神宮外苑3000本の樹木を伐らないで!! | misaのブログ

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昨日の記事にも関連します。


神宮外苑3000本の樹木を伐らないで!!


神宮外苑の再開発は、都民・国民に充分な周知がなされないまま決定され、樹齢100年の樹木を含め、3000本あまりの木が伐採されようとしています。


すでに新国立競技場建て替え時にも約1500本もの樹木が伐採されています。


この暴挙を許して良いものでしょうか。



何本切る氣なのか。


東京都による都立葛西臨海公園(江戸川区)の樹木1400本伐採計画に批判が集まる中、小池都知事はまだまだ大量の樹木を切り倒すつもりだ。


東京・新宿区などにまたがる明治神宮外苑の再開発に伴い、三井不動産などで構成する事業者はエリア全域で743本の樹木を伐採する計画を示していた。


ところが、実際に切り倒す本数はその程度では済まない。


再開発エリアの一部である「神宮第2球場」の解体工事だけで約3000本もの「低木」が伐採されることが発覚したのだ。


外苑再開発は、都が認可済み。


解体工事は3月下旬に始まる予定だが、こうなると、今後、他エリアの工事でも、大量の低木が伐採される恐れがある。


伐採本数を「743本」と公表しながら、フタを開けたら「3000本」なんてフザケた話だ。


本数を低く見せる「過少申告」を疑う向きも多いはずだ。


<抜粋終わり>


こちらの記事も、読むとめっちゃ腹が立ちます😡



小池百合子、神宮外苑700本の樹木伐採は「未来につなげる街づくり」…次なる目標は葛西臨海公園を丸裸に


2月17日、東京都は、明治神宮外苑の再開発計画の施工を認可した。


これを受け、三井不動産などの事業者は、3月下旬に着工すると発表。


まずは神宮第2球場の解体から始め、全体の完成は2036年を見込んでいる。


計画では、神宮球場と秩父宮ラグビー場を解体し、ラグビー場跡地に、ホテルなどを併設した野球場を建設。


ラグビー場は北に移動させ、中央に広場を作る。


地区のシンボルであるイチョウ並木は残し、新たに植樹する一方、既存の樹木743本を伐採することになる。


小池百合子都知事は、17日の定例会見で「認可は、法令にのっとって適切におこなった」としたうえで、「事業者には先人たちの思いを引き継いでいただき、100年先の未来につなげる街づくりに真摯に取り組んでいただきたいと申し上げた」と述べた。


樹木の伐採を前提とした計画には、多くの反対意見が出ているが、都が進める計画は、神宮外苑だけではない――。


東京・江戸川区の都立葛西臨海公園。


敷地内にある葛西臨海水族園の建て替えにともない、ここでも約1400本の樹木が伐採される可能性が高くなっている。


公表された建て替え後のイメージ図では、施設屋上や周辺にびっしりと太陽光パネルが敷き詰められている。


建築エコノミストの森山高至氏が、問題点を指摘する。


「葛西臨海水族園は、建築家の谷口吉生さんが設計した世界的名建築で、マグロが回遊する巨大水槽とか、建物をうまく隠す作りとか、水族館として画期的なものです。


淡水生物館は、敷地の周囲に小川を流して、自然林があるという構成になっています。


公表された建て替え計画では、この淡水生物館と自然林の部分を壊して、太陽光パネルを敷き詰めるイメージとなっており、まさしく文化遺産の破壊です。


水族園の建て替えについては、3年ほど前、建築学会、建築家協会、建築士会と日本の建築業界が総出で止め、『世界的に評価されている建物だから、老朽化対策をしながら維持・管理していきましょう』と一度、決定したんです。


それで、水族園の建物は残ると安心していましたが、東京都はやらないけれど、民間業者に建設を任せるPFI方式でやると。


非常にずるい手で建て替えるわけで、道義的な問題もあるんです。


また、あそこはもともと海だった場所を昭和の時代から埋め立て、荒地に植林して、東京都の港湾局と地元の江戸川区、地元の漁師さんが一体となって自然を維持しようと頑張ってきた。


水鳥の生息地として重要な湿地と生態系を守る目的で制定された『ラムサール条約』を体現するような場所なんです。


保全するのが基本なのに、それを商業開発しようとしている。


これは、ラムサール条約の理念に反するという問題もあります」


「日本建築家協会」は、2月7日、建て替え計画に関して《配置計画が明確でなく、30年かけて育ててきた樹木の保存に関する不安がある》と疑問を呈したうえ、《配置計画と移植等を含めた樹木保存の考えを早期に示していただきたい》とする要望書を提出。


さらに1400本の樹木を保護する代替案も提出した。


だが、2月10日、都議会環境・建設委員会では「樹木への影響を極力減らす」とされたものの、計画に変化はなし。


陳情は門前払いされた形だ。このままでは、水族園は壊され、2028年に新装される。


「公共工事であれば、オープンなのでみんな意見を言えるのですが、東京都は、民間に丸投げするから秘密でいい、というブラックな方式を率先して取っている状況です。


小池知事は『民間に任せたら、壊すと言っている。私は関与していない』という感じですが、そんなわけないだろう、とみんな怒っているわけです。


道義的にも、簡単に壊して済む話ではない。東京都全体の問題として考えるべきものだと思います」


森山氏によれば、1400本の樹木伐採後、新施設の屋上からは機械置場と太陽光パネルしか見えず、海辺の公園内でありながら、海を見ることもできなくなるという。


小池知事は「環境政策こそ成長戦略」と主張しているが、これが「環境政策」と言えるのだろうか。


<転載終わり>



伐採に反対する署名はこちら↓


こんなに再開発をするとは、さぞかし不動産や工事業者、太陽光パネル業者などとの利権が絡んでいるのでしょうね。


都会のオアシス、野鳥たちの隠れ家、1番緑が必要な東京で、これほどひどい自然破壊をするなんて、言語道断です。


国民総出で反対していきたいです!


そもそも、日本は他の国の一神教と違い、八百万の神がいて、自然など万物に神が宿るとされて来ました。


特に、巨樹や巨石は神が宿る依り代として崇められ、日本人は自然を愛し自然の姿を深く理解し人間も自然の一部として生活して来ました。


神社をとりまく『鎮守の森』は、神さまが住むご神域であり、昔からご神木とされる巨木などが多く残されています。


森は動植物をはじめとする多様な生物を育む母体であり、八百万の神が集まった象徵的な存在でもあるのです。


海外では、基本的に宗教施設に森はありません。


森を神が宿る場所として特別に重要視する国は、世界的に見ても非常に珍しいようです。


だから、自然が減少した都会では、鎮守の森は元々自然と共生してきた日本人が自然と触れ合える貴重な場となります。


野鳥のさえずりを聴きながら、活力をもらえる場所でもあります。


日々、八百万の神に見守られているという想いがあるから、その依り代となる神社・鎮守の杜があるからこそ、日本人の高い精神性は保たれて来たのだと思います。


都会の鎮守の杜を無くしてはいけません!