感じるチカラとスローライフ | 呼吸からはじめるピラティスライフ

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自分とつながる、というタイトルで
ブログを書いている私ですが
こと食欲に関しては全く
自分とつながれていないなと。


昨日のランチは
インストラクター仲間が
お気に入りと勧めてくれたお店へ。




サーモンの西京焼き定食。


実はこれを選ぶまでに
えらい時間がかかったのです。


自分が食べたいものが
分からない。


食べ「たい」と
食べると「よい」は別物で


本物の「食べたい」と
偽物の「食べたい」も
あるような気がします。


とりあえず空腹を満たす。
とりあえず食欲を満たす。


こういう
〝食欲を蔑ろにする選択〟
を繰り返してきた結果が
「自分が食べたいものが分からない」
なのかも、と思いました。


忙しい、とか
疲れた、とか
悩みがある、とか


そういうときって


手っ取り早く
とりあえず
なんとなく


目の前のことを片付けたくなる。


今回の話でいうと
食べるものに関して
それをやっているということ。


昔流行った「スローライフ」という言葉。


はじまりは「スローフード」で
それは「ファストフード」に対抗して
生まれた言葉でした。
 




スロー(slow):遅い
ファスト(fast):速い


身体のしくみの中には
この両方があって
例えば遅筋繊維と速筋繊維とか


「感じるチカラ」に関して言うと
その特徴は「スロー(slow):遅い」
だったりするんです。


自分とつながる、ということは
自分の内側を「感じる」ということ。


感じるチカラが弱まると
自分とつながるチカラも弱まる。


「食」はそのごく一部分でしかないけど
私が長らく「感じるチカラ」を疎かに
してきたことに変わりなく
おそらくそれは「一事が万事」。


なので昨日はすごく時間がかかったけど
とにかく適当に決めるのはやめよう、と
ゆっくりじっくりメニューを見比べ
サーモンの西京焼き定食を選んだ結果



めーっちゃ満足度の高い食事
になりました♡


スローフードとこれは
ちょっと意味合いが違うけど


何かとスピード感を求められがちな
現代社会においては、あえて
「スロー(slow):遅い」
を大切にしてみることが必要なのかも
と思ったりしてる今日この頃です。