(株)グリーンフレグランスの枡田です
授与品のお守りや縁起物と一緒に並びます。
「香守り」のご紹介
今回の香りのイメージに浮かぶ景色は
西宮八幡宮の摂社「大鳥羽神社」です。
なぜか、大鳥羽神社をイメージしたいと強く思いました。
昔、神社のそばの池に鶴が飛来していたそうで、
大鳥羽神社という名前だそうです。
祢宜さんより拝聴したお話です
その地域のお殿様に仕える大鳥方の岡又十郎という武士がいました。
又十郎は、その年に獲れる鳥を萩藩へ献上する役を仰せつかっていました。
ある冬の日、獲物がとれず帰宅中に
その池で二羽の鶴を見つけました。
又十郎は鉄砲を向け、一羽を仕留めました。
地に倒れた鶴を拾い上げてみると首がありませんでした。
鉄砲で撃たれたことで吹き飛ばされてしまったと又十郎は思いました。
その翌年の冬、又十郎は再びその池で一羽の鶴が降り立っているのを見ました。
去年の冬のことが頭を過ぎったので、今度は首を落とすまいとよく狙い、撃ち取りました。
そして倒れた鶴を拾い上げて持ち帰ろうとすると
雌鶴の羽根の間から別の鶴の首がポトリと落ちてきたそうです。
又十郎は、撃ち取った雌鶴は去年撃った雄鶴と夫婦で、
雌鶴は撃ち取った夫の鶴の首を大事に守り続け、
今年も想い出の地に飛んで来たのだろう…と思いました。
又十郎は感慨深いものを感じ、後日殿様にお役ご免を申し出て武士の身を捨て、
そして万倉の里（宇部北部）へ入り、百姓として違う人生を生きたという話でした。
その話を祢宜さんより拝聴した際、
大鳥羽神社は伊勢神宮の祓いどころの雰囲気に似ていて
神々しいともおっしゃいました。
翌日、タイミングよく大鳥羽神社に行かせて頂きました。
質素で木々に囲まれている小さな神社でしたが、
木々の隙間から光が漏れていて神々しい空間でした。
まるで、大鳥羽神社の神使として鶴がそこにいるかのようで、
ここは撮影してはいけない場所だと感じました。
たった一度の参拝ですが、西宮八幡宮には神々しい摂社があるのです。
新年を迎えるための香りとして、大切なものを慈しむ慈愛の深さや
伊勢神宮の祈り所のようなクリアで神聖な香りで表現したいと思いました。
シンプルに、ただ魂に響く香りを調香しました。
香りから何かを感じて頂けると嬉しいです。
ブレンドした精油は、柚子（山口県産）、リンデンフラワーabs.、パルマローザ、ヒノキです。
「香守り」の楽しみ方
ティッシュやアロマストーン、造花などに精油を数滴垂らし、
玄関やトイレなどに置いて香りをお楽しみ下さい。
香りを感じなくなりましたら、再び精油を数滴垂らして下さい。
神聖な香りが、心身をリフレッシュして
運気を上昇させ、災厄を消して、皆さまをお守りします。
西宮八幡宮さまでお祓いも済ませております。
１個2,000円となっております。
ご自宅用や贈り物にいかがでしょうか
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