『末代皇妃~紫禁城の落日』を見ました(去年!) | 山楂(さんざし)の華流な日々

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視聴したドラマの記録は、前は何となくメモしてたのを、ブログを始めてからはこっちで記録したらいいやと思っていると、見終わったのに書いてないのがいつの間にか溜まってしまう💦

このドラマは、ブログを始めてわりと早い時期によくコメントなどくださっていた年配の男性(と思われる)がブログで紹介されていたのをきっかけに、私も映画『ラストエンペラー』はもちろん、ドラマや小説の『蒼穹の昴』シリーズやドラマ『月に咲く花の如く』などこの時代を描いたものがわりと好きなので、かなり古いけど(そしてかなり前に日本でも放送されていたらしいけど)視聴したものです。

 

 

一度、見ていることを記事にしてます。

 

物語が、あっという間に紫禁城を出てしまって退屈になり、時々長い中断をはさみながら時々見て、を繰り返し・・・去年の6月に視聴終了。さらには実在の人物が主人公なので、史実との違いなど気になり、どこまでがどうなのかなぁと調べたり止まったりしてるうちに感想記事を書かないまま1年も経過💦

私の知るお話は浅田次郎の小説『天子蒙塵』(『蒼穹の昴』シリーズの続き)とか溥儀の『わが半生』とかなので、『天子蒙塵』には文绣の語りもちょっと出てくるけど、やっぱり彼女自身のその後の物語をあまり知らないから・・・でもこんなにモテモテで、次々に求婚されてはその相手が死ぬという展開は、さすがにものすごいフィクションなんじゃないだろうか。

 

離婚後は、再婚禁止の約束に縛られたり、離婚のときにもらった財産狙いで近づく人がいたり、学校の先生としての仕事をしていても元・皇妃であることが暴露されて働けなくなったり、と色々な苦労があったのは史実のようで、最終的には再婚したけど極貧となって10㎡の部屋に夫婦二人暮らし、44歳の時にその部屋で心筋梗塞により亡くなったそうです(中国wiki)。

 

ドラマではその晩年までは描かれてなくて、周りの人たちがすごく不幸になったり死んだりと片付けられていった上に、かなり唐突に終了。題材はよいけど、ちょっと狙いがあいまいなドラマだったような。どうせ地味ならもっと現実的な作りにした方がよかったのでは?

古いドラマなので映像がいまいち、そして画面が暗い、音楽もクラシックで地味、主人公の相手役に出てくる男性がどれもこれも全く私のタイプではない、などなどパッとしない要素も多く、振り返るとなぜ休み休みでも完走したのか不思議でもある。

主人公の美しさと、かわいい親友役の刘涛(リウ・タオ)のおかげかな。その二人の関係も男性問題で危うくなるのでハラハラしたけど💦

 

↑一番右が、若き刘涛(リウ・タオ)。

蒋勤勤(ジャン・チンチン)は、この写真だとなんだか山口百恵っぽい。

 

 

 

ドラマを紹介してくれた年配男性のブログは、もうだいぶ前に閉鎖されていて、現在どうされているのかは不明です。どんな人が見てるかよくわからない時期の私のブログに、ちょくちょく面白いコメントをくださっていたのが懐かしい。お元気だといいな。