猛暑なのに、節電しなくていい理由 | misaのブログ

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今年は、記録的な猛暑なのに「電力が足りない。節電して下さい!」と言われていないばかりか、熱中症予防の為に夜中もタイマーで切らないで、ひと晩じゅう冷房をかけていて下さいと言われています。

あれほど「電力が足りないから、原発を再稼働しなくては!節電、節電!」と数年前まで言っていたのに、なぜ今年は、安倍政府や電力会社は「電力が足りません!」と騒がないのでしょう?

先日、冷房が故障した病室で高齢者の方数名が相次ぎ熱中症でお亡くなりになりました。

今や、電氣のあるなしが人の命にさえ関わっているのです。

そのニュースを聴いた母が、さっそく父親に「私も朝から冷房つけてくれないと死んじゃうからね。」と脅してました(汗)

父親は、室温がかなり高くならないと、リビングの冷房のスイッチを入れないからです。

一方、冷房のない小中学校では、気温が高い時は休校になるとのニュースも流れていました。

なので、学校でも次々とクーラー設置の動きです。

それでも、電氣は足りています。

私は、この夏もまだ冷房つけてなくて、扇風機で乗り切って来たので、電力節約にかなり貢献してると思ってますが。。(笑)

福島の原発事故から数年間は、耳が痛くなるほど、「節電、節電」と言われて来たのに、今の状況はウソのようです。

それには、とある理由があるようです。

★菅直人氏のブログより
太陽光発電が猛暑の電力不足を救う

前代未聞の猛暑が続く日本列島ですが、電力不足は生じていません。

福島原発事故以前から、クーラーを多用する真夏の昼間が電力消費のピークとなり、電力供給量と消費量の差が小さくなって一時的な電力不足が生じていました。

なぜ前代未聞の猛暑なのに電力不足が生じないのでしょうか。

それは太陽光発電が普及したからです。

福島原発事故以降日本では太陽光発電が急速に拡大し、現在は電力供給の約5%を占めています。

当初電力会社は太陽が照っている時しか発電しない太陽光発電を「不安定」と毛嫌いしていました。

しかし年間で電力消費がピークになるのはクーラーを最も使う晴天の真夏の昼間ですが、その同じ晴天の真夏の昼間に発電量がピークになるのが太陽光発電です。

従来電力会社が「邪魔者扱い」してきた太陽光発電が電力不足を防いでいるのです。

電力は何時の時点でも消費量に発電量を一致させなくてはなりません。

福島原発事故以前から、電力会社は原発を「ベースロード電源」と称して、電力消費の少ない深夜にまで昼間と同じレベルで発電を継続していました。

ヨーロッパの多くの国では早くから発電量が大きく変動する太陽光や風力など再エネ発電を優先的に消費に回し、不足分を火力発電などで補うというやり方をしてきました。

日本では現在原発の発電量は全体の2%程度です。

原発ゼロでも必要な電力は拡大する再エネ発電で十分カバーできます。

来年の参院選は原発ゼロか原発継続かが最大の争点の一つになります。

残念ながら国民民主党は立憲民主党などが提案した「原発ゼロ基本法」に提案者としては参加してもらえませんでした。

その背景には連合が原発容認の電力総連などに引っ張られているからです。

電力総連や原発製造にかかわる企業の労働組合を除けば、「可能なら原発ゼロが望ましい」と連合関係者の多くは言われています。

連合が原発ゼロ基本法に賛同し、原発ゼロを実現する場合にも電力関連の雇用は守るということで各党と合意することになれば、野党間の政策上の最大の相違は解消します。

原発ゼロを願っているのは小泉元総理をはじめ与野党を超えた広範な国民、市民です。

原発推進の姿勢を変えない安倍政権に対し、野党がこうした国民、市民と「原発ゼロ基本法」実現でまとまれば、来年の参院選で参院における与野党逆転の展望が見えてきます。

<転載終わり>

太陽光発電が頑張ってくれていたのですね。

この猛暑に、電力が足りているってありがたい事です。

だけど、政府や電力会社は、原発がいらない事を国民に知られては困るので、そんな話はいっさい表に出しません。

そして、リニア新幹線が走るようになれば、沢山の電力が必要となるので、また、原発再稼動と叫ぶようになるのです。

これからは、原発に代わる再生可能エネルギーがどんどん普及していくといいですね。