詞「詰み」 | 「空虚ノスタルジア」

「空虚ノスタルジア」

オリジナルの詞や小説を更新しているアマチュア作家のブログです。

 
 
真っ直ぐ前を向いたって
心は傾きを隠せなくて
作り笑いの日々の中
啼き方さえわからなくなった
 
晴れ間を見上げるより
スマホとにらめっこ
彼や彼女の成功に
卑屈さが顔を出す
 
このまま何にもなれないまま
ただ朽ち果てていくのかな?
足掻きや藻掻きに走った遠い日
結局僕は僕を越えられなかった
 
行く手を遮るものに期待とか
抱いてる時点で僕はおしまい
雨に降られ泥に嵌って
諦めの顔に生気はない
 
詰みの顔は死体みたい
 
 
 

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