ご訪問ありがとうございます。
10月にスタートした林真一郎先生による『アロマサイエンス アドバンスコース』。
第三パだなんだと騒がれているので、リアル受講させてもらえるのかどうかちょっと危ぶんでましたが、特に変更なしということだったので自由が丘へGO
リアル受講は前回まで3名でしたが、今回私ともうおひとかたの2名になってました
ビルの一階についたら、いつも掲示されているセミナー案内が出ていなくていきなりリアル受講なしにでもなったのかと慌ててメールを確認しましたよ。
帰りにご一緒したもう一人のリアル受講生さんも、同じく「焦ってメール確認した」と仰ってました。単に掲示忘れなだけだったようで、一安心
1回目は『精油の構造分類による作用と特徴』ということで、精油成分を構成するモトになる分子と構造から、それぞれの特徴や作用を学びました。
2回目の『精油の構造分類による作用と安全性』では、1回目で学んだ精油の構造分類を、官能基という分子の化学反応の性質を決める部分と合わせて学びました。その官能基によって毒性などの反応性が概ね決まるのですが、それから各精油の特徴を見ていきました。
3回目は『精油の薬理作用と抗菌作用』で、薬理作用/機能性とは何か薬が身体の中でどのように作用するのかというところを最初に学びました。
今回の4回目は、『精油の体内代謝と薬物相互作用』で、精油がどのように身体の中に入るのかどのように体内で動いて体外へ出ていくのかということと、精油とお薬の相互作用などと具体例をいくつか教えていただきました。
お薬とお薬には相互作用がありますが、お薬と精油やハーブの間にも、相互作用はもちろんあります。
精油はもちろん“薬物”ではなく日本では法律的には“雑貨”なので、“薬物相互作用”のくくりに入るかどうかは微妙なところですが、実際のところ精油の成分は鼻から/皮膚から体内に入って何かしらの働きをしていく物質なので、お薬の働きに対しても影響を与えます。
精油は通常口から入れるものではないので何となく軽く見られがちですが、口からだろうが鼻からだろうが皮膚からだろうが、結局“体内に入って血中にのって全身をまわる”ものなんです。
精油をナメちゃいかんのですよ。
精油も:
吸収 分布 代謝 排泄
という4つのステージを経て身体の中に入り、出ていっています。
精油は脂溶性で水性の尿に溶け込ませるために、身体の中で水に溶けるような形にして体外に排泄してます。このように精油成分を尿として外に出されるルートの他に、便・呼気・汗・母乳などいくつかあります。
“要らないもの”は外に出さないと、身体の中に蓄積されて大変なことになります。アロマテラピーをするにあたって、身体の中で精油成分がどのように動いて外に出ていくかのルートを知っておくことは大事です。
〇 薬と精油の相互作用もあるので、それを知っておくことはリスク管理の観点からとても大事
〇 精油が身体の中に入って外に出ていくまでの体内動態についての4段階においては、吸収と代謝がポイント
〇 精油には薬の働きを増大させたり減少させたりするものもあるが、怖がらずに精油やハーブの特徴を掴んで、安全性や働きを高めるために利用して行くのもあり。その為には、きちんと精油成分や相互作用を知っておくことが大事
またまたザックリのまとめですが、今回わたしが「ですよね」と思ったのはこのあたり。
最後のまとめで林先生がお話くださったのですが、何となく対立構造になりがちな現代(西洋)医学とアロマやハーブといった自然療法ですが、今後はそういった対立概念ではなく、お薬の安全性や働きを高めるためにアロマやハーブを活用していく方向になっていくのではないかということでした。
その“安全性”や“働き”をしっかりつかんでいくために、このコースで学んでいる“精油とは何たるものなのか”ということを知っておくことは、とても大事なのだと改めて思います。
ソフィアフィトセラピーカレッジさんは、もう超有名な学校なので私の説明は必要ないと思いますが、アロマやハーブ関連の講座をたくさん開催されています。教室の両サイドに沢山のハーブチンキなどの瓶が並んでいるのを見て、おぉぉぉ~~となりました。
今まで真ん中のほうに座っていたので気が付かなかったのですが、2009年とかもっと古いのとかあって、ビックリ
ちょっと味見してみたいな、と思いました
次回は5回目の最終回
日程と講座内容はコチラ
<第5回>12月16日(水)
*注目される精油の機能性とその活用法
*精油の持っている多様な機能性や精油の作用の最新情報を具体的に学び日常生活のなかでそれを生かす活用法を提案します。
(許可を頂いてHPより転載させていただいております)
申込などは、コチラから可能です。
Aromanoは中央線国分寺駅から徒歩/バスで約20分。西武多摩湖線・一橋学園駅から徒歩12分。
詳細はお申し込み頂いた方に個別にお知らせしております。
自宅教室ですので、事前にお名前、ご住所、お電話番号などをお知らせ頂いております。予めご了承ください。
ご予約、お問合せは下の申込フォームよりたまわります。