『封神演義』(2019)① | 山楂(さんざし)の華流な日々

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まだ見ていなかった邓伦(ダン・ルン)出演ドラマを見る日々が続いています。

今は、『封神演義』(日本未上陸)を見ています。

2019年4月8日~の放送だけど、2015年3月~8月撮影だから、若い!

当初2019年6月15日まで全65話で放送されるはずが、新政策の都合で(?!)6月3日の朝に突然「残り12話を2話に編集して最終回として本日放送」と発表されたけど、結局それも放送されずに別のドラマが始まった(このドラマは中国では「下架」された:消された)という、いわくつき。

何も知らずに見始めたけど、私が見ているのは最後どうなっているのか…心配。

 

 

 主演は、罗晋(ルオ・ジン。『王女未央』の男主人公で、実際に未央役の唐嫣/ティファニー・タンの夫。)と王丽坤(ワン・リークン。私は見てないけど『美人心計』に出てるらしい。『上新了・故宮』のゲスト出演あり。)なので、なかなか出てこないのかな、と思ってたら、意外にも1話目から登場!

 

若い邓伦が狐の妖怪(狐狸精)って、もう、似合いすぎる。

妖怪っぽくしてるときはビジュアル系みたいなメイク、人間っぽくしてる時は少し鳳凰っぽい?

『楚乔传/楚喬伝〜いばらに咲く花』の時に近い雰囲気もあり。

すごく若見えだけど、何万年も生きていて強めの妖怪(九尾狐の妖王)らしいです。

 

オープニング映像に出てくる妖怪姿は、まるでビジュアル系バンドのボーカル(風もビュービュー吹いてます。)。

 

 

『封神演義』は、もともと中国で明の時代にできた神怪小説で、繰り返し映画化・ドラマ化もされていて、日本でも小説、漫画、アニメ、ゲームになっている、わりと知られたお話のようです。

私は、中国古典のさわりを紹介した『あらすじでわかる中国古典「超」入門』という本で、あらすじを読んだことがある程度だったのですが。

 

で、日本にはどんな作品が上陸していたのか、調べてみたら、范冰冰(ファン・ビンビン)主演の映画(2016年公開。日本公開は2017年の『封神伝奇 バトル・オブ・ゴッド』:ノーマークだったけどキャストがすごい!)やドラマ(『封神演義』中国では2006年放送、日本では2009年DVD発売)が!

よりによって、脱税で封殺された范冰冰…。ドラマでも映画でも女性主人公を演じていたとは。

ほかにも中国・台湾でも何回も映画化・ドラマ化されている(日本には、林心如(ルビー・リン)主演の『封神演義~復讐の妲己』も上陸。)のですが、5話で放送禁止になったものもあったらしい。

このドラマも、放送中止→「下架」だし。。。

おまけに、何気なく見やすい(何かしながらでも見られる=ハマりはしないけど、見るのが苦痛でもなく、それなりにおもしろい。)ドラマなのに、豆瓣の評価も低く、総合3.3(10段階評価)で65%以上の人が☆1にしていて、辛口コメントどっさり・・・かなり評判が悪いドラマです。(比較的、私と感覚が合う电视猫での評価は10段階評価で7.8)

 

放送中止が相次ぐとか、脱税封殺が相次ぐとか、そうとう縁起が悪いドラマかもしれない。

ネタがネタだけに、呪いか…

 

今のところ、出てくる邓伦は、かわいいか、カッコいいか、美しいし、声も本人だし、演技もちゃんとしています。

一応ストーリーも気になるので視聴継続しますが、ドラマ紹介映像などには、邓伦のとんでもない妖怪顔(目が青くて牙が出てるお化け顔)もあるので、後半見たくなくなるようなことになるのでしょうか。

とんでもない死に方をしそうな予感も・・・ちょっと心配ですが、引き続き鑑賞していきたいと思います。