こんにちわ
アラフィフブロガーの
にゃおです🐾
昨年末は特に
HSP気質の妹ちゃん(我が娘)
のメンタルが落ち気味で
そんな妹ちゃんのお話をすることが
多かったのですが
その妹ちゃんには
発達障害の兄(我が息子)がいて
現在25歳になった彼は
妹ちゃんとは真逆の
笑顔いっぱい夢いっぱい
なタイプ
とはいえ!
そんな風に彼が成長するまでには
親子で右往左往しながら
発達障害に向き合ってきた
幼少期からの経験があり
そんななかで学んだ
今の笑顔につながるまでの体験を
時々、振り返って
ブログに書いています
今回はその
発達障害の息子くん
【エピソード 14】
発達検査編です
これまでのお話
一歳半健診を
ギャン泣きのまま
まともに受けられず
結果
要観察と言われた息子くん
公園デビューをする2歳前後には
同年代の子どもたちとの
発達スピードの違いや
発達障害に当てはまる
いわゆる『特性』が目立ち始め・・・
発達相談をした心理士さんに
と勧められ
息子くん
2歳で初めての
発達検査をすることに
☟ここまでのお話はこちら
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発達検査には
色々と種類があるのですが
そもそも
当時まだ
発達障害というものが
世の中に浸透していない時代
今みたいに
気になったからといって
簡単にネット検索なんか
できない時代だったので
どんな検査があり
何が必要で
この先どんなふうに進むのか
なんて・・・
知る由もないワタシは
何にも知識がないまま
息子くんを連れて
心理士さんから紹介された病院へ行き
その当時の
【K式発達検査】というものを受けました。
※現在は新版K式発達検査に変わってます。
あとから知ったのですが
この検査は
子どもの反応や行動から
発達年齢の遅れを
①姿勢・運動
②認知・適応
③言語・社会
という3領域で評価する検査
らしいのですが
当時の息子くんは
まだ2歳
3歳以上だと
②や③も評価の対象になるけれど
2歳で評価できるのは
せいぜい
①『姿勢・運動』項目くらいだそうで
結局
このときの検査後には
ざっくりと
こういうのが苦手そうかな
とか
これは出来てましたよ
とかの報告と
(心理士さん)
というようなグレーな結果
そして
今後の子育てにおいて
大切なことを
三つ教えてもらいました
❶発達障害の可能性を受け入れて
その特性を理解してあげること
❷視覚を用いた子育てをすること
❸経験をたくさん積ませてあげること
おそらく
今だったらこの時点で
療育の話も出て
他からの継続したフォローが
受けられるかもしれません。
でも当時はそういう支援が
なかったので・・・
ここからは全て
親であるワタシの子育てに
かかっているってわけです
よく思うのですが
女性ってこういうとき
強くないですか
迷いがないというか
切り替えるのが早いというか。
昨日まで悩んでいたことも
ふとしたきっかけで
キッパリと目線を変えて
次の段階に考えを持っていける
人によるのかもしれないけれど
ワタシは特に母になってからは
うじうじ悩み続けることが
あまりなくなりましたね〜
(能天気度もUPしました)
なので
息子くんの
グレーとはいえ
発達障害がある可能性についても
思いのほか
あっさりと受け入れられて
逆に
これで前に進める
という気持ちと
ワタシの子育てが
原因ではなかったんだ
ってことへの安堵で
ちょっと清々しい気持ちすら
ありました
発達障害の子育て(幼児期)に大切なこと
教えてもらった三つの事は
発達障害の子どもを育てるにあたり
本当に大切なことでした
今、幼少期のお子さまを
育てておられる方へのヒントとして
その周りの方に知っていただきたい
知識の一つとして
ワタシからも
実体験を経た感想を踏まえ
お話ししたいと思います
ただこれは、あくまでも
2歳の息子くんに対して
いただいた助言
思春期を超えると
また違ってきますのでご注意ください
まず、大前提として
発達障害って
脳機能の発達が関係する
生まれつきの障害なので
病気みたいに
治すことはできません
一生涯、自分の特性(性格)として
うまく付き合って
いかなければなりません。
でも
幼少期における
フォローの有無によって
その後の生きづらさは
全く変わってくるんです
(息子くん実証済み)
だからこそっ
早く気付いてあげたい
そこで
一つ目のポイントです
❶ 発達障害を否定せず受け入れて
その特性を理解し認めてあげること
まずは子育てにおいて
いちばん身近な存在である親
ワタシの場合だと
ワタシと、元ダンナ様()が
息子くんは
発達障害かもしれないんだ
っていうことを
この先様々な壁がある可能性なども含め
前向きな気持ちで
受け入れてあげること
ここからがスタートです
その上で
発達障害について
正しい知識を積んでいく。
そして
叶うなら
おじいちゃんや、おばあちゃん
よく関わる周りの人たちにも
同じ理解を得られると・・・
より良い・・・のですが・・・
ま、現実
これはとても難しいですよね
毎日24時間
息子くんのそばにいて
他の子ども達と関わる機会もある
ワタシだったから
あれって気付けたことも・・・
日中、家にいない元ダンナ様も含め
たま〜にそばにいる程度の人では
まー
発達障害だとは気付きません。
だってパッと見
他の子どもと変わらないし
ゆっくりだけど
それなりに成長はしていくし
それなりに
出来ることも増えていくから
そう
思ってしまう
見えてしまう
で
それを発達障害だなんだと
騒いでいるワタシの方が
過保護だとか
心配しすぎだとか
子どもが可哀想だとか
言われてしまう
ツラいよね〜
悔しいよね〜
でもそこっ
頑張りどころです
大切な幼少期は
すぐに過ぎてしまいます。
きっといつか出来るなんて
見守ってても
出来ないまま
わからないまま
大人になってしまいます
それが発達障害。
本当に可哀想なのは
そのままゆっくり
見守ってしまうことの方で
大人になるまでに
本人がたくさんの
生きづらさを経験してしまい
2次障害が発生
・・・なんて事になってから
ワタシたち親ができる事なんて
悲しいけど
たかが知れています・・・。
なので
子どもがまだ幼いうちに
出来るだけ早くに気付いて
空白部分を埋めてあげることが
とっても大事なんです
そして
周りの方にも伝えたい
発達障害の子って
ひとつひとつ
教えてあげれば出来るんですよ
なるほどって納得して理解したあとは
きちんとやれるように
なるんです
これってすごくないですか
それなのに
教えてあげない理由は
ないですよね
ちがうんです
確かにみんな
様々なことを
人から学んで成長するわけですが
発達障害の子どもの場合には
その教え方に
ちょっと工夫が
必要なんです
それが
❷視覚を用いた子育てをする
❸ 経験をたくさん積ませてあげること
です
発達障害の子どもは
耳からの情報より
目で見た情報の方が
インプットされやすい特性があります。
どれだけゆっくりと
幼い子にも分かる様に
言葉で説明してあげても
全く伝わらないことが多々あります
現実に見えていないものを
頭で想像して理解することが
とても苦手なんです。
さらに
分かっていないことを
本人が分かっていないので
って教えてはくれず
一見、話を聞いて
理解したような顔をしています
(周りの真似をしているだけです。)
なので
何度説明しても
同じ失敗を繰り返してしまうことや
命に関わる様な
必ず教えてあげたいことは
実際に目に見える形で
視覚的に示してあげると
きちんと伝わり
覚えていきます
ワタシはよく
紙芝居を作りました
便利な絵カードというものも
売っています
☟ワタシも当時いくつか購入しました。
そうやって
正しい行動をひとつひとつ
目で見て覚えていけば
ずーっときちんと出来るんですよ
覚える過程が
他の子どもと違うだけです
遊び感覚でできるので
ぜひ取り入れてみてください
次に
経験を
たくさん積ませてあげること
これが❸です。
発達障害の子は
特性の不器用さから
何かと苦手なことが多いのですが
実は
際立って得意とすること
を持ち合わせていることが
よくあります
そんな個性を
早く見つけてあげて
伸ばしてあげることで
失敗が多く生きづらいなかでも
それを強みにして
将来に繋げていけます
そのために
ありとあらゆる可能性に繋がる経験を
子どものうちに
たくさんさせてあげたいところです。
発達障害と言われている
著名人はいっぱいいますもんね
子どもの強みを
見つけてあげましょう
(息子くんの様々なドタバタ経験談は
また後日お話ししたいと思います)
ということで
三つの大切な事を
教わったワタシにとっての
最初の難関は・・・
この
元ダンナ様に
息子くんの発達障害を
受け入れてもらうことでした・・・・
が
厳しーーーっ
次回に続きます