いよいよニュージーランドツアーもクライマックスです。
ワイタハの聖地の中でも、1番の見どころにやって参りました。
山の手前に、黒い岩が見えますか?
ここキャッスルヒルは、「ロード・オブ・ザ・リング」や「ナルニア国物語」、邦画「どろろ」などの映画のロケ地にもなった所だそうです。
期待が高まりますっ!
ところが、バスを降りようとした時、儀式用の白い服を着たままだった為、長い裾の中に靴が引っかかってしまったのです!
バランスを崩した私は、「わあーーー!!」と大声で叫びながら、勢いよく地面に顔から突っ込みました。
身体が制御不能なあの状況で出来た事は、叫ぶことと、倒れ込む寸前で顔を横に向ける事。
さすがに顔の真正面から大地にダイブしたら、鼻が大変な事になると思ったので。
そこだけ冷静に行動に移せた私はエライ?
大声で叫んでみたのは、転びそうになっている私を誰かが、かばっと受け止めてくれるかも知れないと考えたのですが、その思惑は見事に外れました。
私の前に歩いていた方々は、『壮大な景色に感動して、めっちゃ叫んでる人がいるなあ』と思っていたそうで、しばらくして振り返ったら地面に誰か倒れてた、と。。(涙)
ほっぺたも、白いダウンも、白い服も泥だらけになってしまいました。
泣き顔をパチリ⬇︎
そしたら、みどりしゃんと、かすみしゃんと、ユミしゃんたちが、タオルで私の顔を拭き拭きしてくれて、私がバスに戻って着替えている間に、ダウンの汚れを落としてくれていました(泣)
水道がないので、ペットボトルの水で洗っていてくれたのです。
本当にありがとうございました!!
あの時のご恩は一生忘れません!!
窮地の時は、人の温かさが心にしみますね。本当に有りがたかったです(泣)
キャッスルヒルと、いきなり熱い抱擁をしてしまいました。大歓迎ってヤツですか(笑)
さ、氣を取り直してのスタートです。
ここは、ニュージーランドで最もお勧めのボルダリングエリアなんだそうです。
私たちは、岩登りはしませんけどね。
白い石灰岩がゴロゴロところがっていました。
遠くに白い何かが見えます⬇︎
誰かが作った雪だるまでした!
ホントに大きな岩だらけです。
どうやらここが、キャッスルヒルの中心部のようです⬇︎
マオリの人々からキャッスルヒルは、Kura Tawhiti (遠くからの宝)と呼ばれているんだそうです。
最初にこの地を見つけたのはワイタハ族の方々であり、だからワイタハの聖地として、とても大事にされているのです。
ヒデさんが、あんな高い所に!
と思ったら、こっちにも岩に登っている人がっ⬇︎
後ろに白い龍さん⬇︎
上空にも龍さん⬇︎
UFO雲も⬇︎
飛んでいるのは虹色のバルタン星人?フォッフォッフォッ。。古い?⬇︎
3歳のハルちゃんが、淳子さんの匂いを嗅いでいます⬇︎
こんな感じで皆んなの服の匂いを嗅いだ後、ハルちゃんが必ず言う言葉があります。
「くさっ!」(関西弁で 笑)
これはハルちゃんの愛情表現なんだそうです。毎度笑わせて頂きました。
さ、そろそろバスに戻りましょう。
私は、こちらの元来た、なだらかなルートを帰るつもりでした。
え、え、え!?
こっち行くの?
こちらのルートの方が近道だからって、すごく急坂すぎないですか?
皆んな、頑張りました。
雄大な大自然の中で、素晴らしい時を過ごせました。
不思議な形の岩だらけで、人間が作った建造物が何もないんですから、映画のロケ地に使われるのがよく分かりました。
私たちの氣分も、古代にタイムスリップした来たような感じ。
その後、バスはクライストチャーチに向けて走ります。
いきなりの現実世界へ。久しぶりの都会に戻るのでありました。
続く。。
年をまたいでしまったニュージーランド旅行記も、ようやくあと一回で終わりになりそうです。
もう少しお付き合い下さいね。