手作りコスメの日焼け止めって
実際のところどうなの?
そう思われるかもですが、
お肌が弱い方には
ほんとお勧めです!
何故なら、
市販の日焼け止めが合わない方って、
大体合成のケミカルにやられちゃうから。
紫外線防止効果のあるものには大きく分けて、
『紫外線吸収剤』
『紫外線錯乱剤』
の二つがあります。
『紫外線吸収剤』は
“浴びた紫外線をお肌の上で
化学変化によって吸収するもの”で
有機化合物なので基剤に溶け込みます。
お肌にのせて白浮きなどせず、
塗り心地が良いので
最近の日焼け防止アイテムに
よく利用されています。
「パラメトキシなんちゃら」とか
「なんちゃらオキシベンゾフェノン」とか、
たくさんの種類があり、
中には環境にも良くないものも
結構あります。
数年前、
ハワイ州で使用が禁止されたのは
記憶に新しいですよね。
▽参考
2021年1月1日(金)ハワイ州は、
海洋環境保護のため、
オキシベンゾンとオクチノキセートなどの
化学物質が含まれている
日焼け止めの販売を
禁じる法律が施行されました
厳密にいうと「売ってはダメ」で
「使っちゃダメ」というわけでは
無いようなのですが、
環境破壊につながると知ったら
やっぱり使いたくないですよね。
お肌にも良くないですし。
お肌が弱い方は大体がこの
紫外線吸収がお肌にあわなくて
肌荒れしてしまうようです。
お肌のバリア機能自体も
壊しかねない紫外線吸収剤は、
UV対策では出来れば避けたいものです。
『紫外線錯乱剤』は、
“浴びた紫外線を撥ね返すもの”で、
無機粉末なので基剤に溶け込むことは無く、
他の基剤によって分散させています。
こちらも古くから
日焼け対策のアイテムに
利用されているものです。
お肌が弱い方には
断然この『紫外線錯乱剤』の方が
お肌に優しいのでおすすめです!
金属アレルギーをお持ちの方は
反応してしまう可能性は
無きにもしもあらずですが、
基本的にはお肌に優しい
日焼け止めを作ることが出来ます。
手作りコスメでは、この
『紫外線錯乱剤』を使って
日焼け対策のアイテムを作ります。
二酸化チタンはベージュの色が付いた
超微粒子のものもありますが、
基本はこの3つです。
ただ、もともとペンキなどに使用される
白色顔料という素材のため、
大量に入れると白浮きしやすいという
見た目的な欠点もあります。
紫外線吸収剤と違って
高いSPF値が出にくいという点も。
そういったマイナス面はありますが、
いろいろ差っ引いても紫外線錯乱剤のほうが
良いと思いますよ。
市販の日焼け止めでも
紫外線錯乱剤を使ったものがあるので、
購入される場合参考にして下さいね
![星](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/112.gif)
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