身体と上手にコミュニケーションを取る練習 | 呼吸からはじめるピラティスライフ

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今日は、以前あげた記事の中で書いた
筋肉のスイッチON╱OFFという話から
「身体とのコミュニケーションの取り方」
について書いてみようかなと思います。


こちらの記事の中でご紹介した
①ローカル・スタビライザー
②グローバル・スタビライザー
③グローバル・モビライザー
という3つの機能別カテゴリー。



簡単にざっくりいうと
①安定のために仕事をする筋肉たち
②丁寧な動きのコントロールを担う筋肉たち
③パワーとスピードを生み出す筋肉たち
みたいな感じかな。
 
 
それぞれに役割や担当部署が違うので
当然、仕事の量も負荷も違います。
 
 
①の筋肉たちの分担は
小さな負荷、狭い範囲の仕事。
ずっと安定的に働き続ける必要がある。
なので起きて活動中は
基本的にいつもスイッチON
20%くらいの出力で仕事し続ける感じ。
 
 
②の筋肉たちは
中程度の負荷の仕事を担当。
担当範囲ももう少し広くなります。
動きの「調整役」なので
仕事は無いときとあるときがある。
だからスイッチはON╱OFFする。
メインの目立つ仕事は担わないから
パワーの出力は50%くらいだけど
この子たちがいるから
丁寧な美しい所作が生まれます。
 
 
③の筋肉たちの分担は
大きな動きを伴う目立つ仕事とか
スピード感のある仕事。
動きの方向性を決めるのもこの子たち。
わりと自己主張が強いタイプ。(笑)
広範囲で派手に仕事するから
でっかいパワーを発揮する分
すぐに疲れちゃって長続きしない。
 

スパインピラティスの母体である
さくカイロプラクティックの院長&副院長の
セミプライベートセッションの様子です!


 
こんなふうに筋肉たちの「仕事」を
擬人化して考えてみることで
結構カラダの理解が深まったりします。


そして
それぞれの特長をよく知っておくと
それぞれの筋肉のタイプに合わせた
円滑な「コミュニケーション」が取れる!
 
 
例えば、
「よし!こう動くぜ!」
みたいに体に命令送ると反応するのは
③のチームの子たちなんですよね。
 
 
に対して②のチームの子たちとは
もっと丁寧に詳細なやり取りをしながらの
双方向なコミュニケーションて感じ。
 
 
で、①のチームの子たちは
自動化されているよう仕事なので
命令されなくても働き続けてくれる
みたいな。
 
 
だから、指示の仕方とか
コミュニケーションの取り方
を間違ってしまうとですね
本来のパフォーマンスを発揮できない
なんてことがあったりするんですよ!


自分の身体を自分でコントロールできる
というのは、私たちが本来の持っている力。
でも、その力がうまく機能していないのが
私たち現代人なので、だからこそ
ピラティスをおすすめしているのですが...


ピラティスエクササイズを行なう際にも
身体に間違った指示を出しているケース
意外と多かったりするのです。汗


間違った指示
間違ったコミュニケーション


これは『コントロロジー』ではありません。
※ピラティスは元々コントロロジーと呼ばれていました。
コントロロジー=コントロールの哲学。
ピラティスさんの造語です。



ピラティスって言い換えると
身体と上手にコミュニケーションを取る練習
とも言えるのかもしれません。照れ
 
 

 

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