遺伝子組み換え作物の危険性についてのこの記事を読んだ後は、おそらく再び遺伝子組み換え食品を食べようとは思わなくなるだろう
いくつかの動物実験では、遺伝子組み換え食品に関連した深刻な健康上のリスクが示されている。
その中には、不妊、免疫の異常、加齢の早まり、インスリンの抑制、主要な臓器や消化器系の変化などが含まれる。
また、妊娠中の女性と赤ちゃんに大きなリスクが見出された。
遺伝子を組み換えたエサを使った動物での実験では非常に恐ろしい結果が出た。
遺伝子組み換えの大豆をメスのラットに給餌すると、そのメスから生まれた赤ちゃんのほとんどは 3週間以内に死亡した。
遺伝子組み換えではない天然の大豆を与えた対照群の死亡率は 10%だった。
遺伝子組み換え大豆で育てられたラットの赤ちゃんは、サイズも小さく、そして、その後、不妊になりやすかった。
オスのラットに遺伝子組み換えの大豆を与えると、それらのラットの精巣は実際に色を変えた。
通常は、ラットの精巣はピンク色だが、それが濃い青となったのだ。
そして、遺伝子組み換え大豆を与えられた若いマウスは精子が変化した。
遺伝子組み換えのエサを与えられた親のマウスの胚でさえ、その DNA には有意な変化があった。
オーストリア政府の研究では、遺伝子組み換えされたトウモロコシを給餌されたマウスは、生まれる赤ちゃんの数が少なく、大きさも通常より小さかった。
遺伝子組み換え食品は、飼育動物の繁殖に問題を起こす。
インドのハリヤナ州での調査では、遺伝子組み換えの綿実を食べたバッファローの大部分が、早産、流産、不妊などの合併症を抱えていることが明らかとなった。
それにより、多くの子牛が死亡した。
アメリカでは、特定の遺伝子組み換えトウモロコシをブタにエサとして与えた後に、数千頭のブタが不妊となったことが農家の生産者から報告された。
牛と雄牛も同じトウモロコシを与えた後に不妊となった。
現在、4つの大企業が種子の市場を仮想的に独占しており、数十億ドル(数千億円)規模の産業となっている。
そのため、遺伝子組み換え食品に懸念は何もないことをアメリカ国民に納得させるために膨大な時間とエネルギーが費やされ、そして、遺伝子組み換えを支援するアメリカの政治家たちのキャンペーンにも多額の資金が注がれている。
しかし、遺伝子組み替え食品の影響が明確となってきた今では、多くのアメリカの医師たちが、遺伝子組み換えフリーの(遺伝子組み換え食品をとらない)食事療法を処方している。
ミシガン州の内科医で、アメリカ緊急医学アカデミーの役員であるエイミー・ディーン博士は、「疾患を持つ方々には、遺伝子組み換えをされていない食品を食べることを厳密に実行することを強く勧めています」と述べている。
オハイオ州のアレルギー専門医であるジョン・ボイルズ博士は、以下のように述べている。
「私は長く大豆アレルギーの検査をしていましたが、大豆は遺伝子組み換え技術で作られているため危険です。そのため、人々には大豆を絶対に食べないようにするように言っています」
世界的に有名な生物学者プシュパ・ミトラ・バルガヴァ博士は、遺伝子組み換え食品の研究をさらに前進させた。
600以上の科学誌を検証した後、バルガヴァ博士は、遺伝子組み換え作物(GMO)が、急激に悪化し続けるアメリカ人の健康状態の主要な原因であると結論を下した。
遺伝子を組み換えられたトウモロコシと綿花は、すべての細胞に、独自の内臓農薬を生産するように設計されている。
これは、作物を虫からの食害を防ぐためで、虫が植物を噛むと、組み込まれた細胞内の毒が虫の内部に入り殺すようになっている。
バイオテクノロジー企業は、有機農家などが自然の害虫駆除に Btと呼ばれる天敵微生物のバクテリアスプレーを使用しているため、土壌バクテリアのバチルス・チューリンゲンシスから製造された農薬 Bt は安全な使用の歴史を持っていると主張している。
遺伝子組み換えテクノロジーでは、トウモロコシと綿花に、このバクテリアから作られた農薬 Bt を遺伝子に注入することで、その作物は虫を駆除する。
しかし、遺伝子組み換え作物で生成される Bt の毒素は、天然の Bt スプレーよりも数千倍濃縮されており、つまり、より毒性が高くアレルゲンの性質を持つ。
そして、農薬としてのバクテリアのスプレーは、作物の表面を洗えば落とせるが、遺伝子組み換え作物の植物には、すべての細胞に挿入されているため、作物から排除することができない。
つまり「表面についた農薬なら洗い流せるけれど、細胞の中の農薬を排除することはできない」ということ。
遺伝子組み換え食品のヒトの摂取に関しての研究では、遺伝子組み換え食品の摂取において、何が最も危険な問題であるかを明らかにした。
遺伝子を組み換えられた大豆に挿入された遺伝子は、ヒトの腸内に住むバクテリアの遺伝子に移動して機能し続けることがわかったのだ。
これはつまり、遺伝子組み換え食品の摂取をやめてからでも、長い間、潜在的に有害な遺伝子組み換えタンパク質が体内に継続的に生成され続ける可能性があるということを意味する。
もっと簡潔に言うと、すべての細胞に 農薬 Bt が配合されているトウモロコシから作られたコーンチップを食べることは、その後の私たちの人生の長い期間、私たちの腸内細菌を「生きた農薬工場」に変える可能性があるということにもなる。
BT剤は、結晶性タンパク質が昆虫腸内のアルカリ性消化液で分解されると毒素になり、上皮細胞に作用、幼虫は卒倒病を起こして死ぬ。
なので、一般的に胃液が酸性である人間には無害といわれている。
しかし、Bt は、ヒトの腸内細菌の体内で生き続ける。
「細胞に埋め込まれた農薬 BT 」が使われている遺伝子組み換え作物は、トウモロコシ・ワタ・ジャガイモ。
【補足画像】遺伝子組み換えされている作物
(補足:という事は、農薬BTが使用されていて、1番日本に入ってきているものはトウモロコシとなります。)
◆ このままだと「遺伝子組換えでない」の表示がなくなる? なぜか分かりにくい、日本の遺伝子組換え表示より抜粋⬇︎
日本には、遺伝子組換え食品表示制度があり、認可されている8つの作物については、遺伝子組換えであれば「遺伝子組換え」と表示しなければならないことになっています。
当然、これらを原料とする加工食品や飼料にも表示すべきだと思うのですが、実際に表示が義務づけられているのは33の食品群のみです。
例えば、豆腐、納豆、味噌には表示義務がありますが、同じく大豆を原料とする食品であっても、しょうゆには表示義務がありません。
また、食用油や甘味料も対象外です。
さらに言えば、家畜のえさには表示義務がありませんし、遺伝子組換えのえさを食べて育った家畜の肉や卵・牛乳・乳製品などの畜産品も表示を免れています。