シャーリーマクレーン寄贈のピアノは今いずこ? | misaのブログ

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今年も台風シーズンに突入していますが、1959年9月26日に愛知県・三重県において、死者行方不明者が5,000人を超えるという甚大な被害を及ぼしたのが伊勢湾台風です。

その伊勢湾台風から今年は、ちょうど60年目に当たるのです。

今日は、あまり知られていない60年前のひとつの物語をお伝えしようと思います。

伊勢湾台風から4カ月たった1960年1月頃、被災地の三重、愛知、岐阜3県の小中学校に計47台のピアノが届いたそうです。

贈り主は、米国の女優シャーリー・マクレーンでした。



シャーリー・マクレーンといえば、1983年に刊行され世界的なベストセラーになった著書「アウト・オン・ア・リム」で有名です。



その本の中で、シャーリーは自身の体外離脱や神秘体験を語っています。

そして、シャーリーはエドガー・ケイシーが唱えた輪廻転生説を支持し、自分の前世は3500年前のアトランティス大陸の人間だったと話しています。

47台のピアノは、シャーリー夫妻が集めた寄付金をもとに「愛のピアノ」として被災地に届けられました。

ところが、60年の歳月は「愛のピアノ」の存在を皆から忘れさせてしまっていました。

しかし、2016年になって、47台のうちの1台のピアノが三重県の川越町にある中学校で見つかったのです。





川越中学では、そのピアノは合唱コンクールの練習で使用されていましたが、カバーがされていたので誰も寄贈プレートには氣づかず、教職員ですらもその歴史を知らずにいました。

そのプレートを、中学2年の男子が見つけ調べたところ、他の学校にも沢山寄贈されたピアノがある事が分かったのでした。


その後の調査により、47台中12台のピアノの所在が確認されたのですが、未だ35台は行方知れずだそうです。

三重県や愛知県以外の場所に引っ越した可能性もあります。


ヤマハのアップライトのピアノで、右横に「寄贈プレート」が貼ってあると思います。

学校か、何処かの施設、はたまたご自宅などで、古いピアノを見つけたら、プレートを確認してみて下さい。

そしてもし「愛のピアノ」を見つけたら、ご連絡下さいね!!

さらに、今日はもうひとつお知らせがあります。

8月1日、この川越中学校の「愛のピアノ」を、ピアニストの杉丸太一さんが演奏することになったのです!

そもそも、杉丸さんが「伊勢湾台風から60年の節目の年」に、鎮魂の想いを込めて小中学生と一緒に音楽のコラボをしようと計画して、シャーリー寄贈のピアノの存在を知ったのでした。

8月1日は、素晴らしいイベントになりそうです。


鎮魂と愛のピアノの光は未来へと繋ぐ!


先日から何かと話題のオキシトシンの研究者である高橋徳先生も、マキシマムステートプログラム(MSP)井上和憲さんも参加されます。

シンギング・リンうみさんも!

それから、ダライ・ラマ法王とも親交の深い壇上宗謙和尚さまも来られ、杉丸さんがインプロヴィセッションをするようです。

私も、三重県まで駆けつけようと思います。

2019.8.1(木)
第3回「オキシトシンカンタービレ」

三重県川越町 あいあいホール


場所  〒510-8123 三重県三重郡川越町豊田一色314


開場12:00  開演 13:30〜17:30


料金

大人¥3000

高校生¥2000

中学生以下 無料

申し込みはこちら→ チケットぴあ


◆当日券は会場で販売しています。


皆さまも、是非、足を運ばれて下さいね!!


シャーリーも、もう85歳になられるのですね。



奇跡が起きて、シャーリーが会場に来てくれたらステキです。


会場はきっと、「愛のピアノ」から流れ出る愛の波動でいっぱいになっている事でしょう。


60年の節目の年に、シャーリーの「愛のピアノ」が、もっと見つかりますように。。