理由は大したことではないのだが、
中々許すことができず、その日1日中相方を無視。
寝たら気持ちも切り替えられるかな、と思ったが、
次の日も微妙に引きずっていた。
朝の挨拶もそっけなくし、
モヤモヤを発散するべく私は一人ジムへと向かった。
家に帰ったのはお昼頃。
しかし相方の姿がない。
天気も良いし、散歩にでも行ったのか…。
そうして5分ほど経ったころに、相方は帰ってきた。
「ろびまろちゃん、ろびまろちゃん…」
そう呼ばれて無言で振り返ると、相方は白いバラの花が一輪ついた大きな包み紙を持っていた。
まだ苛々していた私の顔は眉間にシワが寄っていたが、
その包み紙を見た瞬間に思わず、口元がニヤっとしてしまった。
相方は言った。
私がそんなものに釣られるとでも…？
「まぁ、今度から気をつけな。」
はい、すぐに釣られましたとも。
こうして私達は仲直りしたのであった。
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包み紙の中は薔薇とカスミソウでした。
フランスパンと一緒に食べました。
ディナーのセッティング（ただ皿とグラスを置いただけ）。
相方のグラスをよく見ると、もう既にワインを飲んだ跡が（黄色い矢印）。
先に一人で乾杯したようだ。
ディナーはちょっと豪華目に牛ステーキ。
そしてパンナコッタ。
全て相方の手作りです。
私から相方へは、特に何も渡してません
いいんです、いいんです。
今日はハンバーグを作るんですから。
たまにスイーツも作っているしね、
それを美味しい美味しいと食べてくれているし、
もうそれで十分でしょう。
おほほほほほほほ
