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私はアロマテラピーやクレイテラピーを学び、お伝えすることを生業としております。
どちらも大昔から人や動物に利用されてきた「自然療法」の一つですが、すぐに結果が出ないのかというと、YesでもありNoでもあり、というところでしょうか。
植物の恵みである“精油”や“ハーブウォーター”を利用するアロマテラピーは、「神経系・免疫系・内分泌系」を整えて人が本来持つ自然治癒力を底上げするもの。そのホメオスタシスと言われる個々人の調整力を維持できるようにしていくには、確かに時間がかかるかもしれません。
ですが、精油の成分は嗅覚を通して脳に瞬時に働きかけるので、即その「有用性」を実感することが出来ます。
例えばこんな感じです。
以前、パニックに陥りそうになった友人に手元のフランキンセンスを嗅がせたところ、「なにそれ?良い香りなんか、落ち着いた~」と言ってすぐに落ち着きを取り戻しました。
また、以前バスオイルを作っていった友人は、ホーウッドなどの精神的にゆったりさせてくれる精油をブレンドしてバスタイムに利用したところ、喧嘩していた彼氏が「良い香り。なんか、イライラしてたのがどうでもよくなった」とご機嫌を直してくれて、すんなり仲直りできたそうです。
私自身も、以前頭痛がしていた時にラベンダー・アングスティフォリアでマッサージオイルを作って塗布したところ、ス~っと痛みが引いて驚いたことがあります。
生活のいろいろな場面で、結構チャキチャキっとその働きを見せてくれるのが、アロマテラピーです。
こんな風に手軽に取り入れられるアロマテラピーですが、精油は思ったより強く作用することもあるため、妊婦さんや小さいお子さん、年配の方や神経系の既往歴のある方など、利用に関しては禁忌や注意事項があります。
先日の『ロバート・ティスランドに学ぶ 実践版「精油の安全性ガイド」』でもお話がありましたが、精油は正しい量・利用法で、使用する人の状態にあったものを選ぶことが大事です。
クレイも“体質改善”に利用されるテラピーの一つですが、体質を改善するのって一朝一夕では無理ですよね。
でも、クレイは目で見て違いを感じることが出来ることが多々あるので、その働きの「体感」しやすさでは精油の上をいくかもしれません。
「イエローイライトでフェイシャルパックをしたら、目に見えて顔のラインがシュッとした」とか、「クレイで手首パックをしたら、パックしたところだけ色が変わって肩が軽くなった」とか、よく聞くお話です。
クレイを本格的に生活に取り入れ始めたのはここ一年ほどですが、定期的にクレイ洗顔やクレイパックをすることで、お肌の調子が整ってきました。また、ちょっとした不調の時には、クレイフットバスやクレイの内臓パックで毒だしをはかり、自分の「身体の声」をちゃんと聞くようになりました。
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