バレエコンクールを観に行って感じたいろんなこと | 呼吸からはじめるピラティスライフ

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ピラティスライフ・ナビゲーター
西村由美です

 

 


先週末は娘のお友達が出場する

バレエコンクールを観に行っていました。



娘が出ているわけではないので

客観視できたのも良かったのか

出場者のレベルが高かったからなのか

いろいろと勉強になった2日間でした!





娘が中学生になったせいか
小学生部門には興味がなくなってる
自分がいたなぁー。(笑)


いや、たぶん中学生部門を
今回初めてしっかり観たから
なのだろうと思います。


中学生の身体って
子どもから大人への変化の渦中にあるから
身体の使い方の違いを観察していると
いろいろと見えてくることがあるんです。


小学生の身体はね、まだ発展途上だから
自然体の上にテクニックを乗せた感じに
見えるのだけれど。
(それについては思うところも多々ありますが)


中学生になってくるとね
なんとなく個体差が際立ってきます。
ちなみに高校生はだいぶ完成に近づいてる感じかな。


足の使い方とか
コアの引き上げ方とか
胸椎の可動性が上半身の動きに
影響してくることとか。


もちろん私はバレエについては素人なので
あくまでもピラティスインストラクターの
目線から見た気付きなのですが
表彰式での審査員の方々のコメントにも


「トゥシューズを履いても
 バレエシューズのときと同じように
 足を使えることが大切ですよ」とか


「ボディが動かなければ
 腕は動かないはずですよ」とか


ピラティスインストラクターである
私が見ていて感じたことと
とても近いコメントが
総評で上がってきていたのは
やはりピラティスが
身体の使い方の基礎に則った
エクササイズだからなのだろうな
と思いました。


審査員長の先生のお話が
とっても良かったなー。


「バレエは時間がかかるでしょ?
 すぐに出来るようにはならない。
 簡単に出来るようになるものも
 世の中にはたくさんあるけれど
 時間をかけてコツコツ積み上げたものは
 簡単には崩れません。」


いわゆるテクニック的なことって
できる・できないが明確で
できないことができるようになると
確かにそれは大きな喜びや手応えに
つながってゆくのだけれど


それは強靭な土台があってこそ
生きてくるものだったりするので
“コツコツ積み重ねる土台づくり”
をすっ飛ばしてテクニックに走ると
後々それが足を引っ張ることになる。





これはバレエに限ったことではなく
またアスリートだけに言えるわけでもなく
特に身体を動かすことなく暮らしている
一般的な生活を送る上でも言えること。


あとね、
娘のお友達の踊りを見ていたときに
気付いたのがマインドが身体に及ぼす影響。


普段の上手さを知っているだけに
緊張が足を浮き足立たせているのが
見ていてよく分かりました。


ちょうど先日、
本番で最高のパフォーマンスを
発揮するための練習方法という話を
聞いたばかりだったんですよねー。
それもまた大事なのは
“コツコツ積み重ねる土台づくり”
だったりしました。
あのお話も機会があればシェアしたい。


土曜日が予選、日曜日が決選で、

バレエをたっぷり堪能したこの2日間は

娘がお友達を応援する気持ちとか

お友達と楽しそうに過ごしてる様子とか

踊るの好きなんだなーってこととか

そういうのを、普段とは違う

少し離れた立ち位置から見ていられたのも

なんか凄く良かったです。



 

 

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