筋肉たちを機能別にカテゴライズしてみると見えてくること | 呼吸からはじめるピラティスライフ

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ピラティスライフ・ナビゲーター
西村由美です

 

 


ずいぶん前のことになりますが
Facebookにこんなことを投稿しました。
 
 
「これでいい」とすることは
安心や磐石な土台を築く。
体の仕事で言えば
ローカルスタビライザーとなる。
 
「これではだめだ」とすることは
新しい世界へ自分を運んでいく
力を生み出す。
強いて体に例えるなら
グローバルモビライザーを動かす源。
 
人は【前に進んでいく】。
動物...
動く生き物だ。
 
前に進んでいくためには
「これでいい」
「これではだめだ」
どちらも必要なんだと思う。
 
「これでいい」で固めてしまうのは
安定ではなく固定だ。
「これではだめだ」で動き続けると
不安定なまま外側ばかり強化されていく。
 
だから
いつもの自分と「逆」をやる。
 
「これでいい」には伸びやかな動きを
「これではだめだ」には静かな安定を。
 
別の物事の話に聞こえるかもだけど
結構“体の癖”とリンクしてたりするんだよ!

 

 

これだけだと分かる人にしか分からない

単なる独り言みたいな呟きでしかないので

これをもう少し分かるように書いてみます。

 

 

ローカルスタビライザーとか

グローバルモビライザーというのは

筋肉たちを「機能別」

カテゴライズしたときの呼び名。

 

 

ローカルスタビライザーとは

「ローカル」

局所的(全体に対する一部分)な狭い範囲で

「スタビライザー」

安定のための仕事をする筋肉たちのこと。

小さなパワーで体を支え続けています。

 

 

グローバルモビライザーとは

「グローバル」

全体的、包括的な広い範囲で

「モビライザー」

動くための仕事をする筋肉たちのこと。

でっかいパワーやスピードを担う。

 

 

ローカルスタビライザーたちって

基本的にずっとスイッチON

何故なら支え続けるのが仕事だから。

なので大きなパワーや瞬発力はないけど

持久力にはすぐれています

例えるなら「ささやく声」

 

 

グローバルモビライザーたちって

性格は割りとおおざっぱ。(笑)

でも大きな動き、パワフルな動き、

スピード感のある動きが得意です。

仕事をするのは動くときだけなので

必要に応じてスイッチをON/OFFします。

なので持久力はない。すぐ疲れる。

「叫ぶ声」って例えられたりします。

 

 

そして、この2つの中間に

グローバルスタビライザーという

カテゴリーの筋肉たちもいて

動きのコントロールの役割を担うのが

主にこの子たちだったりします。

「丁寧な動き」はこの子たちの仕事で

「語りかける声」と言われます。

 

 

筋肉たちにはこんなふうに

担当部署(どこの関節を担当するか)だけじゃなく

それぞれの性質によって得意・不得意

向き・不向きがあるんです。

 

 

そしてね、

上に紹介したFacebook投稿に書いたように

マインドと体の癖は結構リンクしてます。



だから、体を動かすエクササイズなのに

マインドにもアプローチできたりするのが

ピラティスだったりするわけです。照れ






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