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人間哲学の異才、

与古田 透龍(よこたとおる)です。

本日も僕と一緒に

「答えのない問いかけ」を通して、

人間の生き方・在り方について

考えていきましょう!!!

 


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横田透の起業ストーリー

 

 

 

人の話を聞けない大人たちが

非常に増えている。

 

と目にして、

あなたはどう思うだろうか?




僕からすると圧倒的に話の聞けない大人が多いなと思うのだが、

その原因は何かというと、

起業していく人たちが増えているから

 


起業家の仕事は人の話を聞くことだと僕は常々思うが、

残念なことにコーチコンサルをはじめ

何かしら「人の心」の学びをしている人ほど

驚くほど人の話を聞くことができない。

 

これがなぜなのか?

人を理解していくために何が必要なのか?

人を理解するとはどういうことなのか?

 

一緒に考えていこう。


 


 

①一般的に言われている「人を理解する」とは?

 

一般的な起業家育成の現場においての

「人を理解する」ということが何なのか?

 

これはほとんどがマーケティングをはじめとした

ビジネス業界における

人を理解することと同義になるのだが、

ここにいちばんの落とし穴があると先に伝えておこう。

 

マーケティングで言われている

「人を理解する」こととは何か?

 



そもそもマーケティングでは、

「ビジネスは問題解決」だと言われている。

 

だからこそ、人の何を理解したらいいか?というと、

人の問題を理解したらいいという話になる。


 

そして、人の問題を理解するためには、

人の欲求、何を解決したいのか?をはじめとした

理想や願望を理解したらいい。

 

さらにここに加えて、

人を理解するために

心理学や脳科学などの学問を伝えることがあるが、

そのほとんどの理解は

人の欲求を理解するまでである。

 

端的に言えば、

 

起業家がいうところの人を理解するとは、

人の欲求を理解することである、


というわけだ。


 

だからこそ、起業家の話の全ては

自分の欲求を実現したノウハウハウツー技術メンタルマインドセットといった話が

ほとんどとなる。

 



もっといえば、

人の欲求を満たすことで

自分を満たしているとも言えるだろう。


 

だからこその弊害として、

自己理解というものは、

自分の理想や願望やりたいこと、

なりたい自分像、自分らしさをはじめとした

欲求からくるモノを理解することが

主流となって広まっている。


 

要するに、

「欲求を理解すること」が

「人を理解すること」だ

という「思い込み」が

今世の中では

大量に製造されているわけだ。



 

②なぜこのような理解が広まったのか?

 

人を理解することは欲求を理解すること。


 

そもそもこの考え方がどこからきたのか?

 

これは人類史を紐解くとわかりやすい。

 

結論から言えば、

人の欲求を理解することは、

人が人を支配するための考え方だ。




 

王国が作られていった時も、

産業革命も市民革命も、

戦争の火種や内紛、

これら全てに共通した考え方だ。

 

もっと言えば、

人が国を持たなかった時代は

人の欲求など理解しあわなくとも

人々は平和に暮らしていたし、

お互いのことを欲求ではない方法で理解しあっていた。



 

人が人を支配するために、

人の欲求を理解するという考え方が

なぜ作られたか?



 

集団を維持していくとなった時、

集団に属するモノには従ってもらわなければならない。

 

これは動物としての本能としてもそうだろう。

 

そのナワバリの長に従うことが、

集団の中で生きていくためには必要不可欠だからだ。


 

そうなった時、

何によって支配するのが

手っ取り早いか?

 

人の欲を満たすことだ。


 



動物は欲を満たすと思考停止して従順になる。

(人も動物であることを忘れてはならない)

 

我々がペットを飼い慣らすとき、

餌付けという言葉を使うように、

欲を満たせば、

ペットが従順になると

本能的にも知っているのだ。


 

国や企業、家族といった集団の単位でも同じこと。


 

その集団に属するモノを、

欲を満たすことで、

集団に従わせる。

 

従わないモノは罰するか、

集団から追放するのだ。


 

これが

人を理解することが

人の欲求を理解することとなった

根本だ。




 

③僕たちは人の何を理解したらいいのか?

 

人の欲求を理解したところで、

人が人を支配するための理解でしかないのであれば、

僕たちは何を理解したらいいのか?


 

もちろん欲求を理解することも大事な要素だ。

 

だから、欲求を理解するなということではない。


 

欲求を理解しただけでは、

欲求を満たすことで誰かを

支配する支配者、独裁者、暴君と同じである

ということを忘れてはならない。


 

補足するが、

自分を満たすことが人を満たすことだと、

起業家育成の中で言われることがあるが、


本当に僕たちは自分を満たすことができなければ

人を満たすことができないのか?

 

何かを与えることなしに

人を満たすことができないとでもいうのか?

 

もし仮に、

何かを与えなければ

誰かを満たすことができないと思うのであれば、

あなたは人をモノで支配している独裁者と同じである。

 

もっと嫌な言葉で言うなら、

モノで人を操っているだけだ。


そこに心はない。


 

そう。

 

人の欲求を理解しているうちは、

人をモノ扱いしていることと同義になる。


 



だからこそ、

人の欲求だけを

理解するだけでは、

僕たちは

人の何も

理解していないことになる。



 

では何を理解したらいいのか?


 

それは単純だ。


 

これほどまでに

欲求に目をくらまされて生きている

僕たちなのだから、

その欲求の原因を理解すればいいのだ。


 

人になぜ欲求があるのか?

 

これを教えている起業家育成の現場はほぼない。

 

教えてしまうとビジネスが成り立たなくなるからだ。

 

さらに言えば、教えたところで、誰も信じない。

 

だから、ビジネス業界では、

あえて欲求の原因という

僕たちのカラクリを話すことを禁じているのだ。

 

心理学や脳科学をはじめとした学問も

所詮はビジネス。

 

人々の欲求を満たすことだけを

世の中に発表しているにすぎない。

 

人の本当のところを伝えようとしているのは宗教的な教えの分野と、

ビジネスや法律とは別角度から人について考えている哲学くらいなものだ。

もちろんそのどちらもおおよそ一般の人には伝わりにくいように話されている。

と言うか、

書いてあったりするのだが、

僕たちがバカすぎて書いてあっても読み過ごすだけなのだが。

 

と話を戻すが、

 

教えや哲学の世界では、

人の欲求が何なのか?

言及されている。





 

④人を理解するために大切なこととは何か?

 

人の欲求の原因を理解すること。


 

ここが大事だとお分かりいただけたかもしれないが、

こんなのは入り口のまた入り口でしかない。

 

というか、

人の欲求の原因を理解したところで

人を理解したことにはなり得ない。

 

人を理解するとは

そんな単純な話ではないのだ。



 

どういうことか?



 

これは起業家あるあるになるが、

もちろん起業家に限らずだが、

 

僕たちは何かを学んだり経験した記憶を

データベースとしてでしか

目の前の人を理解することができない。



これが僕たちの脳の厄介な機能だ。

 

認知バイアスという言葉が広まっているが、

いわゆるものの見方というやつだ。

 

そして、本当に多いので付け加えるが、

認知バイアスを外したという起業家のバカがいるが、

認知バイアスを外したという認知バイアスをかけていることに

ほとんどの起業家は気づかない。

バカだから。

 

僕たちは記憶で生きてしまう生き物だからこそ、

記憶を元に人を理解してしまうことを

まずは自分が理解していく必要があるのだ。

 

自分の記憶を元に目の前の人の話を聞いているのなら、

それは目の前の人の話を聞いていることにはなり得ない。

 

これはどれだけ高尚な僧侶であったとしても、

どれだけ稼いだ起業家であろうとも、

どれだけ無知であろうとも、

どれだけ子供であろうとも、

必ずやってしまうものだ。


 

ただし、理性を持って聞くことはできる。

 

自分の記憶と照らし合わせているな、

と自分の脳の流れを見ることができれば、

流れの中で相手の話に耳を傾けることができる。



 

自分の脳の流れに流されているときは、

相手の話など聞こえやしない。

 

ましてや自分の脳の流れに溺れていたら、

人の話どころではない。


 

だからこそ、

まずは自分の脳の流れ、

頭の中にどんな言葉が浮かんでいるのか?

を知る必要があるのだ。

 

人の話を聞くことは

その先でしか不可能となる。


 

自分の脳の流れを見るために、

瞑想やマインドフルネスは効果的か?と聞かれることがあるが、

役には立つけど役には立たない。

 

自分の脳の流れが気持ちいいとなっていたら、

自分の脳の流れを観察していることとはなり得ないからだ。

 

観察とは、

かなり難しいものだと思ってもらいたい。


 

つまり、

人の話を聞けるようになるためには、

人を理解できるようになるためには、

まずは自分と向き合うことが

大事だということだ。




 

その上で、

いざ目の前の人を理解しよう、

話をしようとなった時大事なことは何か?

 

それは単純で、


目の前の人が目の前の人自身を理解していることを、

聞き手は理解したらいいのだ。

 

勝手に自分の思い込みでああだこうだと決めつけてはならない。

 

知識や経験からきたモノは全て聞き手側の脳の流れでしかなく、

そうやって自分の記憶をベースに人の話を聞いているのだとしたら、

自分の脳の流れに酔いしれているだけだ。

 

人の話など聞いていないのだ。

 

そして、目の前の人が目の前の人自身を理解していくために、

対話することが、

僕たちの心からの会話となっていく。

 

もちろんこれは訓練が必要なことなのだが。


 

だからこそ、

人間について考える哲学が改めて必要なのだ。

 

僕たちは僕たち自身が自分を理解している以上に

自分を理解することはできない。

 

自分と相手の理解の深さは違っていい。

 

どちらが優れていてどちらが劣っているもない。

 

ただ今ここの対話の中で、

お互いにお互い自身を

理解し合う場を作ることが、

僕たちには大事なのだ。

 

 



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