続きです。
私は厳島神社の風景が、何故か懐かしいのです。
それが何故なのかは分かりません。。
厳島神社に向かうフェリーより↓
台風18号の影響で、かなりの雨が降っていました。
宮島に着いて、あの大鳥居を見るだけで感激です。
ここよ、ここ。この美しい朱塗りの廻廊が見たかったのです。
雨の日でもこちらなら濡れないで廻る事が出来ます。
干潮の時は、ここに「鏡の池」が現れるそうです。
そんな言われたら見たくなります。
で、調べてみました。こんなお池でした↓
真水が湧き出ているそうで、干上がった事がないそうです。へえ〜!
だけど、この日はお昼過ぎが満潮のピークで、皆さんもこんなに潮が満ちているのは見た事がないと言うくらいでした。
あ〜満足!この廻廊が見れただけで幸せでした。
でも、Nさんは私を空海さんゆかりの弥山に連れて行きたかったのです。
巨石が沢山あるそうです。
ところが、その日はロープウェイが運休になっていたのです。
皆さん、残念がることしきり。
でも、実は私、廻廊を歩いていて氣になるものを見つけていたのでした。
それが、この多宝塔。だって高野山にあるものと同じ感じなんですもの。
ちょうど、大元神社に向かう途中にあるので行ってもらう事にしました。
厳島神社に来て、この多宝塔が見たいと言う人は滅多にいないと思われます。
階段を結構登った場所にあるし、樹木が生い茂っている事からも、それが分かりました。
見えましぇ〜ん(汗)
Nさんが、裏手に回り込んで撮影して下さいました。
空海さんの真言宗系の多宝塔だと思いました。
高野山とのつながりを感じ、嬉しくなりました。
階段の下に残っていた方々によると、私たちが登り切った頃に、物凄い疾風が通り抜けたそうです。
氣がつけば、あんなに降っていた雨がいつの間にか止んでいました。
そこから今度は、国常立命を祀る「大元神社」に移り、そちらで正式参拝を行い光の御柱を立てあげさせて頂きました。
参拝を終えてすぐ、予期せぬことが起こったのです。
午後の何便かを残し、フェリーが欠航になるとアナウンスされているのです。
おそらく、ロープウェイが通っていて弥山に登っていたら帰れなくなっていたでしょう。
宮島は見どころが沢山あり、せっかく厳島神社に来たのに、こんな早く帰されるなんて、あり得ないと皆んなは思っていたようです。
龍神さま
だけど、私の心はもう充分満足していました。
多宝塔も観れたし。(そこかい!)
何だか高野山と宮島は、そこだけでひとつの町が形成されており、神仏も共存していて、とても似た場所だなと感じていました。
その事が分かっただけでも来た甲斐がありました。
更に、「揚げもみじ」というもみじ饅頭を揚げたものを初めて食べたのですが、めちゃくちゃ美味しかったんです。
本当に、厳島神社に来れて良かったです。
だけど、考えてみたら変なんです。
雨も止んで、空も明るくなって来てるんです。
それなのに欠航になるんですか?あれほど土砂降りだった朝なら分かるけど。
でも。。。これは上からのメッセージなんだと氣づきました。
私たちを早く帰すことにした意味。。
厳島神社の他に、まだ行かなくてはならない場所があるって事ですよね。
雨を強く降らせてロープウェイを運休にさせたのも、今回はここじゃないって事ですよね。
私も、不思議な旅を何日も続けているうちに、お陰様でだんだんと仕組まれている段取りが分かって来るようになりました(笑)
だけど、行かなくてはならない場所ってどこだろう?
フェリーに乗っている間に、広島に詳しいNさんがあちこち探して下さいました。
けれど、なかなか思い当たらない。
ところが、誰もが納得出来る場所があったのです!!
それは。。。
続きは、本日12時にアップしますので、お楽しみに。