![](https://stat.ameba.jp/user_images/20161017/13/ariku-pilates/8c/50/j/o0960073213775100200.jpg?caw=800)
以前、少しだけ合気道を習っていたときがありました。
(上の写真は夫。夫は合気道をしています。)
全く上手になれないままやめてしまったので
合気道を語るなんてことは出来ないのですが、
合気道を体験したからこそ得られた学びは
私の中にいまも沢山残っています。
一番最初の大きな気付きは
「私は他者と関わったとたんに不器用になる」
ということでした。
合気道って、技をかける側と技を受ける側とがいて、
お稽古では二人組になったり、数人で組んだりして練習します。
私がそれまでにやったことのある運動といえば、
子どもの頃に習ったことのある水泳、バレエ、
そしてエアロビクスやアクアエクササイズ、ピラティス、
とどれも「自分ひとりで」「自分の体ひとつで」動くものばかり。
唯一、ピラティスのマシンエクササイズが「他者」と関わる動きですが、
マシンは意思を持たないので、ほぼほぼ私がコントロールできます。
ところが合気道は互いに「意思をもつ他者」と関わらなければなりません。
これが私にはすごく難しかった!
ひとりで動作を練習することは難なくできるんです。
むしろ人より割と器用なくらいに。
ところが他者と関わったとたんに、とんでもなく不器用になる。
これは合気道を体験してみなければ分からなかったことでした。
そして、体を通して「体験」して気付きました。
私はマインド面においてもそうかもしれないって。
心って目には見えないから、無意識の心の癖ってなかなか気付きにくいもの。
でも体を通すとダイレクトに「体感」できるんだなぁと思いました。
「心と体のつながり」を理論ではなく経験として分かった瞬間でした。