詞「誰も知らない僕を」 | 「空虚ノスタルジア」

「空虚ノスタルジア」

オリジナルの詞や小説を更新しているアマチュア作家のブログです。

 
 
 
机の上に書いたラブレター
ただの想像に過ぎなかったけど
夏休み明けの日焼けした肌
優しくも苦しい風が吹いた
 
変声期をからかう君に
ポカリとやりながら視線を下ろす
気づかれないようにしたのに
他の奴らから茶化されて
 
早熟なのかな 誰もが抱えてんのかな
寝付けずに 頭と下半身が熱帯夜
 
妄想と歩くのが日課になってさ
ひそひそ話に聞き耳を立てる
誰も知らない僕を明かしたら
君はなんていうのかな
全部、壊れちゃうのかな
 
茶化すなよ 誰も知らない僕を
 
 

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