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人間哲学の異才、

与古田 透龍(よこたとおる)です。

本日も僕と一緒に

「答えのない問いかけ」を通して、

人間の生き方・在り方について

考えていきましょう!!!

 


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BEDOHAVEという考え方がある。


BE=自分が何者であるか?

DO=自分の生きる目的は何か?

HAVE=自分が作り出す世界は何か?


これらを明確にして、

自分が生きている目的を見出すことで

自己肯定感や自己重要感を育もうという

自己啓発的な考え方の一つだ。

(人生への意味を見出すことが大事だということ)




実際、僕も過去

この手のセミナーに没頭していた時期があり、

僕は特に人の「BE」に興味があった。


「あなたは誰ですか?」

と言う問いかけの「答え」を見つけるセミナーに

サポーターとしてよく関わっていたものだ。


現在はその環境から離れたが、

今の僕は

「人間とは何か?」

「自分とは何か?」

と言う答えのない問いかけこそ、

多くの人類にとって大事な問いかけだと

思っている。


そのために「哲学」が必要だと言うわけだ。



さて、今日考えていこうと思うのが、

「生きる目的」としてあげられる「DO」の部分。



①一般的に誤解され続けている「生きる目的」




まずは一般的に「生きる意味」をどのように捉えられることが多いのか?についてお話ししていこう。



先ほどの僕が関わっていた自己啓発のセミナーでの話も交えながら話していく。





よくある言葉としては

「生きる意味」「生きる目的」「ミッション」

といった言葉があげられる。


これだと分かりにくいので、

特に起業家育成の現場や仕事でとなると

「やりたいこと」とか「これが得意」「私の強み」といった部分を

「ミッション」とするところが多いようだ。



例えば、あるセラピストの方が、

「30代女性の〇〇を、☆☆に変えていくこと!」みたいな感じで、

ミッションを掲げていたのを、

見たことがある。



僕が関わっていたセミナーでの話で言うと、

これは「ミッション」ではない。


今の例だと限定的であり、

どちらかというと

仕事におけるペルソナを明確にしただけのような感じだからだ。



細かいことは省くが、

「ミッション」とは

「苦」と「楽」の間にあることが望ましく、

仕事や職など限定的なものではなく、

いつどこにいたとしても、

自分にも他人にも

絶えず行っていることである。


具体的なことで言えば、

僕はずっと小さい頃から大人たちをはじめ

人に疑問を持ち続けているわけだ。


この疑問を燃焼材料として

人の内面を探究し続けることで、

人に何かしらの影響を与えてしまう、

と言うようなことが僕のミッションだ、

と以前関わっていたセミナーでは定義された。


ミッションとなる言葉は抽象度が高いが、

本人にとってはしっくりとハマるものが多く、

このあたりの言語を見つけるのが面白いところではあったりする。


この言葉が明確になることで、

「自分が何をすべきなのか?」という

「生きる目的」が見つかると言うわけなのだが、

実はここにとある謎が浮上する。


それが・・・



②「役割」と「生きる目的」



ここまで話してきたような

「生きる目的」が見つかったところで、

実はどうにもならない。


確かに「これだ!」と

実感は湧くのだが、

ただそれだけのこと。


と言うのも、

「役割」と「生きる目的」を

区別できてないからだ。



僕たちが日常を生きていく上で欠かせないのが、

人としてのさまざまな「役割」だ。


例えば、「親」とか「大人」とか「社会人」とか「会社の肩書き」とか、

もっと言えば「自分らしさ」も役割だ。



この役割というのは、国や社会や組織、コミュニティなど、

複数の人の集まりの中で形成されることがほとんどだ。


それこそ「リーダー」というのも役割の一つでしかない。


そして、

僕たちは驚くほどに

この「役割」に縛られて

生きているのだ。




それこそ「性別」という「役割」であったり、


仕事においても「これはこういうもの」と「役割」で判断してしまう。


なんなら、


親になったら親になったで「親」という「役割」、


外食に出かけたら「お客様」という「役割」


電車に乗ったら「乗客」という「役割」


戸籍があるだけでどこかの「国民」という「役割」



などなどあげたらキリがないが


僕たちの身の回りは驚くほど「役割」で溢れている。



そして、ここが大事なのだが


どんな「役割」においても

先ほど明確にしたであろう

「生きる目的」を

生きることが大事なのだが、

これがなかなか難しいのだ。



というのも、

役割が変わると、

目的が変わってしまうからだ。



これが生きる目的を混乱させてしまう要素なのだ。


特に、コーチコンサル系など、

人に何かを教える「役割」の人ほど、

「役割」と「生きる目的」を混同して、見失う。


人は何かを教えようとしている時ほど、

「これはこういうものだ」「だからこうしてこうしたほうがいい」という

「役割」からの行動になってしまうからだ。



実際、自己啓発や起業家育成などの現場では、

「役割」が重んじられその人の「生きる目的」が

サブどころかどうでもいいように扱われるという光景を

僕は見続けてきた。



更に…


③「お役目」とは何か?


ここから更に話は深まっていくが、抽象度も高まる。




寺社巡りをして、おみくじをいただくと「お役目」と書かれていることがある。


色々なおみくじを授かっていくとわかるが、

おみくじには「人としてのお役目」という言葉はあるが、

「役割」といった言葉、

ましてや「生きる目的」といった言葉など存在しない。


(それどころかやりたいことをやりなさいなど一言も書いていない)


ちなみに、

神様からの教えというのは、

人が人として生きていくための戒めというか理であって、

原則的に「自分をよく見つめ直しなさい」というに根ざしている。

神は誰か他のものの何かに存在するのではなく、

自分の心である。

そしてその心を見るためにはよく自分を知りなさい、ということだ。



なぜ、自分を知る上で、

人としてのお役目を守りなさい、

ということが書かれているのか?


おみくじで大吉が出るかどうかしか興味ない人からしたら

どうでもいいかもしれないが、

ここ、めっちゃ重要な話なのだ。



役目と役割は同じなのか?



おそらく違うだろう。



おみくじで言えば「生まれ持った役目」という表現がある時がある。


そして、この「生まれ持った役目」と先ほど話にあげた「生きる目的」は同じか?というと、

どうも違うのではないか?と僕は思うのだ。




「生きる目的」というのは、ベクトルがどこに向いているか?というと「未来」なのだ。

「今ここで自分がなすべきこと」ではあるのだが、若干未来寄りの表現である。

目的といった瞬間に人は未来を向いてしまうからだ。


そして、「生まれ持った役目」という表現に関しては見てわかると思うが「過去」だ。


では、「人としてのお役目」はどこか?ここが「今ここ」という話になる。



勘の良い方ならもうお気づきであろう。


「神の教え」が僕たちに教えていることは何か?というと

「今ここ」で自分の「役目」を問いかけよ

ということなのだ。



④今ここをどう生きるか?



大事なことは何か?というと、


「役割」や「生きる目的」を明確にし、

自分の「答え」を持つことではないのだ。


今ここで常に

自分を観察し、

自分と向き合い

自分を知ることで、

今ここでの自分の「役目」を

常に考えよ、

ということだ。






どんな「役割」であろうが、

どんな「生きる目的」であろうが、

一切必要ない。



というのもだ、

仏教の「空」思想というものがある。



「無常」とも呼ばれるが、

僕たちは常に変化し続けるのだ。




だからこそ、

「役割」「生きる目的」

といった固定された何か?

「答え」というものは

これまでの時代とても重宝した考え方ではある。



国や社会、

組織や家族といった

人間関係で作られる人と人との集まりを

動かしていくためには

人が何かの「役割」を担い、

何かの「目的」に従っているほうが

何かと効率が良かったのだ。




それこそ問題になったことがあるが、

「女性は産む機械だ」なんて発言も過去あった。


黒人は奴隷扱いされていたし、

出身地がどうのこうのっていう差別もあった。



収入による差別もある。


そうやって何かと役割を持ち出していたほうが

世の中がよく回っていたのだ。



だがしかし、

もうそんな時代ではないことは簡単にわかると思う。




それでもまだ僕たちは

「自分らしさ」と言い続け、

自分の「役割」や「生きる目的」を

主張したくはなるであろう。





だがもうこれからの時代、

自分らしさすら必要ない、

とあえて断言しよう。




大事なことというのは、

常に今ここにあることを

対話していくことだ。




自分のお役目というのも

今あることを正しく見ることからしか始まらない。



正しく物事を見るためには

今ここを丁寧に観察することからだ。



丁寧に観察するためには

自分自身とよく向き合う必要がある。




今ここで

自分と向き合うことが

自分のお役目となっていくだけなのだ。



だからこそ、

自分に問いかけ続ける必要があるのだ。






 

 



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