🟣音楽にかけられた呪縛を解く
まずは、前回のブログからお読み下さいね↓
人々の精神を不調和にさせ、ストレスを与えて病的にさせるという「秘密の目的」で作られた調律が、今、世界の基準となっている『平均律』。
それに対し、19世紀の作曲家たちが使っていた本来の調律は『古典調律』。
今、世界中が上から言われるままにコロナワクチンを接種しているのと同じで、私たちはこれまで、何の疑いもなく『平均律』で調律されたピアノ音楽を当たり前のように聴いてきました。
それが、音楽だと思っていたのです。
だから、ほとんどの人が『平均律』以外の調律方法があることすら知らないのです。
私もまだ、『古典調律』の存在を知らないでいる頃、たまたまMSPの井上先生が名古屋に引っ越しされたばかりのピアニスト杉丸太一さんのお宅に、ピアノセッションを受けに訪れていました。
その日、杉丸さんの白いベーゼンドルファーは、『古典調律』に調律されたばかりだったそうです。
かくして、『古典調律でのピアノセッション』第一号は、井上先生になったのでした。
(杉丸さんが清水町にいる頃から、日程をすり合わせるも、なかなか調整がつかず、ようやく9月過ぎたこの日になったと言うのも、まさに神のお計らい。)
そして、『古典調律』の素晴らしさを知った井上先生が、これは是非世の中に広めるべきだと、そのためには皆んなにピアノ曲の音源をプレゼントして、『古典調律』の音を聴いてもらったらどうか、と杉丸さんに提案されたようです。
で、私に杉丸さんから相談が来たのがきっかけでした。
しかし、私も何も知識がない状態では、皆さんに『古典調律』をご紹介出来ません。
なので、急きょ8日にスケジュールを合わせ、杉丸邸に行くことにしたのでした。
そして、ピアノセッション後に『古典調律』が出来る、障がい者施設の理事長さんの所に連れて行って頂く事になっていました。
セッションに同席下さった工務店の社長さんと一緒に、施設に向かいました。
(その社長さんは、福井県のNoraでのイベントでお会いした方でした。)
なんと!最高級車レクサスに初めて乗ってしまいました!!
「しだみ学園」に到着すると、シンガポールツアーでご一緒した調律師・Iさんが、ヤマハピアノを「平均律」のままに調律している最中でした。
その隣には、「古典調律」のピアノグロトリアンが鎮座していました。
そこでようやく、すごいイベントがこれから行われようとしているのではないかと氣づいたのです。
(社長さんはまだ氣づいていませんでした。)
調律は夕方までかかると言うので、舟橋透理事長さんがいらっしゃる「春日井こども学園」にいったん移動しました。
子どもたちの作品↓
そこで、舟橋さんにドイツのピアノ・グロトリアンの内部構造などを説明していただきました。
杉丸さんちのベーゼンドルファーは、キルンベルガーⅢと言う「古典調律」になっていますが、こちらのグロトリアンは、ヴェルクマイスターⅢと言う「古典調律」になっていました。
これらの調律方法は人の名前がついており、キルンベルガーはバッハの弟子です。
『キルンベルガーⅢ』の方が、現代の「平均律」に近く、『ヴェルクマイスターⅢ』の方が「純正率」に近いそうです。
舟橋さんが、調律師でもないのに『古典調律』にのめり込んでいった経緯を話して下さいました。
せっかく、ドイツ製のピアノを購入したと言うのに、ヤマハとか河合の調律師さんに調律してもらうと、日本製のピアノの音になってしまう、と。
ならば、自分でやってみる事にして、色々と挑戦した結果、今の「古典調律」にたどり着いたのだそうです。
「平均律」のピアノだと、毎日弾いているうちに、氣分が悪くなり、頭がもうろうとして、鬱状態になってしまった過去があるそうです。
「古典調律」にしてからは、ずっとピアノを弾いていても全然疲れないそうです。
舟橋さんからお話をお聞きし、本当に『古典調律』は素晴らしいものだと分かり、工務店の社長さんと一緒に、「もっと古典調律を広めて欲しいです!」と訴えていました。
そしたら、後で杉丸さんに私たち、ほめられました。なして?
舟橋さんは、最初、広めることにあまり乗り氣ではなかったようなのです。
だけど私たちの推しで、考えが変わったみたいなのです。良かったあ!
そして、Iさんの調律が終わったようなので、また「しだみ学園」に戻りました。
そう、その会場で始まろうとしていたのは。。
『古典調律』VS 『平均律』
のピアノ聴き比べ演奏会だったのです!
めちゃくちゃ感動の演奏会でした!聴衆が10名ほどで、もったいなかったです。
その一部の演奏をご紹介しますね。
『古典調律・ヴェルクマイスターⅢ』
ピアノ グロトリアン↓
『平均律』ヤマハピアノ↓
演奏されているのは、舟橋理事長さんと施設のピアノの先生です。
ピアノの種類が同じではなかったのですが、曲の雰囲氣が違うのがお分かりいただけますでしょうか?
「平均律」のピアノでずっと弾いてこられた方は、「平均律」が完全に身体に染みこんでおられるため、逆に『古典調律』に違和感を感じてしまうかも知れません。
『古典調律』↓
『平均律』↓
私は、演奏を聴きながら、こんな贅沢な体験は滅多にできないわあ!と、ひとり至福感にひたっていました。
『古典調律』↓by 杉丸太一さん
『平均律』↓
聴いている方は違いが分かりにくいですが、弾いている人には違いが顕著のようです。
杉丸さんは、平均律のピアノを弾き始めた途端、自分のオリジナル曲なのに、曲が分からなくなっていました😅
それほど違うのです。
こんな素晴らしい曲を、施設に入居されている方々はしょっちゅう聴けるのですね!
壁の書は、入居者さまたちが書かれたものです。芸術の感性が凄いです。
いつか、こちらでまた一般の方向けの演奏会を開いてもらいたいですね。
本当に素晴らしかったです。
そして、この演奏会にはもうひとつラッキーな事がありました。
それは、調律師のIさんが、『古典調律』に興味を示して下さったこと。
「古典調律」を手掛けている調律師さんは、なかなかいらっしゃらないのです。
けれど、Iさんには長年『平均律』の調律をやって来たと言うプライドがあります。
無理なお願いはしたくないと杉丸さんは考えていました。
彼の調律は、本当に丁寧なのです。
シンガポール・マレーシアに行った時、会場のピアノの内部があまりに汚くて、Iさんは「これじゃあピアノが可哀想だ」とお金は要らないから、と時間をかけて掃除を始めたのを私は見ていました。
そんな信頼のおける人柄に惚れて、杉丸さんはいつも彼に調律をお願いしているのです。
今回の演奏会でも、ヤマハピアノを調律してもらって鍵盤を押した時、思わず杉丸さんは「美しい!」とため息を漏らしていました。
杉丸さんは、彼にも是非『古典調律』を聴いてもらいたくて、もう一台の方のピアノ調律をお願いしたのですね。
結果がどう出ようとも。。。
そしたら、なんと、古典調律を勉強したいと言って下さったのです!!
こんな嬉しいことはありません。
きっと神さまが『古典調律』を世に広めるために後押しをしてくれたに違いありません。
いくら杉丸さんが頑張っても、調律師さんがいないと、あちこちのピアノを『古典調律』に出来ないのですから。
やった〜!やった〜!!
これから、杉丸チームは、「平均律」の呪縛を解き、皆んなを幸せにする為に動き始めますよ!!
Iさんが、『古典調律』をマスターしたあかつきには、ご家庭のピアノを是非調律してもらって下さいね!
これから、そんなご要望があるかと思い、杉丸さんにビジネスLINEの開設をしていただきました。
そちらから、セッションのお願いをしたり、色々と連絡がしやすくなります。
さらに、杉丸さんとLINEでお友達登録された方全員に、なんと、井上先生と私のピアノセッション(古典調律)の音源がプレゼントされます!
是非、何回も聴いて下さいね!
聴けば聴くほど丹田が強化されるだけでなく、私の音源にはダイエット効果も入っています💕
尚、杉丸さんの『古典調律のピアノセッション』は、ZOOMなどのリモートでも受けられます。(¥8,000)
その人だけの即興曲を、シータ波の状態でダウンロードして下さいます。
そちらも是非💕
今なら、LINEに『misaのブログ』と合言葉を入れると、スタンプが1個オマケされるそうですよ。
通常、セッションを3回受けて、スタンプが3個たまると『セッションが一回分無料』になるところが、セッション2回受けたら次が無料になるのですって。
ワタスの名前、どんどんご利用下さいね。
めっちゃ長くなりましたが、『チーム杉丸』の今後の活躍が楽しみです。
皆さまも是非、応援して下さいね!
『古典調律』を世の中に広めていこう!