作:五條瑛
徳間書店
2011.7
超個人的評価:★★★☆☆


最新の警備システム、ROMESを備える西日本国際空港。
新たなる驚異はじわじわと空港を蝕んでいた。
増え続ける密輸。止まらない犯罪。
そしてテロリストたちが何かを伝えようとする時、空港は最適な広告塔となる。
その日、沖縄から一人の少女が西空を訪れた。
彼女が導くものの正体は……?


沖縄の少女がテロに利用され西空にやってくる今回。
彼女の方言に違和感を感じて、それを引きずったままで最後まで行ってしまった気がします。
そんなにさあさあ言ってないと思うんだ。
ってか、語尾のさあの使い方が不思議だ。


新キャラに砂村の友人で探偵の堤さん登場です。
砂村の部屋に勝手に転がり込んだり、色んな事を頼……押しつけたり。
ホント、砂村はみんなにひどい扱いを受けてるよね(笑)不憫。
でもそんな砂村さんが大好きです。


国家に対する想いや、情念。
五條さんらしいテーマなんだけど、やっぱり方言がなー。

ハルと成嶋さんは今回も通常営業でした。

ROMES06 まどろみの月桃/五條 瑛
¥1,995
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作:五條瑛
徳間書店
2009.4
超個人的評価:★★★★-☆


世界でもまだ珍しい最新の施設警備システム、ROMESを備えた西日本国際空港。
ROMESの運用者である成嶋と彼の率いる警備課にテロリストからの挑戦状が届いた。
その署名にあったのは、一度は死んだとされる伝説的テロリスト、アウレリオの名前。
空港に展示中の黄金の女神像を巡って、ROMESとテロリストたちの攻防が始まる……


新刊購入のため再読。
二巻は砂村が周りからも成嶋の犬と認められるまで(笑)
どんだけ成嶋さんが好きなんだお前。


前回とは違いプロの犯罪集団が相手でまさにテロリストVS ROMESという感じで楽しかった。
綿密な計画が人の情やら欲によって壊れていく。
リョウとタジリのドラマは五條さんならではかも。

ROMES06 誘惑の女神/五條 瑛

¥1,995
Amazon.co.jp

作:五條瑛
徳間書店
2006.10
超個人的評価:★★★★-☆


最先端の警備システム、ROMESを備えた西日本国際空港。
そのシステムの全貌を知るのはただ一人。
アメリカのヒンデル社から派遣されてきた成嶋優弥。
鋭い知性を備えた若き天才……のはずなのだが、普段の飄々とした姿からはまったくそうは見えない。
そんなある時、西空にチームと名乗るものたちからテロの予告が届き……


新刊購入のため一巻から再読です。
最新の空港を守るシステムROMESと、その運用者成嶋。
警備課勤務の砂村は初め成嶋に反発しつつも、いつの間にか彼のことが大好きに(や、あこがれって意味でね)なりすぎてて笑った。

正直一巻は砂村が成嶋のワンコになるまでだと思っている。


成嶋の愛犬、ハルかわいいよハル。
犯人側のアレコレがちょっと冗長かなあと思う瞬間もありましたが、それも含めて五條さんの描く人間らしい犯人は好きです。
テロと、人情。
そんな第一巻でした。

ROMES06/五條 瑛
¥1,890
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作:花田一三六
イラスト:金田榮路
中央公論社(C☆ノベルズ)
2006.12
超個人的評価:★★+☆☆☆


学者をしている父親と共に、遊牧民の暮らす草原を訪れていた勝太郎。
突如現われた謎の男たちに父は殺され、少年の手には一つの鞄が託された。
父の言葉に背中を押されて、たった一人草原へ飛び出した少年は、やがて一人の少女と出会う……


本棚整理のため再読。
モンゴル風の平原が舞台の活劇というにふさわしいボーイミーツガールもの。

しかし改めて読むと色々都合のよさがひっかかった。
行く先々で知恵と知識で乗り越える主人公はどんだけ最強なんだろう。

主人公とサラン、それぞれの悲しみからの立ち直り方もちと急だった気が。

馬賊のおじさんたちはいいキャラで大好きでした。

曙光の誓い (C・NOVELSファンタジア)/花田 一三六
¥945
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作:京極夏彦
角川書店(角川文庫)
2003.6
超個人的評価:超個人的評価:★★★+☆☆


怪談話を収集するために諸国を巡っている戯作者志望の青年、山岡百介はある日、雨宿りに立ち寄った山小屋で不思議な百物語に参加することになる。
同席するのは御行姿の男、山には似つかわしくない垢抜けた女、初老の商人、そして何やら顔色の悪い僧侶。
一つ、一つと怪談が語られる度に、少しずつあたりの様子がおかしくなっていくのだが……


昔図書館で読んだのが懐かしくなって文庫版を購入。
確か前に読んだのはノベルズ版……かな?

御行姿の小股潜りの又一は商売として怪異の姿を借りて時に悪人を裁いたり、揉め事を解決したり。
でも間違っても正義のヒーローじゃないのに、妙に情に厚かったりするのがいいのです。
毎度彼らが何に化けているのかが楽しみです。

最後まで仕掛けの読めない展開もスリリング。
短編形式なのも時間がないときに優しいです。


また続きも買ってこようっと。

巷説百物語 (角川文庫)/京極 夏彦
¥660
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作:榎田尤利
イラスト:奈良千春
太陽図書(SHYノベルズ)
2011.8
超個人的評価:★★★★☆


この本はBL(ボーイズラブ)です。苦手な方もしくは言葉の意味がわからない方は見ない方が良いかもしれません。


花嫁に騙されて結婚しそうになっている恋人を助け出して欲しい。
そんな依頼を受け、見事花婿奪還に成功(ただし花婿にお姫様だっこされて退場)した交渉人、芽吹彰。
彼の元には相変わらず個性豊かな人物たちが集う。
中でも一番強烈なのが泣く子も黙るヤクザの若頭で、恋人の兵頭だ。
お互いに強い絆で結ばれた二人だったが、片やヤクザ、片や正義の交渉人。
今までにも対立することはあったが、今回は少し様子が違う?
その依頼は病床にある鵜沢組組長からもたらされた。
組長の息子で芽吹の天敵でもある万里雄の救出。
しかも現在万里雄の身柄を確保しているのは兵頭で……


大団円に向けて突き進む最終巻。
仕事を巡って対立する二人。
相変わらず無茶をする芽吹のドMっぷりと優しさは筋金入りかも。

色々色々あっても愛があるから大丈夫。

そして彼らには力強い仲間たちがいる。
今回も暴走お嬢様の桃子ちゃんとか、エセ神父の正吉くんとかの存在感が素敵なんだなあ。
序盤の花婿奪還のエピソードは痛快でした。
もちろん前からの仲間たちの存在感も見逃せません。


ラスト、あえて別視点から語られる静かなラストシーンにはじんわりしました。
もっともっと彼らの話が見たいなあ。
ちっちゃいのとおっきいのも気になる。
いつかまた彼らに会えるといいな。

榎田先生、お疲れ様でした!!


交渉人は愛される (SHYノベルス)/榎田 尤利

¥945
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作:高遠春加
イラスト:東山紫稀
二見書房(シャレード文庫)
2001.6
超個人的評価:★★★★☆


この本はBL(ボーイズラブ)です。苦手な方もしくは言葉の意味がわからない方は見ない方が良いかもしれません。

恋人同士になってすぐの七瀬と匡一。夏休み、七瀬は匡一を誘って里帰りすることに成功する。
賑やかな七瀬家に困惑気味の匡一だったが……
匡一の父親、俊哉の物語も収録したシリーズ第3巻。


七瀬と匡一の里帰り編と、匡一の父親の俊哉の話と。
前半の騒がしい七瀬家の様子とそれにとまどいながらもなじもうとする匡一はほほえましくてかわいい。
一方の重くて深い俊哉編はボリュームもさることながら七瀬たちの話がふっとぶほどのインパクトでした。
前者はBLだけど後者は完全にJUNEだよね。
匡一も不器用だったけれど、それに輪をかけて不器用でそれでも全身全霊で匡紀を愛そうとする俊哉にはただ涙涙です。
この結末はつらいけど、おもしろかった。


前の巻からイラストが変わっちゃったのがちょっと残念かもしれません。

最後から一番目の恋―神経衰弱ぎりぎりの男たち〈3〉 (二見シャレード文庫)/高遠 春加
¥580
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作:茅田砂胡
イラスト:沖麻実也
中央公論社(Cノベルズ)
1993.10
超個人的評価:★★★★☆


人気のない野道で、絶対絶命のピンチをむかえていた男を助けたのは、まだ幼い少年と見まごう少女、リィだった。
鮮やかな手並みで刺客たちを倒して見せた少女に男、ウォルは驚きを隠せない。
行きがかり上、共に東の大国、デルフィニアを目指すことになった二人だった……


先にスカーレット・ウィザードシリーズを読んで、こっちに戻ってきました。
あまり難しい設定もなく読みやすい。
なんてったってウォルとリィのキャラクターが秀逸です。
国を追われた元王様と、異世界からやってきた元は少年だったという不思議な少女の邂逅。
見た目美少女だけどすこぶる強くて賢いリィがかっこよくてかわいいなあ。

久しぶりに長いシリーズに手を出します。
二人の旅はまだまだこれから。

楽しみです。


放浪の戦士―デルフィニア戦記〈1〉 (C・NOVELSファンタジア)/茅田 砂胡

¥945
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作:榎田尤利
イラスト:緋色れーいち
徳間書店(キャラ文庫)
2007.11
超個人的評価:★★★★-☆


この本はBL(ボーイズラブ)です。苦手な方もしくは言葉の意味がわからない方は見ない方が良いかもしれません。


早くに父を亡くして、若くして一家の大黒柱として家業を継ぎ不動産屋として働いている優一。
ある日店にやってきたのは金髪碧眼のセレブ御曹司、世羅だった。
庶民の暮らしを学ぶため、家賃3万以下の部屋を探しているというタキシード姿の青年に驚きを隠せない一同。
育ってきた環境のせいで人とずれている世羅の世話を焼く内に、少しずつ彼に惹かれ始める優一だったが……


藤井沢シリーズ再読中。
セレブの御曹司×さびれかけた不動産屋の長男。
住む世界が違うせいで人とずれていて、時には優一を傷つけてしまう世羅だけど、本当にいいヤツなんだよなあ。
決して裕福じゃない家族を一人で支えようと奮闘する優一が切ないです。
傷ついて追い込まれて、それでも一生懸命で、最後まで家族を手放さない強さ。


続編のちびっこたちがとにかくほほえましくてにやにやしてしまった。
当真くん最強!かわいかった。
「家族」のエピソードが大好きな一冊。


アパルトマンの王子 (キャラ文庫)/榎田 尤利

¥560
Amazon.co.jp


作:榎田尤利
イラスト:宮本佳野
徳間書店(キャラ文庫)
2006.8
超個人的評価:★★★★☆


この本はBL(ボーイズラブ)です。苦手な方もしくは言葉の意味がわからない方は見ない方が良いかもしれません。


大嫌いな父親が倒れて、小さな珈琲店の店主になった水樹。
天才的なネルドリップの腕を持ちながらも、愛想もなく真面目に営業するわけでもない。
だがそれには深い理由があって。
そんな水樹に惚れ込み、スカウトを申し出たのは同じ藤井沢商店街でカフェを営む篠宮。
紳士然とした柔らかな物腰の篠宮に反発を感じずにいられない水樹だったが……


藤井沢商店街シリーズを順番に再読中。
カフェ経営者×ネルドリップの天才。
ひねくれてスレたふりをしているだけで、まっすぐな受に対するのは一見紳士で物腰柔らかだけど強引でどSな攻。
しかもピンチの時にはちゃんと助けに来てくれるというかっこよさ。

ツンツンしている割には元々Mっ気のある受には相手が悪すぎ……いや、ある意味でお似合いの二人なんでしょう。


両親とバイトくんの関係とかかなり重いテーマを扱っているわりにはそのあたりは意外とあっさり終ってしまうのがちょっと残念かも。

でもシリーズ中でもこのカップルはかなり好きでした。


ギャルソンの躾け方 (キャラ文庫)/榎田 尤利

¥560
Amazon.co.jp