【受講レポ】薬剤師 久保田いずみ先生による『点眼剤(目薬)』講座 | 小平・国分寺 おうちで出来る自然療法 手作りコスメ・クレイセラピー・ナード アロマテラピー Aromano

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ここ数ヶ月、薬剤師の久保田いずみ先生による

『くすり』講座を、

zoomにて受講しました ダウン

 

 

『薬剤師 久保田いずみ先生による「花粉症のくすり」講座』

『薬剤師 久保田いずみ先生による「痛み止めの塗り薬」講座』

『薬剤師 久保田いずみ先生による「虫除け剤」講座』

 

 

今月は、最近高価格帯のものが増えてきたという

『点眼剤(目薬)』講座です。

 

 

 
 

いつもと同じく、

今回も最初に“一般用医薬品”と

“医療用医薬品”のお話がありました。

 

 

医薬品には、薬局などで購入可能な“一般用”と、

医師の処方箋が必要な“医療用”があります。

そして、今現在“一般用”で売られているものの中には、

かつては“医療用”だったものが、

“一般用”におりてきたものもあるそうです。

 

 

「OTC(Over The Counter)医薬品」

とも呼ばれる一般用医薬品は、

リスクが高い第1種から、

比較的低いと言われる第3種まで、

3段階に分けられています。

 

 

お薬には“内服するくすり”と

“外用のくすり”があります。

今回の目薬は口にするものではないので

“外用のくすり”扱いですが、

目ってめちゃめちゃ敏感なところですし、

一般的に五感のなかでも一番無くしたくない

感覚器なんじゃないかな、、、と思います。
 

 

 

 

 

 

点眼薬は目的を明確に

 

 

何にしても“お薬”を使う目的は様々でしょうが、

一般的には「今の辛い状態を何とかしたい」

と思って利用するのだと思います。

 

 

たとえば、痛いのを、、とか、

痒いのを、、、、とか。

 

 

目薬に関しては症状ごとに適した成分が異なるので、

自分が利用するものに“何が入っているのかはてなマーク”を

しっかり確認して、使い分ける必要があるそうです。

 

 

その時に確認材料として重要なのが、

必ず付いている「添付文書」。

成分はもちろんのこと、摂取量や摂取の方法など、

そのお薬に関するあらゆる情報が

コンパクトにまとまっているものなので、

これは必ず取っておくように、

といつもいずみ先生は仰っています。

 

 

目薬に関しては、

「スカッと爽快」みたいに清涼感を

謳ってあるものも多いですよね。

一般向けに販売されている目薬は

万人受けするように作ってはありますが、

その清涼感の感じ方も非とそれぞれです。

なので、使う人のその辺りの好みも“

どの目薬にするか”の基準にもなります。

 

 

一般向けに販売されている目薬は、

処方箋が必要な医療用のものと比べても

遜色がないものが揃っていますが、

それを使っても「なんか効果がいまいち、、、」

と思ったら、早めに病院へビックリマーク

 

 

これも毎回いずみ先生が仰ってる事ですが、

 

「私たちセラピストが、クライアントの

 病院や薬局へ行く機会を奪ってはいけない」

 

のです。

 

 

点眼薬の選び方

 

 

毎回先生が参考図書として
紹介されている図書はコチラ ダウン

 

この本を参考に、

「YES/NO」と設問に答えていく形で

すぐに病院を受診した方が良いのか、

市販薬で様子をみてるのかが分かります。

 

 

市販薬で様子をみるにしても、

その症状によってどんな成分が有効なのか、

配合されている成分による使い分けを

どのようにしたらよいのかが、

図によって分かります。

 

 

ちなみに、

配合量の多い順に記載されている化粧品や食品と違い、

医薬品の記載順は“入っている成分の多さ”では

ないそうです。

これも添付文書をみれば分かります。

 

 

ある一定期間使って改善しない場合は、

病院で専門医に診てもらう必要があります。

 

 

点眼薬の分類

 

 

点眼薬は、

その使う目的によって使い分ける必要があります。

その目的を果たすために診るべきは、

入っている“成分”です。

 

 

たとえば、

抗アレルギー薬だとクロルフェニラミンや

ジフェンヒドラミンなどの“抗ヒスタミン薬”と、

クロモグリクさんやペミロラストなどの

“遊離抑制薬”というものがあるそうです。

 

 

後は、最近人気のビタミン類や、

涙と同じ成分の“人工涙液”、

清涼感を感じさせるメントール等々、

成分の中でもその“目的”に合った働きをしてくれる成分が

入っているかどうかで、どれを選ぶのか決めます。

 

 

含まれている成分が多ければ多いほど

いいということではなく、

自分の状態にぴったり合ったものを選ぶのが大事です。

 

 

必要が無い成分が

お薬の副作用の原因になってしまうこともあり得るし、

その分も価格に反映されているからです。

 

 

 
 
また、
防腐剤の種類によってはコンタクトレンズをつけたまま
使用することが出来ないものもありますし、
添加物のなかにはカラーコンタクトレンズを
変性させてしまうものもあります。
 
 
“無駄なく”“危険性も低い”点眼薬を選ぶには、
成分をチェックしてみることって大事ですね。
この辺は、精油の選び方に通じるようにも思います。
 

 

症状による成分の使い分け

 

 

最後に、

どんな症状の時にどんなものを使ったらよいのか

教えていただきました。

 

 

〇 眼の痒み(花粉症など)

  抗ヒスタミン薬・ケミカルメディエーター遊離抑制薬

〇 眼が赤い(一時的な充血)

  血管腫縮薬

〇 眼の炎症(痒み・腫れ・ただれ)

  抗炎症薬・ビタミンB₂・抗菌薬(ものもらい)

〇 眼精疲労(かすむ・ぼやける)

  眼筋調整薬・ビタミンB12

〇 眼が乾く(ドライアイ)

  人工涙液・ビタミンA・コンドロイチン

 

 

どれが良いか分からない方は、

お店の薬剤師さんにご相談すると良いと思います。

 

 

そして毎回書いてますが、

お薬もアロマも何でも、

「使い方」と「使い過ぎ」には注意ビックリマークです。

 

 

まとめ

 

 

① 点眼薬は、その時の状態をしっかり考慮し、目的を明確にして選ぶべし

 

② 含有成分は目的に合うものが入っているかしっかりチェック

 

③ 個人の状況(コンタクトレンズ装着の有無など)を把握し、注意が必要な成分が入ってないかも確認すべし

 

 

 

 

薬局に行くと、

それこそ200円台のものから

2000円台のものまで沢山ある目薬。

 

 

ついつい「ま、これでいっか」と

適当に選びがちですが(え、私だけはてなマーク滝汗)、

自分のその時に合ったものを、

しっかりと選ぶことが大事なようです。

 

 

いずみ先生の講座を受けると、

今までの自分の視点とは違ったところからの

気づきが得られます。

そして、とにかく先生のお話を聞くと元気になります音譜

 

 

次回は9月13日に「貼る痛み止め」の

お話があるそうです。

今から楽しみウインク

 

 

晴れ晴れ晴れ晴れ晴れ晴れ晴れ晴れ晴れ晴れ晴れ晴れ晴れ晴れ晴れ晴れ晴れ晴れ晴れ晴れ

 

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