『翘楚(翹楚)Ashes to Crown』
2026年 6月〜 中国 全24話予定
出演
楚朝→陈都灵(陳都靈)
谢燕来(謝燕來)→周翊然
萧珣(蕭珣)→王瑞昌
谢燕芳(謝燕芳)→唐晓天(唐曉天)
邓弈(鄧弈)→高茂桐
萧羽(蕭羽)→吴佳峻
この作品もNetflix日本で同時配信されている。
Netflixは優酷作品の配信率が高いけど、ポイント稼ぎのために優酷で視聴します。
ネタバレ 第1話~第4話。
始まってみたら、これも重生ものだったわ。
辺境を守る将軍を父に持つ楚朝は、反対を押し切って皇族の蕭珣との婚姻を果たすが、蕭珣の目的は皇位であり、ほどなく起こした謀反で跡継ぎを片っ端から殺戮してその座を得ることに成功する。長い間この計画を練っていた蕭珣にとっての楚朝の役目は、戦功も人望も名高い楚岑を潰すための駒だったわけだが、純粋だった当時の楚朝はそのことに気付いていなかった。
こうして皇帝の座に就いた途端、いみふな罪名を背負わせて父親の首を落とし、自分も命を獲られた楚朝は、傅九(謝燕来)だけが救ってくれる存在だと記憶しながら婚姻直前の時間軸へと重生する。
久々に見た王瑞昌は、敵とはいえ相変わらずイケている。
再び生きる機会を得た楚朝は、一周目とは違う道を辿り、生き残るための道へと修正していくことになるが、二度目も蕭珣の謀反が始まり、皇子たちは既に命を奪われていた。そこで、未だ命を繋いでいた皇帝の孫、蕭羽だけは守る道を選び、そのために皇帝を説得して長公主の地位を獲得する。ここで楚朝を支えるのは、楚岑から娘を守るよう命を受けていた謝燕来である。楚岑の支配下にある秘密部隊の龍威軍も強すぎる。
ほどなく皇帝が崩御し、一周目は命を奪われた幼い蕭羽も、今回は皇帝の座を得る道へと回避出来た。長公主という立場で蕭羽を守ることになった楚朝に一歩出遅れた蕭珣は、計画通りに進まず出鼻を挫かれるが、その後もあの手この手で蕭羽や楚朝の命を狙ってくる。冴えわたる勘の良さで周到な策を練ってくる面倒くささがあるよ。
その間、楚朝が一番信頼して側に置くのは、一周目で唯一自分を救ってくれた謝燕来で、蕭珣と同じく皇族ではあるがその反派の謝家九番目の息子である。謝燕芳には弟だと言われ続けていても、彼が庶子なのか血縁ですらないのかがちょっと分からなかったんだが、見逃したかな。謝燕来自身は謝家にも属さぬ態度で、忠心を誓うのはおそらく楚岑のみであり、今のところは楚朝へもぶっきらぼうな態度を取っている。(けど命は守る。)
ここまでは蕭珣の目的は明白でも、謝燕芳や太傅の鄧弈にも何か狙いがあって、純粋に幼い皇帝を支えているように見えないところが不気味だが、とにかくオジが不足しており、美しい若者ばかりの朝廷では若干の軽さは否めない。特に主演の周翊然はまるで少年のような初々しさがあるね。子役の吴佳峻も今や引っ張りだこ。
つづく
追記ネタバレ 第5話~第10話。
オープニングのクレジットで、領銜主演が出演者の最後に表示されるのは初めて見た気がする笑
蕭珣の目的を阻止し、辺境の父親を死なせぬよう次々と策を講じる楚朝だが、太傅の鄧弈はイマジナリーフレンドと囲碁を打ちながら今後の自身の展望について語り、二枚舌で政局を窺っている。楚朝を裏切り蕭珣の方へ付いたように見えるが(一周目も蕭珣側だった)、特に蕭珣へ忠心があるわけではない。
逆に謝燕芳の方は、姉の仇である蕭珣を敵と認定しているが、かといって楚朝側というわけでもない。鄧弈も謝燕芳も、結局は自身の未来のみが重要であり、いくらでも都合の良い方へ転ぶ信用ならぬ人間である。
楚朝が言い続けているように、視聴者から見ても信用出来るのは阿九(謝燕来)のみで、必ず自分が守ってみせるという彼の信念も道理には適っている。鞭で打たれる自分を一瞬でも救ってくれた人が楚朝だと、初めから分かっていたんだね。
序盤は隠していたその真意も段々と表面化し始め、ぶっきらぼうな態度も変化していくが、個人的には、透明感の残る少年っぽさが役柄の言葉や態度にそぐわぬように感じていた。
それがなんでか、8話あたりからの芝居で見せる憂いのある表情で、急速に胸を掴んできたんだがなんの魔法ですか、、、チラ見が止まらぬ阿九が愛らしすぎて笑える。
問題の蕭珣は、朔漠と手を組み、辺境での小競り合いを焚き付けているが、この地は楚岑がガッチリと守っているため、簡単には侵入させてもらえない。
その楚岑も、朔漠を追い払ったと同時に一周目のこの時期にはなかった病を発症してしまう。その知らせを受けた楚朝は、父親の元へ戻ることになるが、皇帝を補佐する長公主という立場では朝廷を離れることは許されない。そこで仮病を使って療養していると見せかけ、皇帝は阿九へ託して皇宮を離れることにする。
一人辺境へ行かせることが不安で仕方のない阿九は、託された皇帝を今度は謝燕芳へ託して後を追うわけだが、その間に謝燕芳の良いようにされないかの不安はあった。さすがに甥である皇帝へ害を与えることはないはずだが、更なる権力を得るために都合良く皇帝をそそのかすくらいはやるだろう。ただし朝廷には同じような思想の鄧弈が残っているため、反発し合って互いに都合の良いようにはならないようだね。上手く出来ている笑
楚岑が生きている今の段階で、辺境にいる20万の兵権を取り合っているのがなんとも浅ましい。
楚朝の動きを察した蕭珣は、早速、追っ手を向かわせるが、楚朝はそれを見越して経路を変えながら蕭珣を躱していく。
その過程で蒼木寨の葛大嬸と出会うことになる。
蒼木寨とは、浮世とは関係ないところで活動している組織で、巷ではそれを山賊と呼んでいる。しかし蒼木寨がやっていることは、間者の調査であり、その活動は楚朝から見ても楚岑側としか思えないところがあった。
一度は剣を向けられた楚朝も、相変わらずの俊足で追い付いてきた阿九が、この場は救うことになるが、葛大嬸も本気で命を奪おうなどとは思っていなかった、はず。
その後も自分を追っ手から匿うなど、害を与えるどころか手助けさえ惜しまぬ葛大嬸を、楚朝は疑いながらも奇妙に感じていた。
その理由を確かめに行った楚朝が、逆に母親のことを訊ねられ、思い描く人物像を口にしたと同時に、豆だらけの自身の手のひらをじっと見る葛大嬸の仕草で、この人が楚朝の母親だということを視聴者は知ることになる。このシーンで葛大嬸の背景を妄想していたらなんだか泣けちゃったわ。
かつて蒼木寨の寨主を死へ追いやり、残党は生かした楚岑の事情が語られるのはこれから。他に、阿九のトラウマとなる魏家村の惨事と、阿想の行方などもこれからかな。
ほどなく蒼木寨を後にし、望城へ向かった二人は、蕭珣の手引きで侵攻してきた朔漠と戦を交えることになるが、一周目で命を落とした鐘叔との再会は胸にくるものがあった。個人的に何も思い入れはないんだが、楚朝の思いが画面から伝わる効果は絶大だった。
兵力で劣る望城は、奇策を練って対抗した楚朝の戦略で、再び朔漠を追い返すことに成功する。駆け付けた葛大嬸と楚岑の事情を知る鐘叔は、じっとりとした目で何か言いたげだったが、あの娘を守れ、と釘を刺した葛大嬸はそのまま去って行った笑
この戦を終えたあと、一瞬、阿九の消息が消えたことに不安の過ぎった楚朝は、早々に涙を流していたんだが、光を背負って戻って来た阿九にちょっと笑っちゃったよすまん。ただし楚朝の目に阿九はこう映っているのだということは理解した。
恩人という互いの信頼から、その想いが既に愛へと変わった二人だが、そもそもの目的である父親へは未だ辿り着いていない笑
その楚岑は、いよいよ命が危うくなってきた。
吐血を繰り返し視力も失い始めたこの病の原因は何に寄るものなのか。楚朝が軍営へ辿り着くまでに生きていられるのか謎だが、ここで父親を失くすとなると二周目の意味がなくなってしまわないかな、、、
追記ネタバレ 第11話。
朔漠を利用しているだけの蕭珣は、戦に負けた残党も根こそぎ殺戮して証拠を消そうとしてたが、そのことを察して乗り込んできた朔漠人へ、戦局は予定通りにはいかない、とかいう戯言で一蹴し、逆に阿九のトラウマである魏家村の惨事を脅しに使う。
事情は全くの謎だが、あれは朔漠人の仕業だったのか。別場面の鄧弈と謝燕芳の会話では、その件に謝燕芳も関わっている節があった。他に、その後の軍報で、三皇子暗殺の件で謝家が流刑した梁薔という名も登場するが、何よ梁家って誰なのよ笑 ろくに大義も持たず揃いも揃って暗躍する奴らばかり。
一方の楚朝と阿九、そして鐘叔は、ついに雲中郡の楚岑の元へ戻るが、門前で迎える父親との感動の再会の最中に、CMをぶっ込んでくる優酷、、、笑 別作品でもよくあるんだよねぇ。
追記ネタバレ 第12話。
ちょい、なんだか楚朝のキャラブレてない、、、?
母親が朔漠人だという事実に動揺するのは分かるが、葛大嬸(以下、木棉紅で表記します。)が、平和を望んでその身分を捨て、父と愛し合って一緒になったのだから、楚朝のような賢明な娘なら、その人物の出自ではなくその人自身で判断するはずだと思っていたが、、、皇帝の疑心を取り除くため、身を隠さねばならなかった経緯も分かっていてのあの振る舞いはどうもキャラブレが否めない。
ほんの少し前に、木棉紅に救われただけでなく共に戦ったよね。それでも自分の母親が楚都の貴女だと言い張って、頑なに母親を否定してたのは、なに、同じ志で共に戦ったその人自身の心には目を閉ざして、変えられぬ出自のみが判断基準ということ?
ちょっと解せないね、、、
当時、二度と会わないことを約束し、夫と子の安寧を守った木棉紅は、これまでも背面でひたすらこの二人の未来を守ろうとしていた。間者を調査していたのもそのためなんだろう。
こうして19年会わずにいた娘には罵られ、愛した男は死の淵に立っている。死にゆく直前に打ち明けた楚岑の想いは実に切なく、互いに苦しみながら孤独に耐えてきた二人の日々を思うと不憫でしかなかった。なんだか毎回、韓静に泣かされる、、、
後に、「毒發不治」と言われていたことを考えると、ここで楚岑の命は尽きたんだろう。ひどい、、、19年ぶりの再会が永遠の別れになるとはね。
この後すぐに、何が楚岑の身体を蝕んでいたのかの事情も明かされる。
以前、戦で負った毒矢に侵され瀕死となった楚岑へ、阿九が飲ませた薬は、謝燕芳から渡されていた万が一のために命を守る秘薬という名の毒薬だった。おそらく阿九は、慕っていた楚岑を救うため躊躇わずそれを使ったんだろう。今回も二粒目を服用すればもう三年は命は繋がるはずだったが、二周目は謀反の時期が早まり、一周目と同じようには二粒目を服用出来ず、毒が身体に回ったという話だった。
ということは、今回の阿九は、歴史が変わったためにその二粒目の事情を知る機会がなかったということ?知っていれば当然、遅らせることなく薬を届けに行ったはずである。
一周目に予め謝燕芳がその事情を伝えていなかったのなら、どういう経緯で二粒目の件を知ったんだろう。今回の阿九は何も知らない様子だったため、どちらにしろ渡された当時は謝燕芳からこの説明は受けていないよね。となると一周目は自力で探し当てて二粒目を楚岑へ飲ませたことになるが、道筋を変えたことで、この秘薬で重要な二粒目の事情を知る機会がなかったんだろうか。
ともかくこれで楚朝の阿九への信頼は恨みへと変わる。
毒とは知らず、ただ救いたい一心で起こした行動の代償がその命だったことは、どう言い訳しても覆るものではない。ゆえに弁解もせず、ただ事実だけを伝えて命を奪われても当然だという顔をしていた。
父のように慕っていた楚岑をこの手で死なせたという事実は、これからの阿九へ更なる苦しみを背負わせるのか、、、阿想とかいう魏家村での傷も背負ったままなのにね。
因みに、あの火事で阿九の命を救ったのは木棉紅だったようだ。
父親の死、愛する男との決別、これが前話で言われていた翹楚へ達するまでの「苦難」の部分なのだと思われる。
つづく
追記ネタバレ 第13話。
阿九との決別後すぐに、再び朔漠が攻めてくる。
かろうじて命を保つ楚岑の病状は、蕭珣にとっては手を汚さずとも邪魔者を葬れる絶好の機会で、この先、軍を引き継ぐであろう阿九の排除も計画済みである。わりぃ顔がいいなー。
今にも命の尽きそうな父親に代わり、自身が戦場を引っ張ることに躊躇いもなく突き進む楚朝は、段々と頭角を現していく。
傷心ながら、戦場で死すことに悔いのない阿九もまた、楚朝の言うがまま先鋒を担い敵を薙ぎ倒していくが、ほどなく駆け付けた木棉紅がその更に上を行く勢いで突っ込んで散っていった、、、自分の命を守って未来を託した後ろ姿に、娘ー!と叫んでいたあたり、騙された怒りも最後は無となっていたようだ。
時を同じくして、楚岑もまた最後の力を振り絞り、戦場へ檄を飛ばして命は尽きる。再会の時は短く、最後は同じように散っていった二人を思うと実に切ないが、出会った頃と変わらぬ志のまま、尊い人生を同時に終えたことに悔いはなかったと思いたい。
こうして朔漠は再び追い返せたが、父も母も同時に失くした楚朝の怒りは、結局のところ阿九へと向けられる。罵った言葉を最後に別れとなった両親への自責の念などはないらしい笑 これも行き場のない悲しみの裏返しなんだろうが、その描写を少しでも入れてくれればいいのにね。
当時、阿九が渡した秘薬という名の毒薬を、服用する楚岑にも命を落とすかもしれぬ覚悟はあったようだ。
この事情を伝えて阿九の代わりに弁解する鐘叔の存在で、いくらか怒りは取り除けたはずだが、これを乗り越えて成熟していくことを期待している。
個人的には、二粒目のことが気になっていたんだが、どちらにしろ三年経てば死に至るため、そこには触れずに進むのかも。
しかしあの魏家村の惨事は、なぜか阿九の罪にされているのだね、、、阿九自身もそう思い込んでいるのかは不明だが、実際は朔漠に依頼された蕭珣の仕業なんだよなぁ。これから蕭珣の罠が控えているし、謝燕芳がどういうつもりであの薬を阿九に渡したのかも謎のまま、鄧弈も阿九を使って謝家の破滅を望んでいる。
気になっているのは阿想がどこにいて、阿九が恨みの対象なのかどうかだが、恨みだとすれば既出の誰かなんだろうか、、、
つづく
追記ネタバレ 第14話~第17話。
大義を抱え、それに向かってひたむきに情熱を注いだ楚岑や木棉紅が退場し、澄ました顔で二枚舌を操る若者ばかりが残って再びこじんまりと回り始めた笑
阿九と蕭珣以外、各々の本心が分かりづらく、個人的に抱くモヤモヤも解決されないまま進んでいく構成が、今一つ集中出来ずにいる。
ただし、蕭珣が予定通りに阿九を貶め、百姓の敵となって町中を歩かされる過程での過去回想は、図らずも恩人を死なせた阿九の無念を思うとすごい泣けちゃったわ。
感情が暴走していた楚朝もひとまずは落ち着き、阿九への怒りも無くなったんだが、かつてのように阿九の前に立ちはだるタイミングは、百姓の野次が冷めやらぬ時でないと違和感があるよね笑
このシーンは、登場のタイミングにズレが否めず、気持ちの削がれる演出がなんだかもったいなかった。
いよいよ皇宮めがけて蕭珣が動き出すが、策を巡らせる楚朝に応えるかのように謝燕芳も動きを合わせていく。互いの思考を理解する似た者の二人は、距離はあれど抜群の連携を図り、戦わずして霄南王の計画を挫くことに成功する。
霄南王へ名誉を与えて戦意を失わせ、朔漠をどう封じたのかは不明でも、ひとまずはひとときの安寧を取り戻すが、兄と楚朝の息の合った連携は、阿九の焦燥へと繋がる。
ほどなく帰還した楚朝と、謝燕芳、鄧弈による盤上での駆け引きは、イマイチ国を背負うような重さがなく、じっと動きもないお気持ち表明のみの平坦さが若干面倒くさくなってきたよ笑
この辺りで、謝燕芳について調べ始めた阿九が、やっと阿想への糸口を掴んだんだが、なに、実は謝燕芳が倒すべき人物なの?
というより、序盤の楚朝の目的はなんだっけ、と思い返すと、父親を救って蕭珣を抹殺することを決意したのが始まりだった。その父親は結局亡くなり、蕭珣の排除もそう難しくない今では、一周目には分からなかった一番の黒幕が実は謝燕芳で、その排除を達成してこのドラマは終着するんだろうか、、、
長公主の座を得るための誓いで、誰にも嫁がぬことを公言していた楚朝は、この先、阿九をどうするつもりなんだろう。嫁がぬだけで共に過ごす筋書きはどうとでもなるが、物語の上では、国を安寧へ導いた後に長公主の座を降りるか、阿九が命を落として一生長公主のまま想いを捧げるか、という二択くらいしか思いつかない。
因みにこのドラマの挿入曲は軒並み良い。
つづく
追記ネタバレ 第18話~第20話。
着衣を乱すことなく、延々とお気持ち表明だけが続く朝廷での面子の張り合いは、すでに退屈な域に達しているが、唯一、動きのある阿九のシーンだけは一瞬面白くなる、、、笑
なんだかんだと理由を付けて邪魔者排除に忙しい鄧弈を躱し、朔漠の王の首を獲りに向かった阿九は、一人辺境へと出発してしまった。
阿想の行方を捜し続ける阿九や朔漠の血気盛んな爺、辺境の鐘叔といった、戦場の泥臭い面々の出番は面白く観ているが、朝廷に佇む無機質な若者のターンになると途端に退屈になる、、、やっぱりこの若者4人のどこにも人の情が見えないところが、退屈で何の興味も持てない要因なんだと思う、楚朝ですらも。
物語においては、情が見えてこそ揺さぶられる原動になるんだが、それが無い駆け引きの場が話の大部分になっていることが退屈さを生んでいる。若干、重生した意味もなくなってるしね。
逆に、人の情が見えた楚朝の両親や、阿九の忠心や無念さにはかなり揺さぶられるものがあったし、これから阿九が向かう朔漠との泥仕合(かどうか謎だけど)などは楽しみにしている。
阿九を始め、未だ行方の分からぬ阿想や、かつて流刑した梁薔は全て謝燕芳の駒だというが、名家で権力も既に所持する彼が、一体これ以上何を欲しているのかは全くの謎である。ただしこれだけ引っ張った阿想がどうなっているのかだけは興味深い。
個人的に、最初っから一番気持ち悪いのが鄧弈には違いないんだけど笑
























































































