今日は都心でも雪模様になりましたね。
雪の中、宅急便を届けてくれた配達の方。
ありがたいです。
さて、昨日はずっと観たかった
『ゴッホとゴーギャン展』へ。
個性の強い二人の天才画家の
「関係性」と「芸術性」に焦点を当てた展覧会。
ストーリー性があって見応えたっぷり!
まるで物語をみているかのような
心奪われる内容でした。
共同生活を送っていたゴッホとゴーギャン。
「ゴーギャンと私は、体中の熱が消えるほど
感情を高ぶらせ、話し込んだものだ」
〜ゴッホの手紙より抜粋〜
おぉ、熱い〜!
言葉の節々から情熱がほとばしっています。
そんな刺激を与えあう2人でしたが、
価値観などの違いから、約2ヶ月間で生活破綻。
展覧会は、2人が共同生活をするまでの過程と
その後の人生を辿っていく
物語のような構成になっていました。
ほんと、ドラマチックな人生!
2人の世界に、どんどん引きこまれていきました。
ゴーギャンのアルル到着を
心待ちにしていたゴッホ。
これは、ゴーギャンの部屋を「ひまわり」の絵で
飾るために描いた作品です。
絵の中に明るさや希望を感じますね。
耳切り事件やピストル自殺など、
私の中では「狂気の芸術家」という
イメージが強かったゴッホ。
ゴーギャンへの優しさを感じるなど
人間臭さも垣間見えて、印象が少し変わりました。
ただ、晩年の作品は
ゴッホの底知れない孤独を感じて
鬼気迫るものがあり…
「ちょっと恐ろしい」と遠目で鑑賞f^_^;
こちらは
ゴーギャンが描いた
《ひまわりを描くゴッホ》の絵。
まだ、2人がアルルで夢にあふれる生活を送っていた頃の作品です。
そして、最後の展示は、
ゴッホの死から11年後に描かれた
ゴーギャンの《膝掛け椅子とひまわり》の絵。
ゴーギャンはどんな想いで
椅子とひまわりの絵を描いたのでしょうか。
こちらは、ゴッホの作品《ゴーギャンの椅子》
2人がお互いを思って描いた「椅子」
まるで一本の映画を観終わったかのような
切ない気持ちになりました。
あぁ、やっぱり観に行ってよかった!
実は昔、博物館学芸員の資格を取得したくらい
(全く活かしていませんが…)
美術鑑賞が大好きなのです。
そして、いまだ興奮さめやらず…笑
ゴッホとゴーギャンをイメージしながら
無性に作りたくなった「アロマブレンド」
『ゴッホとゴーギャン展のアロマブレンド』
●ベルガモット
●フランキンセンス
●マジョラム
●ローレル
2人の芸術家の「孤独」の中にも
「希望」も感じられる香りをイメージしました。
美術鑑賞も、天才画家の人間ドラマも楽しめる
「ゴッホとゴーギャン展」
12月18日まで、東京都美術館で開催中です。
*お好きな曜日・時間が選べるフリータイム制