《身体のためにしたいこと》寝返りと熟睡 | 呼吸からはじめるピラティスライフ

呼吸からはじめるピラティスライフ

50歳からの人生は「自分の呼吸」で歩きましょう。オーガニックな呼吸でWell-beingな毎日を。そんな思いやヒントになる情報、ピラティスインストラクターの日常を綴っています。>>>
自由が丘/宮前平/マシンピラティスプライベートセッション/マットピラティスオンライン


昨日は自分自身に対して
モヤモヤすることの多い1日で
おまけに娘の高校受験について
不安な気持ちが増幅してきてしまって
なかなか寝付けない夜でした。


でも何故か
今朝の目覚めがとても爽快で
睡眠時間少なめなのに
ぐっすり眠れた感じがするのは
なんでかしら?と思ったら
昨夜はオーガニックブレス™の
レッスンをしたんでした。



このクラスは
全身で呼吸しようがテーマの
オリジナルレッスンです。


胸郭(肋骨)まわりの強ばりをほぐし
呼吸に関わる筋肉たちのパフォーマンスを
引き出してあげるようなエクササイズを
行なっているクラスなのですが
昨日は初めて「寝返り」の動きを
たくさん取り入れてみたんです。


実はね、冒頭に書いた
自分自身に対するモヤモヤの1つは
この初めて入れてみたワークの誘導が
イマイチうまくいかなかったことでした。
オンラインレッスンでは視覚キューを使えるのが
画面側に顔を向けているときだけなので
寝返りをうつ度に画面に背中を向けることになると
言葉がけと手順にめちゃくちゃ工夫が必要なことを
あらためて実感...昨日は課題が残りました。


でもね
そんな頭のモヤモヤとは反対に
身体はとってもほぐれていた模様。
朝目覚めたときの身体の様子も
胸郭が柔らかく自然と深く呼吸してる。


オーガニックブレスのクラスには
いつも「ぐっすり眠れた」というご感想が
お客様から届くのですが


自分自身の身体で
それを強く実感している今朝。


ポイントはやっぱり
深い呼吸とともに行なった
寝返りのワークなんだろうなと。


というのもね、寝返りというのは
ノンレム睡眠という深い眠りのときに
起こるものだからなんです。

ノンレム睡眠というのは
レム睡眠ではない、ということなんだけど
レムというのは睡眠時に起こる眼球運動で
睡眠中にそれが起こっているときは
脳は目覚めかけているが身体が眠っていて
身体活動がストップしている状態
といわれています。


一方、ノンレム睡眠は
脳も身体も眠っている深い眠り。


寝返りをうつのが
レム睡眠(浅い眠り)のときではなく
ノンレム睡眠(深い眠り)のときというのは
ちょっと意外な気がするかもしれませんが
小さな子どもって眠っているときに
めちゃくちゃ動きませんか?
あれ、しっかり熟睡できる身体だから
なんですよね。


昨夜は心理的モヤモヤで
なかなか脳が眠ってくれない夜でしたが
夜にオーガニックブレスのクラスがあって
熟睡できる身体の前提が整っていたおかげで
今朝の目覚めがスッキリだったのでは?
と分析しています。
インストラクションや動きの流れについては
まだまだ課題が残りますが、この課題は
「さらによくなるためのギフト」だなと思って
プログラムに磨きをかけていこう。


私たちが生きる現代は
身体の本質に沿った生活が
送りにくい世の中になってはいますが
だからこそいろいろと工夫をして
身体に必要なことを取り入れていきたい。


おやすみ前の寝返りワークは
「熟睡中の身体」のリハーサルに
なっているのかもしれません。


眠りが浅い気がする
朝目覚めても疲れが抜けていない


そんなときはおやすみ前に
「寝返り」と「深い呼吸」を取り入れて
まず「熟睡中の身体」を先取りしておくと
睡眠の質の改善につながるかもしれませんよ!


よかったら試してみてくださいね♡


最後にこんな過去記事も
貼っておこうかな。