頑張らなくても身体は変わる♡
自由が丘でマシンピラティス
大人世代のライフスタイルに
「普段着のピラティス」をご提案
ピラティスライフ・ナビゲーター
西村由美です
姿勢とか、歩き方とか、動き方とか、いわゆる「癖(くせ)」といわれるものは、
これまで生きてきた過程で身につけてしまった「無意識の習慣」だといえます。
くせ 【癖】
無意識に出てしまうような、偏った好みや傾向。習慣化している、あまり好ましくない言行。
「爪をかむ―」「なくて七―」「怠け― (ぐせ) がつく」
習慣。ならわし。
「早起きの―をつける」
一般的でない、そのもの特有の性質・傾向。
「―のある味」「―のある文章」
折れ曲がったりしわになったりしたまま、元に戻りにくくなっていること。
「髪の―をとる」「着物の畳み― (ぐせ) 」
カラダのことでいうと、自分にとって不都合ではないパターンが習慣化されることは
とくに問題ではないと思います。
例えば、私には大好きなベーシストさん(坂本竜太さん )がいるのですが・・・
私は彼のちょっと右肩を上げて右斜め上を見上げながらベースを弾く仕草が
とっても好きだったりします。 (←この仕草、>>>こちらのPV で観ることができます^^)
そんなふうに、その人のちょっとした「癖」が「味」になってたりする場合なんかもある。
アスリートとかダンサーとかミュージシャンとか、“魅せる”という意味では「癖」も「個性」。
それがパフォーマンスを低下させてしまったり、カラダの不調の原因になっていたり、
カラダの機能的に無理があったりしなければ、改善する必要はないんじゃないかな。
でも、もし「痛み」などの症状に表れたり、動作パフォーマンスが低下したりする場合には、
その「習慣=癖」を改善する必要性を感じたりもしますよね。
無意識のうちに身につけてしまった間違った習慣を改善するには、
新たな習慣を「上書き」していく必要があります。
ピラティスは、そんな「上書き」作業のようなエクササイズです。
新たな動きのパターンを学習(習得)していくときには、
それが「自動化」されるまでには5万回の反復を要する、
と言われています。
この「5万回の反復」というのは、
エクササイズを5万回しなければならない、
という意味ではありません。
日常生活の中で、いかに学習を繰り返していくか、
それがすべてこの5万回に含まれます。
単純に考えて、短いスパンでワークアウトを繰り返したほうが
体が学習する・意識している確率は上がると思われますので、
日常生活の中での意識性も高くなるはず。
そう考えると、過去記事「ピラティスを行なうペース 」の中で
最初の目安となる、と書いた「10回」のセッションと、
上記の「5万回の反復」は必ずしも比例しないので、
癖の改善という視点から考えていくと、
その癖の強度や生活(パフォーマンス)への影響の仕方などによって
適切なペースは変わってくるのではないかと思います。
記事のシェア、いつでも大歓迎です