美内すずえさんからのメッセージ | misaのブログ

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遊びに来てくださって ありがとうございます!

漫画家美内すずえさんとは、昨年の12月8日、ちょうど彼の10回目の命日の日に、初めてお会いする事が出来ました。

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誰もが憧れの美内さんと実際にお会い出来て、とっても嬉しかったです。

まるで、彼からのプレゼントのように思えました。

その美内さんと、またお会いするチャンスがやって来たのです。

めっちゃテンション上がります!

そんな時ちょうど、Yahoo!ニュースに美内すずえさんの事が書かれた記事が出ました。

まだお読みになっていない方は是非!

さて、「ガラスの仮面」「アマテラス」の続編はいつ出るのでしょうか?

それについても書かれていますよ!⬇︎

Yahoo!ニュースより
「ガラスの仮面」の美内すずえさん スピリチュアルな体験から夫の介護までを語る

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大人気長編漫画『ガラスの仮面』の作者である美内すずえさんは、幼い頃から不思議な体験をすることが多かったといいます。

今回、そうした、超人的な力や、見えない世界をテーマに、やはりそれぞれの分野で「見えない力」と向き合う能、古武術、物理学の専門家と対談、一冊にまとめました。

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本の中では、『ガラスの仮面』の神秘的な創作秘話も披露。

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美内さんにとって「見えない力」とは何なのか、作品の今後の展望と併せてたっぷり聞きました。

――『見えない力』というタイトルのとおり、この対談集は人が持つ不思議な能力や超人的な力、見えない世界をテーマにされています。
対談のお相手はお能、古武術、物理学と、皆さんそれぞれ違う分野で活躍されている方たちですね。


どんなジャンルでもそうですが、その道を極めた方というのは、大きな意味でのスピリチュアルな力、奇跡的な力を持っていらっしゃることが多いんです。

企業のトップもしかり。

今回そういう一流の方たちと対談させていただくことで、そういう力が存在するということを皆さんに知ってもらえたらと思ったのです。

――美内さんご自身も、幼い頃からさまざまな不思議体験をされてきたとか。

そうなんです。

ただ、親に言うと怒られるため、あまり人前では言わないようにしていました。

でも、漫画家になってから「やっぱり違う世界というのはある。そういうことを一度きちんと描かないといけないんじゃないか」と考えるようになって。

そこで描いたのが、見えない世界、精神世界を題材にした『アマテラス』という作品です。

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『アマテラス』の連載がスタートしたのは1986年。

単行本が出るたびに描き下ろしを加えて、現在は4巻のところで止まっています。

続きを描きたいのですが、先に『ガラスの仮面』を描きなさいと言われていて(笑)。

そろそろ上手いことバランスをとりながら、両方とも描き進めたいなと思っています。

――どちらの作品も、たくさんの読者が続きを待っています。
ところで先生は、具体的にどのような不思議体験をされたのでしょう?


4歳の時に、肉体離脱をしたことがあります。

夜中に母と一緒に寝ていたら、私が引きつけを起こしたように「怖い、怖い!」と叫んでいるんですね。

そんな自分の姿や、母が「何が怖いの? 言うてみい!」と私に話しかけている姿も、すぐそばに立って見ていました。

それで部屋を出てフワフワ~ッと下の部屋に行ったら、今度は台所の一番端のお不動様を祀っている神棚のところで、父がうちわ太鼓をドンドン叩きながら「不動明王、不動明王」と唱えている。

私はそれも「お父ちゃん、何してんのかなあ?」と思いながら眺めていました。

翌朝「昨日お父ちゃん、うちわ太鼓叩いて何してたん?」と尋ねたところ、母に「お前があんまりうなされてるから、お父ちゃんが悪いもんでも憑いたんちゃうかってドンドンやってたんやないか!」と言われたんです。

他にも正夢を見るなどいろいろなことがありましたが、そのうち漫画に夢中になり、そんなことはあまり気にしないようになってしまいました。

漫画家になってからも、仕事部屋に8歳くらいの女の子の姿を、アシスタントさんや担当編集者たちが何度も目撃した、なんてこともありました。

でもまあ特に悪さをするわけでもないので、その後も何もしていませんが。(笑)

――家系的に、そういう力を持つ人が多いご家族だったのですか?

そうですね。

父もよく不思議な夢を見ていましたし、母もちょっと変わったところがあったように思います。

田舎に住んでいた母の両親も、神道系のおじいちゃんが、おまじないやらなんやらで村の人の不調を治していたとか。

おばあちゃんは仏教系の人で、こちらも村の人に頼まれて供養をしたりしていたそうです。

一方、美内の方のおじいちゃんは、熱心な真言宗の信者。

おばあちゃんの産後の肥立ちが悪い時には、高野山で御百度を踏んだり滝行をしたりして治したと言っていました。

なので、もともと信仰の下地はあったのだろうと思います。

――対談のなかに「壁一枚超える」という表現が出てきます。
これは具体的にどういう状況を指すのでしょう?


漫画を1本描き終えて、しばらくすると次の作品のアイディアの締め切りがやって来ます。

毎回喫茶店にこもって考えるのですが、浮かんでくるのは雑念ばかり。

ああでもない、こうでもないとノートに落書きをしている最中、「そういえばトイレットペーパーが切れていたな」とか「○○さんに連絡しなくちゃ」とか、いろいろなことが連鎖的に浮かんでくるわけです。

でも、ここでその雑念を遮ってはいけないんですね。

湧き出るにまかせて、2時間くらい出しっぱなしにしておく。

そうすると次第に頭の中がすっからかんになって、ついには雑念が出なくなる瞬間が来ます。

その時です、見えない壁の向こう側にドーンと入っていくような感覚になるのは。

私はそれを「壁一枚超える」と呼んでいるのです。

――雑念を止めず、出しきることが大切なんですね。
その壁を超えると、どんなことが起こるのですか?


壁の向こう側には雑念が一切ないので、無理に漫画のアイディアを考えなくても映像で浮かんできます。

サーッと物語の世界に入っていって、『ガラスの仮面』なら月影千草が勝手にセリフを喋り、北島マヤがそれを受けて動く。

そのあたりまでいけばもう安心です。

ウエイターさんが話しかけてきても、対応はするものの上の空(笑)。

現実世界に邪魔されることは一切ありません。

だからお腹も空かないし、トイレに行こうとも思わないし、寝たいとも思わない。

直前まで腰が痛い、腕が痛い、肩が凝ったなどと言っていても、全然気にならなくなります。

たぶん頭の中からドーパミンが大量に出て、そういうことを感じなくさせているんでしょうね。

――すごい集中力ですね! 
また、漫画を描くうえでセリフに困ったことは無いとも書かれていました。


本当のことを言うと、その壁一枚を超えるまでが大変なんです。

気がかりなことや心配事があると、なかなか壁まで行きつけません。

そういう状態までいけば、もうセリフに困ることはありませんね。

キャラクターが勝手に喋ってくれますから。

なかでも『ガラスの仮面』の黒沼龍三は、喋り過ぎて大変なんです。

でも、途中でメモするのをやめると流れが止まってしまうから、喋らせるだけ喋らせて、私は記録係に徹しています。

残念ながら漫画の本筋とは関係のない内容なので、最後に「ここからここまで全部カット」と削除。(笑)

――『ガラスの仮面』は40年以上続いている大長編漫画です。
読者はどんな結末になるのか楽しみにしていますが、終わり方はすでに決まっているのでしょうか?


頭の中ではもう結論は出ていますし、最終回の内容やページ構成、主人公がどんなことを喋るかも30年くらい前からすべて決まっています。

ただ、なかなかそこに行きつかないんですよ(笑)。


氣になる続きは、

朝日新聞 「好書好日」さんの記事へどうぞ!!

★★★★★★★★★★★★★★

「好書好日」のサイトのスタッフさん、皆んなが知りたかった事をよくぞインタビューして下さいました!

ありがとうございます。

やはり、美内すずえさんはただ者ではなかったのですね。

あちらの世界からの情報で漫画を描いていたとは!

て言うか書かされていた。。

だから、何十年たっても作品は少しも色褪せず、心に深く入ってくるわけです。

私の知り合いの方が、三人も何故かこの時期に「アマテラス」と出会い、ちょうど本を読み終えた所だと連絡がありました。

「アマテラス」は、今、皆んなの心に必要とされているのかも知れません。

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先生!是非続編をお願いいたします!

美内さんとの再会、楽しみですっ。