代表理事 堀内ありさです。
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「稼ぐ事と好きな事を仕事にする」はイコールではありません。
ハンドメイド系の方が必ずしも通る道。
以前にもこの記事を書いてたくさんの人に反響を頂きました。
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人気作家と売上を稼ぐ作家さんになる事は全く別なんです。それは講師も同じ。だから苦しい。
私自身、人に説得力のある確実な実績を作るため、お客様のニーズに徹底的に応えるため、完全に振り切ってビジネスとして売り上げを立てる努力を続けた数年を経て、安定して一定の売り上げが上がるようになり、それから全体的に俯瞰出来るようになった今、私が感じている事ですが、ハンドメイドを始めるのってたいていの人が物作りだったり自分の好きな事を続けていけいる延長に「売り上げ」とか数字があると思うのです。
マーブルクレイジュエリーを受講しに来てくれている生徒さん達も大抵の方が純粋に「物作り・クレイが好き」なんですよね。
その良さを一人でも多くの人に伝えたいと思ううちに、売り上げとか売れるという言葉に敏感になりすぎて方向性を見失い、もはや作るのすら嫌になって作家さんを辞めてしまうような人もちらほら見てきました。（マーブルクレイの生徒さんにはまだいませんが、ハンドメイド関係で知り合った方ではたくさんいます）
本当にハンドメイド作家さんって繊細で優しい人が多いです。
だからね、人の言葉や周りの活動にすごく敏感でね。。もうフラフラになっちゃうんですよね。（経験談）
作家としての心を使う純粋な喜びも、売り上げ重視で徹底的にビジネスマンとして頭を使うだけの両方を経て思いますが、どちらをとるのも自分自身だから胸を張ってどちらでも進めばいいのだと思います。
今の状況だとしばらくこれからは起業が安易にうまく行くとはなかなか思えないでしょうし、もしかすると数字や売り上げだけに注目しすぎると心が疲れてしまうかもしれません。
時間ならたくさんある状況が増えると思うので「作るのがただ楽しいんだよね～」という心が喜ぶことを自信をもってやり続けてもらえればいいなと思います。
何より大切な事は、マーブルクレイを通して作る事だとしても、ビジネスとしての売り上げだとしてもどちらでも構わないので受講生さん達が楽しそうにイキイキ出来る何かを見つけられる事です。
それがお客様自身の幸せなのだから、こちら側から勝手に「売れてないから意味ないじゃん！」とか、その逆もしかりで「数字重視で全然クレイの作品磨かれてないじゃん！」とか外野がジャッジする問題ではないのですもの。
それこそが協会の理念として伝えたい
個性を尊重し、互いの個性を認め、繁栄しあう。
ということで、全てがそこにつながると思っています。
やりたい事も幸せに感じる事も違って当たり前。
何かを選択していく事は大切だけれど、どちらかが失敗とか間違いとかではなく、今の様な状況だからこそ、本当はどうなる事が自分自身の幸せなのか？考えてみるべきなのかもしれません。
心が満たされる毎日であります様に。
