まとめるのに時間がかかりそうなので、そのご報告はまた明日に。
今日は、波照間島での「星空観測ツアー」についてお伝えさせて頂きます。
波照間島は、緯度が高いことや空氣が澄んでいること、街灯がほとんどないなど、星を見るための好条件がそろっています。
日本では観ることが難しいと言われている南十字星も、12月〜6月の期間は波照間島で観測できます。
そして、波照間島は、日本で観測できる88星座のうち、最多の84星座を観測でき、一等星を全て観る事ができるそうです。
当初、天氣予報では60〜70%くらいの降水確率であった為、「星空観測ツアー」を予約してあったのですが、ほとんど期待はしていませんでした。
けれど、予報はずっと外れ続け、石垣島に渡ってからは雨は全く降らなかったのです。
けれど、波照間島に上陸してからも、最初は曇り空でした。
なので、「まぁ一部の星だけでも見られればいいや」くらいに思っていました。
ところが、午後からどんどん雲がなくなって行き、夕方近くにはすごい青空になってしまったのです。
その頃、沖縄では暴風雨だったみたいなので、その日に観測ツアーが出来たことは、本当に奇跡のようなものでした。
20時45分に、ガイドさんがペンションにバスでお迎えに来て下さいました。
他のホテルの方も順番に拾って行きます。
バスの中からも、既にたくさんの星が見えていました。
今回、星を観測するためにバスを降りた場所は、「日本最南端の碑」がある所でした。
ここは、昼間に訪れた場所です。
「星空観測タワー」で行う時もあるようです。
星空観測タワー⬇︎
昼間の時と違って、あたりは真っ暗でした。
けれど、上空は満天の星です!!
天の川もとっても美しく観えていました。
こんな美しい星空は、これまで観たことがありません。
何も遮るものが無いので、まるでプラネタリウムのようです。いえ、プラネタリウム以上です!
ガイドの元館長さんが、一人一人の写真を撮って下さいましたが、星がこんなにきれいに見えるのは、一か月に一度あるかないかくらいだそうです。
そして、星明かりだけで、うっすらと人影が見えることにも驚きでした。
星空と撮ってもらえて、最高です。
南十字星こそ、時期が少し遅くて見られませんでしたが、まさか観測ツアーが開催されるとは思っていなかっただけに、感慨ひとしおでした。
「日本最南端の碑」と星空のコラボ写真も⬇︎
その間、私も持参したデジカメ(星空モード)で星空撮影に挑戦していました。
そしたら、こんな凄いのが撮れてしまったのです!!
写真集なんかで見る天の川そのものじゃありませんかっ!
こんなのが撮れてしまって、自分でもびっくりしました。
いかに波照間島での星空が、異常なまでに美しいかがお分かりいただけるかと思います。
そのあと、一人一人に三つ折りのサマーベッドが手渡され、横になりながら、ガイドさんの宇宙や星についての説明を聴きました。
これなら、首が痛くなりませんね!
光って見える星には二種類があり、太陽の光を受けて光っているものと、自らが光っている恒星があると。
木星や土星は、太陽の光を受けて光っている惑星です。
赤く見える星は、さそり座のアンタレスです。
こと座の中で最も明るい恒星のベガは、七夕のおりひめ星としてよく知られています。
そして、わし座で最も明るい恒星のアルタイルは、彦星として知られています。
そして、ベガ・アルタイルは、白鳥座のデネブとともに夏の大三角形を形成しているのです。
流れ星もいくつか流れたのですが、流れ星は、宇宙のチリやゴミが地球の大氣に衝突・突入する時に燃えて起こる現象なので、流れ星じゃなくて「流れゴミ」だと元館長が仰っていました。
なので、「流れ星にお願いする」のは、「ゴミ」に祈ってる事になるんだと(笑)
元館長さんのお話は、とても分かりやすく勉強になりました。
もっとずっとずっと長く、いつまでも星を眺めていたかったです。
月は出ていないし風もなく、寒くも暑くもない絶好の観測びよりでした。
そして、ペンションへの帰り道に、たった一夜だけ咲いて、朝には散ってしまう儚い花「サガリバナ」を見ることが出来ました。
星空だけじゃなく、こんな貴重な花まで見れてラッキーでした。
そして、星空があまりにもきれいだったので、ペンションのベランダで例のアレをやってみる事にしました。
星空のタイムラプス撮影〜!
朝に、撮れた動画を見てみたら。。
UFOが一機、写ってましたー!!
こちらです⬇︎
分かりやすいように、3シーンに拡大・スロー編集しました。
一番最初に左端にシュッと写るのは、流れ星です。
波照間島に長く滞在していたら、もっと凄いのが撮れるかも知れませんね。
是非また行ってみたい島です。
本当に、朝から充実した1日でした。
あともう一回続きます。