるでしょう。


本来、砂糖は
私たちの身体にとって
大事なエネルギー源であり
 
「脳のごはん」と言われるほど
脳に素早くエネルギーを供給できる
のは砂糖が1番といわれています。
 
また砂糖には
水分を抱え込む性質があり
 
料理やお菓子に
砂糖を加えることで
 
ふわふわな触感や
しっとりとした触感を保つことが出来たり
食品を柔らかくしたり
 
食品を腐りにくくしたり
 
味を甘くするだけでない
役目あります。
 
ですので
砂糖を摂取すること
そのものが悪いのではなく

●過剰に摂取すること
●白砂糖を摂取すること
●人工甘味料を摂取すること
●ブドウ糖果糖液糖入りの
清涼飲料水を摂取すること

これが
身体に良くない
 
と思います。
 


近年
清涼飲料水やそれに含まれる糖類
ブドウ糖果糖液糖
肥満や糖尿病に関係している。

と問題になり
2015年には
WHOがガイドラインを発表しました。

それによると

砂糖の1日の摂取量を
大人も子どもも
総エネルギー摂取量の10%未満
に抑えるよう強く推奨しています。

5%未満にすると
さらに健康効果があると勧めています。

5%はおよそ砂糖25g
(スティックシュガー約8本分)
 
では
普段口にしている甘い食品には
いったいどのくらい
砂糖は含まれているのでしょうか?
 
【砂糖の含有率】

缶コーヒー約5~7.5g/100cc1本
スポーツドリンク約30g/500cc1本
コーラ約40g/350ml1本
板チョコ(ミルクチョコレート)約20g/1枚
ショートケーキ約25g/1切れ
プリン約30g/1個
 


写真出典


甘いものを食べない方でも
注意は必要です。

●外食やコンビニ弁当が多い方
●パンや嗜好品の摂取が多い方
●市販のドレッシングやソース類をよく使う方
●アルコール摂取が多い方
●清涼飲料水をよく飲む方

知らず知らずのうちに
砂糖を
多量に摂取している
可能性があります。

健康の為にと飲んでいる
野菜ジュースなどにも
砂糖は含まれています。
 
 
では
「砂糖」には
実際にどのくらい
リスクがあるのでしょうか?
 

砂糖の摂りすぎは
まず肥満を引き起こします。

しかし肥満だけでなく
もっと深刻な健康被害が
砂糖によってもたらされると
言われています。

 
日本での
砂糖の原料は

主に
サトウキビか
サトウダイコン
(シュガービート、甜菜)になります。

サトウキビ


写真出典

「白砂糖」=
「上白糖」「グラニュー糖」などは
サトウキビの茎を
細かく砕いて汁を絞り
汁の不純物を取り除き
煮詰めて精製したものです。


 
三温糖は茶色いので
上白糖やグラニュー糖より
栄養がある。

そう誤解をしている方も
まだいらっしゃるかもしれませんが

三温糖が茶色いのは
砂糖を精製する際に残った蜜を煮詰めて
カラメル化させたものを
白砂糖に添加しているだけで

栄養が残っていて
茶色い訳ではありません。

むしろ白砂糖よりも
さらに危険な食品です。

カラメルは体内で
尿素系の化学物質を作り出し
運動機能、学習機能に
影響を及ぼす可能性があることが
わかっています。

白砂糖は生成の過程で
体に有益なミネラルは失われ

精製され
分子が細かくなった白砂糖ほど
血中に取り込まれるのが早く
血糖値が急激に上昇します。

特に清涼飲料水などに含まれる
ブドウ糖果糖液糖
液状で吸収されやすいため
更に血糖値があがりやすいのです。

そのため
インスリンが大量に分泌され
結果として
低血糖を引き起こし

2型糖尿病
引き起こしやすくなります。
 
低血糖になると
アドレナリンが分泌され
キレやすくなるとも
言われています。

糖尿病の患者数は
1980年の1億800万人から
2014年には4億2200万人に増加しています。

2012年に
糖尿病が原因で死亡した患者数は
150万人。

子供の2型糖尿病の患者数も年々増加し
深刻な問題となっています。

2型糖尿病は
生活習慣などが要因とされる
大人に多く
1型糖尿病は主に免疫異常によるもので
子供に多いとされてきましたが

近年は子供にも
2型糖尿病が増加しています。

糖尿病
進行すると
糖尿病性の網膜症や神経症、腎症など
命に関わる合併症に発展することで
よく知られています。

1971年から1980年のデータで

糖尿患者と一般の日本人の

平均寿命を比べると


男性で約10年

女性では約15年

寿命の短縮が認められたそうです。



更に最近では
「がん」との関連も指摘されています。

 
砂糖を摂りすぎると
高血糖になるだけでなく
低酸素、低体温、酸性体質になります。 

この状態は
がん細胞が最も活性化する状態です。

低酸素になる理由は「糖化現象」です。
 
「糖化」とは
“糖とタンパク質が結びつくこと”
 
糖化の結果
AGEs(終末糖化産物)という
褐色の老化物質ができてしまいます。
 
このAGEsが問題と
言われています。
 
糖を取り過ぎると高血糖になり
赤血球のたんぱく質と結合し
AGEsが発生し

その結果
血中のヘモグロビンも糖化し
全身に酸素が巡りづらくなり
体全体の細胞が
低酸素状態に陥ってしまいます
 
低酸素状態になると
新陳代謝が低下し

冷え性、疲れやすくなる、体がだるくなる
風邪を引きやすくなる、便秘がちになる
肌荒れする、太りやすくなる、老けて見える

などの症状があらわれます。


砂糖を摂りすぎていると
がん細胞が最も活性化する
35℃台の低体温になっている方が
多いです。

私も
知らないうちに
35℃台になっていました。

また
発生した「がん細胞」
ブドウ糖(グルコース)
栄養源として
大きくなっていくため

砂糖の摂取が多いと
「がん」の進行を 早めてしまいます。

私がうけた「ペット検査」は
身体中にブドウ糖を流し
ブドウ糖が集まったところに
「がん」を見つけるという検査機器です。

「乳がん」のある場所に
見事にブドウ糖が 集まっていました。


「糖化」により

コラーゲンや水晶体

蛋白クリスタリンなど


寿命の長いタンパク質ほど

大きな影響を受けるため


白内障は進行しやすく

また

動脈硬化も進行しやすく

なることが 

わかっています。



砂糖は
ミネラルの吸収も阻害します。

砂糖がどうして
ミネラルの吸収を阻害するのでしょうか。

その答えの一つが「糖反射」です。
 
東京大学の研究により

人間は砂糖を摂ると
胃と十二指腸の働きが
一時的にストップしてしまうこと
判明しています。

その反応を「糖反射」
呼んでいます。

蠕動運動が止まることで
消化不良を起こし
ミネラルの吸収が阻害されると
言われています。

塩を摂取することで
止まった動きは
また活性化するそうなので

「白砂糖」を摂取した後は
を摂取することをお薦めします。


砂糖を過剰に摂取すると
免疫力が落ちることも
わかっています。

私たちは生まれながらにして
病原菌に対抗する力や
病気から回復する力があります。

いわゆる「自然治癒力」です。

白血球の一種マクロファージは
体内に侵入したウイルスや細菌を
食べてくれるのですが

白砂糖を摂りすぎることにより
マクロファージの機能が低下することが
わかっています。
 

 

砂糖の過剰摂取は

他にも問題があります。


糖値の調整のために副腎から

コルチゾールという

ホルモンが分泌されます。


それが続くと

コルチゾールの分泌過多によって

副腎が疲労し機能が弱まります。


すると

コルチゾールの分泌が

減ってしまうのですが


コルチゾールには

抗アレルギーの働きもあるため

アレルギーの悪化を招くことになります。


また近年の研究により

コルチゾールの大量分泌により

海馬が萎縮することが判明しています。


海馬は記憶を司る脳の器官ですので

砂糖を摂りすぎると

記憶力低下にも繋がるのです

 


お料理をする時

いまでも砂糖を使うことは

あります。


白砂糖=「上白糖」や「グラニュー糖」

は使いません。


サトウキビは

熱帯の植物なので

体を冷やす作用があると

言われています。


てんさい糖は寒冷地の植物なので

体を暖める作用があると言われており

 

また

腸内のビフィズス菌の餌となる

オリゴ糖が含まれているので

腸内バランスを整えてくれます。


さらに

血糖値の上昇が

穏やかです。



 出典


ですので

私はてんさい糖を使っています。


※てんさい糖にも

精製した上白糖やグラニュー糖が

ありそちらは

「白砂糖」と同じです。


私が使ってるのは

精製されてないものです。







こちらなら
スーパーでも
購入できるところ
多いですよね。

 



はちみつを砂糖の代わりに

使うこともお薦めです。


はちみつも砂糖よりも

血糖値の上昇が緩やかです。

 

ただし現在


日本で販売されているはちみつの

8割以上が

60℃以上で加熱処理をされたものなので

 

60℃以上で加熱処理

されていない

 

「生はちみつ」

「Raw Honey」

 

お薦めです。

「生はちみつ」「Raw Honey」として
販売されているはちみつも

 

ほとんどが

熱処理の温度は60℃以下と
裏面に表記されています。

はちみつは

45℃を超えると
本来はちみつ自体が保有している

殺菌・抗菌力を
加熱によって失われてしまいます。


更に
はちみつの中に入っている

ビタミン類や酵素が
壊れてしまうといわれてます。

 

ですので

選ぶときは

60℃以上で加熱処理

されていないはちみつを

選んでくださいね。


また

お薦めのはちみつを

ご紹介しますね。



ただし

てんさい糖にしても

はちみつにしても


過剰に摂取すれば

良くないことは同じです。



「砂糖」はコカインより中毒性がある。


 という実験結果も

あるくらいですから


「砂糖依存性」の可能性がある方は

砂糖を減らすのは

大変だと思います。


私も

いきなり「砂糖ゼロ」

にするのは無理でした。


病的な依存性の方は

カウンセリングに通うことを

お薦めしますが


私ぐらいの「依存性」の方は

「白砂糖」たっぷりのスイーツの代わりに

ヘルシーな甘味のものを摂ることで


徐々に

昔のように

毎日ケーキを食べなくても

我慢できるように

なりました。


また

代わりになるお薦め甘味は

ご紹介しますね。